仕事中に数針縫うほどのケガをしたら。治療費や治るまでの期間

人体・病気人体,仕事

先日仕事中にケガをしまして、その結果数針縫うことになりました。

骨折なら何回かあるのですが、縫うとなると初めてなのでかなり緊張しました。

…まあ仕事中ということで労災が下りたので、実質的な医療費はゼロになりましたが。

それでも経験が無い初めての事だといくつか分からない部分があったので、治療の経過も含めて書いていきたいと思います。

ケガをしてしまった人…はこんな記事読んでるヒマ無いでしょうから、ケガをしそうな状況や場所にいる人は読んでみてください。

ケガの具合

まず負ったというケガですが、ケガした直後や治療直後に写真なんて撮ってるヒマなかったので、抜糸直後の様子になります。

少々グロく感じる人もいるでしょうから、ホントに見たい人はクリックしてください。

…パっと見、目を瞑っているようにも見えます。

どういったケガかというと、おそらく金属でスパっといったケガだと思います。

「思います」というのは、ケガが発覚したのが仕事場を離れた後で、その間まったく気が付かなかったから。

気が付いたら血まみれ状態だったので、後々の検証でケガの原因が分かりました。

…ぶっちゃけそこまで痛みを感じなかったのもありますが…。

ただ流石に皮膚が数センチもパックリ深く裂けた状態だったので、すぐに外科医院に行きましたが。

治療の経過

とりあえずケガの治療や治癒までの時間、どんな生活をしていたかを書いていきます。

「こうしたケガを負ったら」「針で縫うようなことになったら」と想定して読んでみてください。

手術

針で縫うことも手術の範囲に入ります。

今回のケガでは4針縫うことになりました。

写真では抜糸した後なので、図に書くとこんな感じでした。

縦2.5センチ・横1センチの楕円形にパックリ割れた切り傷だったので、外周部を均等に4針縫ってます。

縦に切ったなら2~3針だったかもしれませんが、円形で裂傷が長くなったので縫う箇所が増えてます。

手術中は患部に麻酔をかけ、患部を洗浄してから縫合作業をしています。

…患者に配慮してか、手術のしやすさを考えてか、患者からは手術部分は見えないようになってましたが。(台の上で寝てました)

