不眠症・寝つきが悪いのは“電磁波“が原因かも。電磁波を出す家電製品と対処法
私は不眠症の気があります。
寝つきが悪く、布団に入っても数十分くらいしないと寝られません。
そのため少々寝不足気味の日も多いです。
あるときから寝つきが悪くなるどころか、頭痛までし始めたことがありました。
色々調べた結果その原因は「電磁波」。
今回はどういった影響を電磁波から受けて、不眠症が悪化したのか。
その解決方法も併せて紹介します。
頭痛の原因
原因は無線ルータなどの電波
頭痛がし始めたのは新しい無線ルータに変えた頃からでした。
無線ルータはWi-Fiに代表される無線LANの機器。
LANケーブルを使わずパソコンをインターネットに接続できます。
その無線ルータですが、接続のための大量のデータを電波として放出しています。
その放出された電波が影響して寝つきが悪くなります。
酷いと頭痛まで併発するようにも。
なぜ電波で頭痛がする?
電波が多いと脳の働きに干渉しやすくなります。
人だけでなくあらゆる動物が行動するとき、「脳波」という電気信号を発して身体を動かしています。
電波も脳波と同じく微弱な電気信号です。
このため電波が多いと脳波に交じってしまい、脳が混乱することがあります。
この脳が混乱している状態が頭痛として表面化します。
電波の量が多いだと突如として頭痛が出てくることも。
少量の電波でも、神経過敏症や神経質な人は特に影響を受けやすいそうです。
「電磁波」と「電波」の関係
電波は電磁波の一種で、「空間の電場と磁場の変化によって形成される波」のことです。
「赤外線」や「紫外線」も電磁波の一種として数えられています。
電磁波は紫外線のような「太陽光」から、X線のような「放射線」と幅広く定義されています。
電波はその電磁波の内、周波数が低い通信などで使えるものが一般的です。
…少々分かりづらいですか?
まあ、この記事内での電波の扱いは電化製品が発する電気信号とでも覚えてください。
どこから電磁波が出てる?
電化製品全般から出てる
電磁波は電気を使っているものならどんなものからでも出ます。
量の多寡はあれど、ライトや冷蔵庫・テレビといった電化製品からも出ています。
特に電磁波を出すのが冒頭で述べた通り無線ルータのような電波を発信する機器です。
次点でライト・テレビ・パソコンのディスプレイなどです。
通常の電化製品ではゴムの配線カバーなどで電気が閉じ込められています。
そんなに電磁波は出ません。
しかしライトやディスプレイなど直接電気が通っている・カバーが無い部分は電磁波を遮断できません。
そのため他の電化製品よりは発する電磁波の量が多い傾向にあります。
それでもそれほど気にする量ではないので、大抵の人は気にしなくてもいいでしょう。
しかし電波を発する(バラ撒く)前提のものは周囲への影響が多くなります。
無線ルータのようなものはパソコンなどの受信機器に情報を受け取ってもらうため大量の電波を放出します。
大量に電波が出るのでその分脳や脳波に干渉しやすくなります。
その結果、脳が電波で混乱してしまい頭痛が起きることになります。
スマホなどの受信機は少ない
スマホなどの電波を「受信する」機器はそこまで電波を発しません。
こういった受信機は拡散している電波を拾って送受信しています。
例えるなら、無線ルータがは100人に電波を受けとってもらうよう100本の電波を出します。
しかしスマホなどはその内の1本を送受信するだけです。
電波の量が少ないので影響も少なく、受信機器が原因の頭痛などは起きにくいです。
ただ神経過敏の人はそういった少量の電波でも頭痛を引き起こしたりするそうです。
もしスマホなどを枕元に置いて寝つきが悪いようなら、スマホを離れた場所に置いてから寝るようにしましょう。
解決策
無線ルータにケースなどを被せる
無線ルータにケースを被せると電波が拡散するのを阻害できます。
無線ルータの周囲は特に電波が多いので、電波が拡散するのを防げば影響は少なくなります。
ただ電波は物体などを透過しやすいです。
壁を数枚隔ててもインターネットに接続できることから分かるように完全には防げません。
あくまで電波の「拡散を抑える」「出鼻をくじく」くらいの効果だと思いましょう。
アルミホイルを使う
ケースを被せるように無線ルータにアルミホイルを被せましょう。
金属は電波をよく遮断してくれます。
「悪い電波を防ぐため、頭にアルミホイルを巻く」という人を見た人いるでしょうか?
見た目はともかく、あれは「電波を防ぐ」という点では正しいです。
安物のアルミホイルでも電波の遮断率は高いため、電波の拡散をかなり抑えてくれます。
ただ電波を遮断するということは無線でインターネットに接続しにくくなります。
日頃から無線でインターネットと接続しているなら、使い勝手は悪くなります。
接続できても途中で回線が切れる、等。
気になるなら、無線ルータと頭の間にアルミホイルで壁をつくってみましょう。
無線ルータから距離を取る
単純ですが電波の発信源から遠ざかれば影響も少なくなります。
電波は発信されると周囲に拡散していきます。
そのため距離が遠ければ脳が受信(?)する電波の量も少なくなります。
最低限1~2mくらいは頭を離せばかなり電波は少なく(弱まり)ます。
私の場合は、寝ているすぐ近くに無線ルータがあり(頭との距離僅か20cm!)、その分電波の量も多かったのだと思います。
寝ている姿勢を逆にしたら頭痛が起きることもなくなりました。
心なしか寝つきもよくなった気も。
無線ルータの場所を動かせないときは、身体の向きを変えて距離を取りましょう。
頭と足の位置を逆にする、等の対処があります。
最後に
以上で私が体験した電波による不眠症と、その解決法の紹介を終わります。
神経過敏と診断されなくとも神経質な人でも電波に影響を受ける人は多いそうです。
普段から寝つきが悪い人は一度周囲に電波を大量に発するものがないか確かめてみましょう。