ヨーグルトの高速水切り容器「ST-3001」。30分で全抜き

ヨーグルトヨーグルト,便利グッズ,食品・サプリメント

ヨーグルトの水切りというと、キッチンペーパーなどでするのがよく知られます。

以前コーヒーメーカーで時間短縮する記事も書きましたが、それでも相応の時間がかかります。

そんな中数十分でヨーグルトの水を全部抜ける器具が販売されました。

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ST-3001

これが件のヨーグルトの高速水切り器具「ST-3001」。

曙産業が販売している普通の水切り器「ST-3000」の発展型になります。

仕組みとしてはバネの力でヨーグルトを押し付け、力業で水切りするようになってます。

では、実際にヨーグルトの水を抜くまでにかかる時間。

パッケージには「1時間で」と書かれてますが、量にもよるでしょうが30分以内には全抜きといえるほど水気が無くなります

キッチンペーパーなど他の方法では数時間経っても水気が残るくらいなので、かなりの時短になるかと。

5つのパーツから構成されており「水受け容器」「水抜き容器」「落とし蓋」「バネ付きフタ」が組み合わさってます。

「水切り容器」と「落し蓋」にはきめ細かい網目…というよりメッシュがついており、これでヨーグルトの水をこしていきます。

かなり細かいため、力を入れてヨーグルトを押し込んでも零れ落ちることは無いです。

ほぼ水分のみを抜いてくれるため、ヨーグルトをそのまま固めてくれます。

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使い方

では実際の使い方の紹介です。

…といっても特に難しくも無く、見たまま組み合わせればうまくいきます。

まずは青いフタの裏に、付属の大きなバネを装着。

このバネの力でヨーグルトを押し込んで水抜きしていきます。

次に透明で大きな水受け容器に、ヨーグルトを入れる水切り容器をセット。

そしてそこにヨーグルトを入れます。

ヨーグルトを入れたら、その上に落とし蓋を入れます。

落とし蓋にもメッシュが張ってあるので、水切り容器と勘違いしないように

最後に落とし蓋にある丸い溝に嵌まるようにバネを入れ、青いフタごと押し込んで固定します。

青いフタについている固定器具を水切り容器にしっかり固定しないと、バネの反発力で跳ねてしまうので注意しましょう。

あとはこのまま数十分放置するだけ。

今回は食事前に200グラムのヨーグルトを入れ、食前~食後の30分ほどを冷蔵庫内で放置してみました。

その結果がコレ。

全体から細かい所まで崩れることも無く、水気もほとんどありません。

この状態のまま2時間ほど放置してみましたが、水分が染み出してくることも無かったです。

どのくらい抜いたかというというと、元が200グラムのヨーグルトに対し125グラムの水分を抜く結果に。

実に元の重量の6割以上の水分になります。

キッチンペーパーなどでここまで水気を無くそうと思うと、水分をひとしきり抜いて更にペーパーで包むくらいのことをしても難しいです。

このくらいの量なら10分程度でほとんど水抜きできるので、リアルタイムで水抜きの様子を見れるくらいのスピードになります。

長い事ヨーグルトの水抜きをしてきましたが、ここまで徹底的かつ短い時間で水抜きできたのは初めての経験。

食後に水抜きヨーグルトを食べたい人は、ご飯前に水抜きし始めても充分に間に合うかと。

ヨーグルトを容器から出すと、パッケージのように円形に固められた状態になります。

自家栽培しているワイルドストロベリーで盛り付けしてみました。

完全に水抜きされているとこんな形で容器から簡単に出せるようになります。

ちょっと気になる点

デメリット…とはちょっと違いますが、使っていて少し気になった点はあります。

水抜きが「早すぎる」

短時間で、徹底的に水抜きできるST-3001ですが、ヨーグルトに水気が欲しい時は少々不便かと。

今回は200グラムと多めで水抜きの検証をしましたが、30分以内で全抜きされてます。

そのため少しでも時間を置いてしまうと、あっという間に水気が無くなってしまいます

水抜きヨーグルトといっても、固形寄りが好きな人もいれば、クリーム状が好きな人もいるでしょう。

ある程度水気を残したいなら10分くらいで水抜きを停止しましょう。

基本「水抜きは放置スタイル」なんて人で、クリーム状のヨーグルトが好きな人だと少し不便かと。

…まあそれでも数分なので、誤差といえるかもしれませんが…。

洗い物の増加

使い終わった容器の全てを洗わないといけないので手間が増えてます。

基本的に全部のパーツにヨーグルトや抜いた水が付着するので、毎回洗い物が多いです。

そのため一食分のヨーグルトの水抜きだけだと結構面倒。

基本的には大量のヨーグルトを一度に水抜きして保存し、食べ終わったら洗うというスタイルが一番手間が少ないかと。

一度に400グラムくらいは入るので、一度に大量のヨーグルトの水抜きには問題ありません。

ちなみに3~4つセットのヨーグルトは1個70グラム前後。

大き目の容器で販売しているヨーグルトが400グラムです。

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水抜きで困ってるなら「買い」

とにかく水抜きするという一点では断トツの性能を持ってるのがST-3001、という感想です。

普通の水抜きでは1時間単位で時間がかかるのに対し、数分レベルでほとんど水抜きできるのは大きいです。

私はヨーグルトメーカーで一度に1リットル分のヨーグルトを自作しています。

が、自作ヨーグルトは水分が多く、普通のヨーグルトよりも水っぽくなるのが悩みでした。

今までは地道に水抜きしてクリーム状くらいまではしてましたが、これのおかげで大幅な時短になりました。

500グラムくらいは入るため、一度に水抜きできる量としても問題無し。

…まあ量が多くなると抜いた水が溢れやすくなるので、300グラム前後くらいがベストだと思われますが。

ともかく、ヨーグルトの水抜きで悩んでいるなら是非とも薦めたい製品になります。

もしはやすぎる水抜きや、洗い物の増加が気になるなら、こちらの普通の水抜き容器「ST-3000」を使ってみましょう。

メッシュの面積が多いため、大量のヨーグルトでも水抜きしやすくなっています。

パーツも3つなため、使用後の洗い物も大幅に削減できます。

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