麻酔をしているとはいえ、針を入れた時はそれなりの痛みはありました。

まあそれ以上にキツかったのがいつ痛みが来るか警戒しながら手術が終わるのを待つことでしたが。

かかった時間は10~15分くらいだったと思います。

縫合し終わったら患部にガーゼを当てて包帯でグルグル巻きに。

ケガの度合いにもよるのでしょうが、今回のケガでは10日前後で抜糸できると言われました。

薬の処方

ケガの種類や具合にもよるのでしょうが、私の場合は2種類の薬を処方されました。

それが「痛み止め」と「抗生物質」。

痛み止めは分かるでしょうが、抗生物質は「?」となる人もいるかと。

理由は裂傷の深さが骨まで達していたため。

抗生物質は感染症を防ぐためのもので、骨まで届くようなケガだと手術後は特に感染症が危険視されます。

もし雑菌などで感染症を起こすと患部が化膿したり、最悪壊死して切除するハメになります。

それを防ぐために抗生物質で予防します。

抗生物質を処方されたら、毎日3食後に絶対に飲まないとダメです。

抗生物質はしっかり服用しないと菌が耐性を持ってしまい、効きにくくなってしまうからです。

かなり深いケガだと縫う以外にこうしたこともあると思ってください。

毎日の通院

感染症などの心配も含めて、ケガの状態を把握するために毎日通院することになりました。

まあ実際のところ、患部に異常がなければ包帯やガーゼの交換だけで済みますが。

それでも毎日は結構面倒でした。

診察時間の関係上、仕事を早退するハメになりましたし。

患部(ガーゼ)は濡らさない

治療中に一番面倒だったのが、患部を濡らさないように生活すること。

濡れることによる出血や感染症を防ぐために、患部を濡らすことは厳禁。

もちろんお風呂もNG。

仕方ないので患部をタオルや袋で2重に包んで、かつ湯舟に入らないようにお風呂に入ってました。

抜糸

手術してから1週間、ようやく抜糸できました。

その抜糸ですが、麻酔なしでもまったく痛くなかったため不安に思うことはないでしょう。

抜糸したら濡らしてもOKと出たので、ようやくまともにお風呂に入れました。

糸の穴に染みるかとも思いましたが、特に痛みもありませんでした。

血が滲んだりもしないので、内部はともかく、切れた部分はある程度癒着しているのでしょう。

とりあえず抜糸までできたらひと段落といえます。

ただ患部を揉んだりこすったりするのは厳禁と言われました。

この時点では完全にキズが癒着していないので、ヘタに患部に触れるのはやめましょう。

経過観察

抜糸したあとは経過観察だけで、週一くらいの通院に。

今回の場合は感染症の心配もあったので、抜糸から2週間ほど観察してようやく治ったと判断されました。

このくらい経てば傷口は完全に癒着して新しい皮ができて、強めに触れなければ痛みを感じることも無かったです。

ただケガの度合いによっては傷跡を無くす治療も考慮されるので、もう少し通院する人も出てくるかもしれません。

基本的にはケガが治れば完治扱いで、傷口を消すのは別になります。

それでも労災対象になるため、あまりにも傷跡が残るようなら治療を継続しましょう。

1か月後

手術して1か月後、抜糸からなら2週間後のキズの様子がこちら。

縫ったキズ周りがカサブタのようになって、皮がめくれるようになってました。

キズが癒着して急速に新しい皮ができてきた証拠でしょう。

ただ無理に剥がそうとすると、勢いのままキズが開きそうなので止めておきました。

キズが癒着したといってもキズそのものは腫れたように膨らんでおり、1か月経ってもまだ完治とはいかないようです。

2か月後

さらに1か月経ったキズの様子がこちら。

完治…とはいえないですが、それに近くなった状態です。

色はまだ変色したままですが、キズ周りは皮膚に馴染んでいます。

腫れも引いて触っても痛くないので、後は徐々に元に戻っていくと思われます。

ただ逆に、完全に元に戻るには数か月以上かかると思っておきましょう。

料金はゼロですが…

 

労災保険のおかげで最終的には無料になりました。

が、ケガの具合にもよりますが初回は5万円くらいは診療費がかかると思ったほうが良いです。

私は経験が無かったので知らなかったのですが、病院の窓口で仕事中のケガと伝えても、すぐに労災の対象にはなりません。

会社から労働基準監察署(労基署)に申請して書類をもらい、それを病院に提出して初めて有効になります。

窓口で保険証の提示は求められますが、労災や料金そのものにはいっさい関わりません。

そのため書類が届くまでの2~3日の間の診察などは負担100%の実費になります。

今回は4針縫ってもらいましたが、手術費含めて3万円ちょっとの診療費。

翌日以降のただの診察でも3000円はかかったので、毎日の通院になるとかなりの出費になります。

処方してもらった薬も労災対象なのでこちらも実費。

クレジットカードも使えないので、家にそのくらいのお金があるなら持参していきましょう。

また領収書は絶対に紛失しないように。

労災が下りれば払ったお金は全額戻ってくるので、領収書はその際に必ず必要になります。

突発的なケガだと手術などをする初回が一番診療費がかかるので、領収書は大事に取っておきましょう。

ケガが無いのが一番

今回は労災のおかげで治療費諸々はタダになったものの、やはりケガしないのが一番でしょう。

縫合といった簡単な手術でも、元通りになるには数か月、あるいは年単位の歳月が必要です。

私の場合はケガの原因になりやすい場所で肌を露出していたのが、ケガの要因のひとつになっています。

ケガしやすい環境で仕事をしているなら、できるだけ肌の露出を控えた服装の方が良いでしょう。

そうでなくても不注意でケガすることもありますし、後遺症が残るようなケガをしないよう注意しながら仕事をしましょう。