爬虫類の販売店が集う国内最大の爬虫類展覧会「レプタイルショー」。ヘビやトカゲを飼いたい人は是非行ってみよう!

2021年4月17日ペット飼育ペット飼育,爬虫類

昨今ではヘビやトカゲといった爬虫類をペットとして飼う人が増えてます。

しかし「爬虫類を飼いたい!」といっても、よほどの都会でもないとペットショップすら無いのが現状です。

通販では実物を見れないので不安な人もいるでしょう。

そこで紹介したいのが100種類以上の爬虫類を見れる「レプタイルショー」です。

レプタイルショーでは数多くの爬虫類店が出店し、多種多様な爬虫類を販売しています。

「フトアゴヒゲトカゲ」や「コーンスネーク」などのメジャーな爬虫類から、「ワニトカゲ」といった珍しい品種まで。

最近ではフクロウなどの猛禽類や、モモンガなどのげっ歯類も見かけます。

多種多様な爬虫類を飼いたい・見てみたい人は是非行ってみましょう。

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レプタイルショーとは?

全国の爬虫類専門店が集まる大規模即売会、それがレプタイルショーです。

毎年東京都・北海道(札幌市)・静岡県(静岡市)で開催されています。

もっぱら静岡のツインメッセ静岡での開催がメインで、毎年夏・冬の2回。

東京は春に1回、北海道は夏に1回の開催頻度で開催しています。

・珍しい爬虫類もいる
・実際に触れる
・店頭価格より値引き
・餌やケージなどの備品も販売

レプタイルショーには以上のような特徴があり、簡単に爬虫類探しができます。

「爬虫類専門」と銘打っている通り、メジャーな種類からかなりコアな種類の爬虫類を購入することができます。

そのため販売店をネット上で探すよりも簡単に爬虫類を探せます。

現物を手に取って・見て購入を検討できるのも大きなメリットで、ネット上で購入するよりもリスクは少ないです。

オマケに少々値引きもされるので、複数の爬虫類を購入したい人は出費も抑えられます。

ケージや餌といった飼育に必要なものも販売しており、購入した爬虫類に合ったものも同時に見て揃えることもできます。

各時期の休日の2日間開催しているので、多少時間の融通も利きます。

「近所の店舗を探すのが面倒」「飼いたい爬虫類が見つからない」「実際に見て判断したい」なんて人は一度は訪れてみるといいでしょう。

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入場の仕方

レプタイルショーはチケットを購入した人が入場できるシステムです。

開催が近づくとコンビニなどで購入できるようになります。

大人:1200円
子供:600円

このように家族でも入りやすい値段設定になっています。

現地でもチケットを購入できるので、購入し忘れたり購入する時間が無い人で大丈夫です。

ただ現地購入だと料金が少し割り増し・入場するのに時間がかかると、少々デメリットがあります。

あらかじめチケットを購入しておくのをオススメします。

入場の際に再入場可能になるものを貰えるので、当日なら何度でも再入場できる仕組みになってます。

展示しているもの

展示している爬虫類は

・トカゲ
・ヘビ
・亀

と3種類ですが、多様で細かく種類を取り揃えているので大量の爬虫類が展示されます。

日本に生息しているもの・そこら辺のペットショップでも扱っている種類もあります。

が、圧倒的に海外に生息している種類のほうが多いです。

トカゲなら「ヒョウモントカゲモドキ」といった小型な種類から「オオトカゲ」などの大型のトカゲ。

「ワニトカゲ」といったレアな種類も

ヘビならポールパイソン(ポールニシキヘビ)といった小型のニシキヘビといったものも。

これらの種類の幼体を販売していることも多く、自分で大きく育てていく実感も味わえます。

それ以外にも

・両生類(カエルetc)
・猛禽類(フクロウ)
・げっ歯類(ハリネズミ・モモンガetc)
・リスザル
・蜘蛛
・アリ

といった動物・虫も扱っているため、まさしく動物園染みてきています。

まあ数店舗くらいなので、そこまで種類や数が多いわけではありませんが、気になる人は寄ってみるのもいいでしょう。

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実際に手に取ったりできる

レプタイルショーでは、かなり大型の爬虫類でもなければ購入前に実際に手に乗せたりすることもできます

もちろん種類によっては断られることもありますが、そうでなくてもカゴ越しに数センチくらい近くで見ることができます。

爬虫類にとっては窮屈に感じるでしょうが、小型の爬虫類なら小さなカゴに入れられて販売されています。

そのため自分の手で選んで目の前に持ってくることが可能です。

