ブログ初心者が記事を書くのに慣れたら始めたいこと一覧。初めの数か月は何をすればいいか
ブログを始めてする人でも、1~2ヶ月もすればブログに少しづつ慣れてくると思います。
以前にブログを始めた直後にしたほうがいいことを書きましたが、今回はブログを始めて10~20記事書くくらいになったらやりたいことを紹介したいと思います。
私自身「もっと早くにやってればよかった…」と思えることも紹介します。
0記事~10記事
ブログを始めたばかりの頃はとにかく「記事を書く」ことに重点を置いて行動しましょう。
とりあえずの目安として、まずは10記事くらいまで書くことを目指しましょう。
記事を書くことに慣れる
10記事くらい記事を書く間に、記事を書くことに慣れましょう。
まずは記事の構成や文章の考え方を模索して、自分なりの記事の書き方を覚えましょう。
この間はそれなりの出来でもいいので、とにかく記事を書くことに慣れることが重要です。
文字数は最低でも2000くらい
記事を書くことに慣れるのにも関わりますが、1記事2000文字くらいは書けるようになりましょう。
記事の評価で大事なものの一つが文字数です。
あまりにも文字数が少ないと「価値が低い」と判断されて、SEO(ブログの検索)の評価も低くなることが多いそうです。
よほど価値のある・よく読まれる内容でもない限り、内容量はそのまま評価につながります。
ブログをし始めた頃でも出来ることなので、検索エンジンに引っ掛かりやすい記事を書いていくためにも、最初の頃に文字数が多い記事の書き方を覚えましょう。
期間を空けずに記事を書く
記事の更新頻度を短くすることを目指して、記事を書いてみましょう。
これは10記事書くまでではなく、これからも続けていきたいことです。
理想としては毎日記事をブログにアップするのがいいのでしょうが、ブログを始めたばかりの人はキツイと思います。
できれば一週間に一度の頻度でもいいので、記事の書き方を覚えられるような形で記事を書いていきましょう。
一日20~30分でもそれなりに書けるので、完成させるまではいかなくとも、毎日コツコツと地道に記事を書くのもよし。
休日のまとまった時間があるなら一気に仕上げるもできると思います。
ブログを始めたてでも更新頻度が高いとSEOの評価も高くなりやすいです。
とにかくそれなりの頻度で、一か月に一度なんて間隔にならないように記事を書いていきましょう。
他の人のブログを見てみる
「どうしてもうまく記事がまとまらない」なんて人は、他の人が作ったブログを見て記事の書き方などを参考にしてみましょう。
実際に他の人のブログを見ることで教材代わりにして、文章の構成などを学んだり真似たりしましょう。
他にも文章に自分の感情を表して書くのか、真面目な文章にするか、台本(会話)形式にしてみるかなど、記事の文章をつくる方法は多いです。
自分に合った記事の書き方を、他の人のブログを通して学んでいきましょう。
本を買って読む
記事を書くのに専門的な知識などが必要なら、教材として専門書を用意しましょう。
自分のブログのテーマに沿った本を用意すれば、その分記事に専門的なことが書けるようになり、記事の文字数や質も上がります。
しかし本に書かれている文章をそのまま書き写すのはNGです。
自分なりにかみ砕いたり、分かりやすいよう文章を再構築したりしてオリジナリティを出しましょう。
その本を隅々まで読み込んで、一冊使い潰す勢いで記事を書いていきましょう。
10記事~20記事
10記事も書けば、それなりに文章を書くのにも慣れてきた頃でしょう。
ここら辺からブログ全体を良くする作業も開始しましょう。
「Google Search Console」に登録
「Google Search Console」の登録には料金や審査は必要ありません。
Googleアカウントを作成できれば誰でも使えるので、気兼ねなく登録しましょう。
目的その1:Googleにブログを認知してもらう
「Google Search Console」に登録してGoogleの検索にブログ記事がヒットしやすいようにしましょう。
「Google Search Console」に登録すれば「こんなブログをつくりましたよ」とGoogleに知らせてくれます。
通常つくったブログや記事が検索欄に乗るには、「クローラー」というネット上を巡回する探査プログラムにブログを発見してもらうことが必要になります。
ある程度時間が経てば自動的に発見してくれますが、「Google Search Console」に登録すれば自分から「クローラー」の巡回を申請でき、早くに検索欄に載せることができるようになります。
また「サイトマップ」というブログの構造データの登録もでき、さらにスムーズに検索欄に載せることもできるようになります。
10記事以上も書けば記事の掲載状況も分かりやすくなってくるので、それなりに記事を書いたら登録してみましょう。
