アップルマンゴーは日本で育つ? 国産・外国産マンゴーの栽培記録

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我が家では、市販のマンゴーの種から発芽させた苗を栽培してます。

結構失敗も多かったものの、順調に育ってきた苗があるので成長記録を書いていきたいと思います。

とりあえず、国産マンゴーと外国産マンゴーがひとつずつ育ってます。

これからマンゴーの種を発芽させてみたい人は、どの程度成長していくのかの参考にしてください。

種は2種類

冒頭にも書いた通り、発芽に成功したのは国産と海外産のアップルマンゴーの2種類。

同じアップルマンゴーでも実の形状には結構違いがあります。

国産マンゴー

海外産マンゴー

値段ですが、海外産マンゴーが1個400~500円なのに対し、国産マンゴーでは最低でも1000円以上します。

おいしさが保障されている代わりに、少々割高になります。

国産マンゴーの写真でも、むき出しではなくパックに入っているのがわかるかと。

この2種類のマンゴーから種を取り出して発芽させます。

種の発芽

取り出したマンゴーの種は固い殻で覆われているため、まずは中から種の本実を取り出します。

種の取り扱いに関してはこちらの記事にまとめてあります。

マンゴーの種を発芽させる方法。きちんと発芽するマンゴーの選び方

上の記事でも書いてますが、絶対に種の根になる部分を傷つけないように取り出しましょう

種の端部分に少し切れ目を入れ、そこから力まかせに剥いでいくとキレイに種が取り出せます。

マンゴーの種の発芽の条件ですが、

・気温(室温)が20℃以上
・種を腐らせない(カビに注意)

最低でもこの2つは守りましょう。

アップルマンゴーの種は結構発芽率が良いので、適切な条件なら9割以上の確率で発芽してくれます。

また生命力も強く、水耕栽培でも普通に土植えにしても発芽します。

ただしカビを生やさないのが絶対条件

殻を取った種の本実はカビの影響を受けやすく、すぐに黒ずんで腐ってしまいます。

できるだけ環境をキレイな状態にする必要があります。

水耕栽培なら、種の下半分をキレイな水に浸し続けます。

マンゴー栽培 種

土植えなら赤玉土のような清潔な土を使えば、カビも生えずに根が出やすいです。

マンゴーの種 栽培

どちらの方法でも早ければ1週間、遅くても2~3週間もすれば発芽してくれます。

発芽すると、こんな感じに種が割れて小さな芽が伸びてきます。

マンゴー栽培 種

伸びた根と芽を絶対に傷つけないようにしながら育てていきましょう。

海外産マンゴーの苗

いきなり値段が高い国産マンゴーでは手が出しづらいでしょう。

そんな人はまず(比較的)安い値段の海外産マンゴーから発芽させる人が多いかと。

では発芽して少し成長した海外産マンゴーの苗。

少々枯れたような感じですが、しっかりと成長しています。

少し厚めの葉っぱをしており、茎も頑丈そうな印象を受けました。

発芽して1年ではそこまで大きくならずに秋に入ってしまったので、寒い間は室内で栽培します。

で2年目…と言いたいのですが写真を撮り忘れていたので、飛ばして3年目。

茎の途中で新しい茎が生えてきて、3本の茎になってます。

少々わかりにくいですが茎の太さも1センチ以上と太く、苗としては立派なものかと。

室内で越冬させれば充分に栽培することが可能ということでしょう。

国産マンゴーの苗

今度は国産のマンゴーの場合。

発芽して少し成長した苗がこちら。

種が腐って朽ち果ててますが、苗自体は成長して根もしっかり張ってます。

ここまで成長していれば種が腐っても問題なく、自然と取れるまで放置して大丈夫です。

発芽したタイミングが秋間際だったので、ここから少し成長したくらいで1年目は終了。

では2年目。

20センチほどまで成長し、苗としても安心できるくらいになりました。

で、3年目。

順調に成長していき、50センチほどまで大きくなりました。

海外産マンゴーは茎が太くて丈夫な印象を受けますが、国産マンゴーではかなり茎が細く頼りない感じ。

風が強いと倒れたり、最悪折れてしまう可能性もあるため、茎の太さが1センチ以下なら支柱を使って支えましょう。

冬越しを無事に成功させるため

ぶっちゃけ、マンゴーの苗を1年で1メートル単位まで栽培するのは難しいかと。

栄養の与え方もあるのでしょうが、しっかりと日に当てて栽培しても20~30センチくらいしか伸びません。

ここで失敗して枯れさせてそのため寒い時期は室内に入れて育てるのですが、その間の栽培の注意点があります。しまった経験も多いです。

せっかく育った苗を枯れさせないためにも、初めての人は特に注意しましょう。

暖かく日が当たる場所

冬の間は当然ながら、苗は屋内の暖かくて日光が当たるような場所に置きましょう。

これは成長させるためというよりは枯れさせないための比重が多いです。

温室栽培くらいの環境でしかまともに育たないので、どうしても枯れる葉が出てきます。

しかし茎が無事ならば、春になれば新しい葉っぱを付けてくれます。

しっかり苗が生きていれば、こんな感じにてっぺんに新しい葉が出てきます。

国産にしろ海外産にしろ同じなので、しっかり冬越しできたかの目安になります。

もちろん古い葉が青々としていれば問題ないので、寒さで枯れないようにしてあげましょう。

水は少なめに

冬の間はあまり水を与えないようにしましょう。

根腐れの原因になります。

寒い間は成長が鈍化するので、水を与えすぎても消費しきれず土が水浸しの状態になりやすいです。

土が冷える原因にもなるので、より枯れやすくなってしまいます。

土の表面~少し下が湿っている程度で良いので、2~3日に1回くらいの頻度で良いでしょう。

日焼けに注意

少し暖かくなってきたらかといって、急に外で直射日光を浴びさせるのは危険です。

海外産マンゴーは影響が少なかったですが、国産マンゴーのように葉が薄く細長いと日焼けの原因になります。

おそらくですがガラス越しの弱い日光に慣れてしまい、強い日差しに対する耐性が低くなってしまったからかと。

葉が日焼けすると黒ずみが出てすぐに枯れてしまいます。

対処法としては、外に出しつつも若干日陰になる場所に置くこと。

新しい葉が出てきつつも、それなりに大きくなってきたら直射日光に当たる場所に置いてみましょう。

様子を見つつ、もし日焼けができるようならすぐに場所を日陰に戻しましょう。

国産と海外産はかなり違う

実からしてかなり違いがありますが、成長した苗を見ても、やはり海外産と国産のマンゴーは別品種でしょう。

実の形状なら、若干スマートな印象を受ける国産マンゴーと、肉厚ででっぷりした感じの海外産マンゴー。

苗なら、葉が薄く細長い・茎も細くてスマートな国産マンゴー。

逆に葉がぶ厚く、茎も太く頑丈に育つ海外産マンゴー。

肝心の味ですが、海外産マンゴーは未熟な状態で輸入されてから(都合上半端に)追熟させるので、完熟状態で出回る国産マンゴーとは味の出来が違います。

そのため、海外産マンゴーを日本で栽培して実を完熟させないと分かりません。

…まあ半端な追熟よりも完熟したての方が味が良いのは確かですが。

こればかりは実が生るまで栽培しないとどうしようもないかと。

まだまだ実が生るくらいまで成長するには時間がかかりますが、枯らさないように注意しながら引き続き栽培していきます。