自作ヨーグルトを濃くする食品。味が薄くて不満ならスキムミルク

ヨーグルトヨーグルト,食品・サプリメント

自作ヨーグルトで一番解決しにくい問題がヨーグルトの固まりにくさや、味の薄さだと思います。

こればっかりは材料となる牛乳に依存してしまうからです。

固まりやすかったり、味が濃くしやすい種菌となるヨーグルトもありますが、一定以上にはなりにくいです。

今回は自作ヨーグルトが薄くて不満な人に、ひと手間加えるだけで市販ヨーグルトくらい濃くする方法を紹介します。

使うのはスキムミルク

使うのはスキムミルクだけでOK。

スキムミルクは牛乳を粉末にしたものなので、牛乳に混ぜればより成分を濃くすることができます。

ヨーグルトが固まるのは、タンパク質が乳酸菌の出す酸性で固形化するため。

そのため単純にタンパク質量を増やせば、簡単に固形化や味を濃くすることが可能です。

スキムミルクの成分ですが、例えば写真の「雪印メグミルク 北海道スキムミルク」では100gあたりの成分はこんな感じ。

タンパク質36.3 g
脂質0.6 g
飽和脂肪酸0.26 g
炭水化物51.5 g
食塩1.0 g
カルシウム1200 mg

重要なのは「タンパク質」の含有量。

先ほども書いた通り、ヨーグルトはタンパク質が固形化してできるため、よりタンパク質が必要になります。

どのスキムミルクでもこのくらいは入っているので、そこまで迷うことも無いかと。

使うタイミングと量

自作ヨーグルトでスキムミルクを使うタイミングは、ヨーグルトの種菌を入れる前後

容器を熱湯消毒した後に牛乳を入れますが、その次にスキムミルクを入れます。

スキムミルクを入れたら良くかき混ぜて牛乳に溶かし込みましょう。

ダマになっていると、ヨーグルトができたときに一部だけスキムミルクの固まりになりやすいです。

肝心の量ですが、牛乳1リットルに対してスキムミルク50グラム(大さじ5杯)。

牛乳1リットルに含まれるタンパク質は約34グラム、スキムミルク50グラム中には約18グラム。

つまり牛乳1リットルあたり計50グラムのタンパク質量になります。

小分けで少量だけ作っている人なら、牛乳100ミリリットルあたりスキムミルク小さじ1杯で充分です。

出来たヨーグルトにはかなりの粘り気が出て、かき混ぜると重く感じるくらい濃くなります。

いつもできるヨーグルトがサラサラしている人だと、より顕著に違いが感じられるかと。

このあたりが自作ヨーグルトを製品並みの濃さ・固さにするのに使える理由です。

スキムミルクを使う際の注意点

自作ヨーグルトで効果があるスキムミルクですが、使う際の注意点がいくつかあります。

種菌にはしない

スキムミルクを使った自作ヨーグルトを種菌にするのはオススメしません

長く何回もスキムミルクのパッケージを開け閉めしていると、いつ雑菌が入り込こんでいるかわかりません。

殺菌されている未開封の牛乳や、熱湯消毒してる容器と違って殺菌の保証がされてない理由もあります。

良くて1~2世代のみ種菌として使った方が安全性は高いです。

スキムミルクを使ってヨーグルトを作るなら、1リットル以上まとめて作るか、小分け容器でスキムミルク無しの種菌用ヨーグルトを作ると良いでしょう。

味の変化

若干ですが、ヨーグルト自体に味がついてしまいます。

私はあまり気にしなかったですが、人によっては気になる人もいるかと。

味の変化が気になるならスキムミルクの量を減らしましょう。

ただ毎回自作ヨーグルトに砂糖やハチミツ・ジャムなどを混ぜて食べている人なら問題ないです。

あくまで、できた直後の味つけされてないヨーグルトの場合での欠点です。

しっかり溶かす

ダマになってしまうとヨーグルトにならずに、粉状のスキムミルクが混ざった状態になってしまいます。

混ざっていない分ヨーグルトの固まりは弱くなるため、混ぜた意味も無くなってしまいます。

ヨーグルトの風味の邪魔にもなりますし、濃いヨーグルトを作りたいならしっかり溶けるように混ぜましょう。

カスピ海ヨーグルトなら

もし自作のカスピ海ヨーグルトを濃くしたいなら、専用のパウダーが販売されています。

それがこの「ねばるパウダー」。

フジッコが販売しているカスピ海ヨーグルトの種菌に対応したもので、スキムミルクのように牛乳に溶かして使います。

同社が販売している製品版のカスピ海ヨーグルトと同じような固さ・濃さにできるようになってます。

スキムミルクと違って混ぜたあとにクセも出ないため、ヨーグルトの風味を崩さずに食べることができます。

おまけにパウダーが使い切りで袋に密閉されているので雑菌の心配がなく、できたヨーグルトを問題なく種菌にできます

パウダー1本を500ミリリットルの牛乳に使います。

このパウダーが15本入っているため、単純計算で7.5リットル分のカスピ海ヨーグルトを自作できます。

注意点として、製品の取説にも書かれてますが、パウダーには種菌の効果はありません

あくまでヨーグルトを濃くするためのものなので、種菌は別途購入する必要があります。

カスピ海ヨーグルトには免疫力向上の効果もあるとされています。

大量に自作しても味や風味が微妙という人は、これで製品版カスピ海ヨーグルトと同等のヨーグルトにしてみましょう。