目的その2:検索欄に載らない記事の発見
何らかの理由で検索欄に載らない記事を発見するのにも使えます。
「クローラー」がブログや記事を発見すると、「インデックス」という関連付けがされて検索欄に載るようになります。
しかし何らかの理由で「クローラーを拒否」していたり、「インデックスを許可しない」なんて記事があったりします。
こうした記事を見つけて修正しないとブログや記事が永遠に検索欄に載りません。
早期にこうした記事を発見できればブログの周知に必要な時間のロスを減らせるので、積極的に利用していきましょう。
記事を書くのに便利なプラグインを導入
ブログをつくるのにWordPressを使っている人なら、記事を書くのに便利そうなプラグインを探してみましょう。
10記事書くくらいまではブログの機能の理解や、記事を書くのに手一杯でそれ以外には手が回らない人もいるでしょう。
しかし10記事書けるようになればそれなりに理解してくる人も出てくるので、記事を書く以外にも余裕が出始めると思います。
ある程度時間に余裕が出てきたら、まずは記事を書くのに使えるプラグインを追加してみましょう。
記事を書く際にサポートしてくれるプラグインはいくつかあります。
・TinyMCE Advanced
フォントの色を変えたり、表を簡単に記事中に表示できたりと便利な機能をテキストエディタのタグに追加できます。
使う機能を自分で厳選することもできるので、エディタを圧迫することもないです。
・AddQuicktag
あらかじめ文章やhtml文をタグとして登録しておくことで、記事を書く作業を短縮できます。
文章の背景色を変えて強調したりするhtml文などを登録しておけば、毎回イチイチ書く作業が無くなるためとても便利です。
記事を書くのに使うプラグインではないですが、PV数をカウントできる「Post Views Counter」や、記事に目次を表示できるようにする「Table of Contents Plus」といったプラグインもあります。
記事に写真や画像を貼る
記事に写真や画像を貼る作業をして記事を見やすくしてみましょう。
記事を書いていると、文字だらけで彩りが少ないと感じる人もいるでしょう。
そんなときは実際に写真や画像を貼っていくと思いますが、少々気をつけたいことがいくつかあります。
・内部データは消去
画像データが多いと、その分記事のデータ容量が増え読み込み時間が増えてしまいます。
読み込み時間が増えると、その分読者を待たせることになり、記事から離脱されてしまうことも多くなります。
そういったことを防ぐため、画像編集ソフトなどで画像データを少なくする作業を覚えましょう。
内部データとは画像の詳細データのことで、個人情報が入っていることがあります。
個人情報が入ったデータをネット上に晒すのは危ないのは周知の事実。
そういったことにならないよう、画像編集ソフトなどで画像の内部データを消すようにしましょう。
内部データは画像のプロパティで見ることができます。
記事をカテゴリー・タグ分けしてみる
私のような雑多ブログをつくっている人なら記事のカテゴリーやタグをつくっていきましょう。
いろいろなジャンルの記事を書いている人なら、そろそろカテゴリー別に記事を分別したくなると思います。
別にそのカテゴリーで1記事しかなくてもいいので、読者にわかりやすいよう記事をカテゴリー別に分けていきましょう。
特化ブログなら数カテゴリーで済むと思いますが、私のような雑多ブログだと節操なしに記事を書いているので、最終的にカテゴリーが何種類になるかわかりません。
別にこのタイミングで詳しくカテゴリーを考える必要性は少ないですが、ある程度は記事のカテゴリー分けをし始めましょう。
20記事~30記事
20記事もブログに載せた頃になれば、公的に「ブログとしての形ができてきた」と判断されることが多くなります。
この辺りから「読者に読まれている」ことを前提とした行動もしてみましょう。
「審査あり」のASPに申し込んでみる
20記事以上書けてきたのならブログの審査が必要なASP(アプリケーション サービス プロバイダ)に申し込んでみましょう。
20記事もあれば大抵の審査には受かるようになります。
ブログを始めたばかりで数記事しかない状態では、審査ありのASPに合格するのは難しいです。
不合格になって再度申し込みをするとなると、一週間くらい間を空けないと無条件で不合格になったりするので効率が悪いです。
以前のいくつかの記事でも書いている、無審査で登録できる大手のASP「A8net」でも、発行する広告によっては個別に審査が必要になります。
これまでは合格できなかった審査でも、20記事もあれば殆ど合格できるようになります。
アドセンス広告最大手の「Googleアドセンス」も10記事くらいでは落ちたのに、20記事書いたら合格できたという人もチラホラ聞きます。