ネット上の写真などではわからない現物感を存分に味わえるので、判断材料としてはかなりのものがあります。

店員さんに尋ねればエサや環境といった必要なものも教えてくれるので、安心して飼育に臨めます。

このようなことから爬虫類飼育の初心者でも購入から飼育までの敷居が低いです。

値段

販売している爬虫類の種類にもよりますが、1~2万円もあればメジャーなものからワンランク上あたりの個体は購入できます

フトアゴヒゲトカゲといったメジャーなものなら3000円くらいで販売していることも。

オマケに同じ種類の個体を複数販売してることも多く、自分の気に入った個体を選んで購入できます。

即売会や多くの人に見てもらえるということもあり、ペットショップで購入するより割安になりやすいのも特徴です。

オス・メスのセットになっていると、1匹ごとに購入するよりも安くなります。

自宅で多くの爬虫類を飼いたい人にとっては、安く揃えられる絶好の機会といえるでしょう。

エサやケージも

ケージやエサも販売しているため、即日で爬虫類の飼育に必要なものを揃えられます

30cmくらいの小型のケースから、1mを超える爬虫類でも飼育できる大型のケースまで販売しています。

エサとしてコオロギなどの活餌や、各爬虫類の食性に合わせた人工フードも。

他にも多種多様な床材・爬虫類が隠れる家・暖房グッズ・コオロギなどでも入れられる特殊なエサ箱など。

爬虫類の飼育に必要なものは一式揃えられます。

中にはアクアリウムのように仕上げられるグッズもあるため、かなり凝った飼育法を取ることもできます。

特にケースなどは爬虫類同様に実際に見てみないと実感が沸かないため、こうしたものを直接見れるのもメリットです。

ただ、車で来ている人でもなければ大きいケージなどは郵送になってしまうので、あらかじめ計画立てて購入しましょう。

特別ゲストも

特殊な爬虫類

特設されたコーナーでは家では買えないような大型の爬虫類が展示されていたりもします。

2017年では展示品かと思っていた「ウミガメ」が販売されていたことで物議をかもしたりもしましたが…。

それは置いておくとしても、その年によってはワニや大型のヘビなどと触れ合えるコーナーがあったりもします。

特にワニなんて動物園でも触れ合える機会は少ないので、チャンスがあれば是非触ってみたいところです。

芸能人

芸能人を呼んでのトークショーなども開催しています。

それなり以上に名の知られている人が来るので、爬虫類を見るのに疲れたりしたときの足休め中にも楽しめます。

ただ午後になってからのことが多いので、10:00から入場可能な静岡レプタイルショーだと時間が合わないこともあるのでご注意を。

ワニ肉

ゲストというわけじゃありませんが、結構「ワニ肉」を売っているのを見ます。

店舗にデカデカとバカでかい肉の塊が鎮座しているのでわかりやすいです。

味としては「鶏」や「豚」に似ており、ワニから想像するよりあっさりした味…らしいです。

何分手持ちが爬虫類用でいっぱいいっぱいだったり、食べるタイミングが合わなかったりと機会がなかったので…。

トークショーなどを見ていく人は、トークを聞きながら口にしてみるのもいいかと思います。

購入の際に注意すべきこと

爬虫類を購入する前に必ず自分で飼いきれるか考えましょう

あまりにも珍しかったり普段見ない爬虫類が多いため、気が逸って衝動買いしてしまう可能性もあります。

30cmくらいのトカゲが成長すると2mくらいになるオオトカゲだった、なんてことも起きえます。

そのため、購入前の爬虫類の特徴の確認は重要です。

他にも大半の爬虫類の飼育には暖房器具が必要になるので、光熱費などの兼ね合いも必要になります。

大抵の爬虫類は軽く10年以上生き、長いと数十年も寿命があったりするので、長い付き合いを覚悟しておくべきです。

フトアゴヒゲトカゲといった中型のトカゲだと10年。

ポールパイソンといったヘビ類なら短くても20年以上。

日本にいるクサガメでも30年以上の寿命があります。

「生き物を飼う」ということは最後まで責任もって管理する必要があります。

決して軽い気持ちで購入しないよう注意しておいてください。

最後に個人的な話を

どのようにレプタイルショーのことを知ったのかはもうおぼろげですが、今も当時(10年以上前)に購入したトカゲを飼ってます。

これです。

「オニプレートトカゲ」なんて恐竜みたいな中型のトカゲ。

「段ボールでも飼える」なんて店員にいわれたほどしぶとい(?)トカゲです。

しかし初心者でも飼えそうなのに、なかなかショップでお目にかからないという不思議。

近所に爬虫類専門店がある人でも、ここでしか出会えない爬虫類がいることもあるので、一度は足を運んでみましょう。

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