ブログで広告収入を狙うなら、こういった高単価の広告の審査を受けてみましょう。
※広告を貼るにはブログがASPの規約に反していないのが大前提になります。
規約を破ると即広告停止になったり、最悪再登録できなくなる場合も。
「アダルト」や「たばこ」「暴力的」といった子供に見せられないブログは大抵アウトです。
しっかりと規約を確認しておきましょう。
他の記事を表示するプラグインを導入
プラグインで一人の読者に複数の記事を見てもらいやすくする機能を追加しみましょう。
PV数をあげる方法のひとつに「回遊率を上げる」というものがあります。
回遊率とは、上記の「読者一人が複数の記事を見ること」です。
記事の最後に「関連記事」なんて欄があり、読者が興味を持った記事タイトルが表示されていれば、その記事に誘導しやすくなります。
そういった他の記事が読者の目に止まりやすいようにして、ブログのPV数を上げることができます。
20記事を越えたくらいになれば、「関連記事」を埋められるくらいの量になっているでしょうし、問題なくプラグインを活用できます。
記事が増え、「他の記事も見てもらいたい」と思うようになったら、他の記事を表示できるプラグインを追加していきましょう。
「関連記事」を追加するなら「Wordpress Related Posts」といったプラグインを。
「人気の記事」といった項目ならPV数もカウントできる「Post Views Counter」などがあります。
過去記事を見直す
最初の頃に書いた記事を読みなおして、記事内容を改善しましょう。
ブログを始め立ての頃に書いた記事は、記事を書き慣れてきた現在と比べると出来が悪い部分が多いです。
自分でも「もっと書けるだろ」「文章の書き方が悪い」なんて思える記事もありました。
自分で見ても質の悪い記事を放置するとSEOに悪影響が出ます。
質が悪い記事がブログにあると、その記事に足を引っ張られる形でブログの評価が落ちる場合があります。
そういった記事を無くすことでブログの評価が落ちないようにしましょう。
30記事~
記事数が30を越えてきたなら、ここからは自分に足りない部分を勉強していくことになります。
個人によって必要なものも変わってきますが、とりあえず共通でしたほうが良いことを挙げていきます。
本格的にhtmlを覚えてみる
htmlを覚えて大幅なブログデザイン変更などにチャレンジしてみましょう。
WordPressなどでブログデザインを変えようと考えると、どうしても「テーマの編集」でcssファイルやphpファイルを弄る必要性が出てきます。
これらのファイルはhtmlで構成されているので、htmlが理解できていないと手の加えようがありません。
ブログデザインを変えるまで行かなくても、htmlを覚えればチョコチョコ弄れる部分も多くなります。
最初はhtml文のコピペでもいいので、そのhtml文が「どういった内訳」になっているか考察(解読)していきましょう。
CSSの本格利用
CSSを使ったブログデザインの一括編集ができるようになりましょう。
htmlを覚えることの発展形ですが、難易度は少々低くなります。
英文で例えるなら、html文は英文を書くことですが、CSSは英単語を覚えるだけといえます。
文章にすることは難しくても、単語だけなら覚えられる人も多いでしょう。
CSSを覚えれば記事の回りに枠をつけたり、見出しなどの特定のタグのデザインを一括編集できるようになります。
簡単なデザイン変更ならCSSでできるので、htmlと並行して覚えてみましょう。
目指せ100記事!
当面の目標として、100記事目指してブログを続けましょう。
100記事を越えた辺りからブログ初心者を越えるか越えないかという判断ができるようになります。
初心者ブロガーの登竜門といえると思います。
毎日記事を書ける人なら3か月弱で達成できてしまうでしょうが、多くの人がここまでブログを続けることが困難だそうです。
週一での記事投稿では達成に2年ほどかかってしまうので、出来れば2~3日間隔で記事を書いていきたいところ。
もちろんこれは理想といえるもので、大事なのは無理なく継続できるペースで記事を書き続けることです。
最初の頃に比べ文章をつくる能力は格段に上がっていると思うので、焦らずしっかりした記事を書いていきましょう。
最後に
以上でブログをし始めてある程度記事を書けたらし始めたいことの紹介を終わります。
上記はあくまで目安で、人によってはもっと早く始めたほうがいい場合もあります。
記事のカテゴリーなんかは最初の頃でもある程度つくれますし。
…まあ最初の頃は「必要になったら始める」でも問題ないと思いますが、とりあえずは「これだけできることがある」と参考にしてください。
では皆さん、長くブログを続けられるよう頑張ってください!