食用多肉植物「グラパラリーフ」の栽培の方法。誰でも簡単に・放置気味でも大丈夫

食べることができる多肉植物「グラパラリーフ」ですが、元が観葉植物ということで自分で栽培・収穫できるんじゃないか? と思った人もいるはず。

グラパラリーフはどんな場所でも、誰でも簡単に栽培することが可能です。

今回はグラパラリーフの育て方について紹介したいと思います。

勝手に栽培していいのか?

まず前提として「自宅でグラパラリーフを栽培して問題ないのか?」ということですが、原則問題ありません。

グラパラリーフの葉っぱを購入して、そこから自分で増やそうとしている人は安心して栽培してください。(もちろん苗を購入した人も)

ただ自分で栽培したグラパラリーフを売るのはNGです。

「グラパラリーフ」は商標登録されており、営利目的で販売するのはいろいろ許可が必要になります。

栽培して増やした場合、自分だけで食べたりして楽しむだけに限定しましょう。

栽培の仕方

①グラパラリーフの葉を放置

まずグラパラリーフの葉を土の上などに1~2週間ほど放置します。

この間に水を与える必要はありません。

時間が経つと葉っぱの付け根あたりから新しいグラパラリーフの芽が生えてきます。

生えてくる確率としてはほぼ100%です。

グラパラリーフは繁殖力がかなり強く、5℃以下といった低温の中でもなければほぼ確実に発芽してくれます。

栽培する予定の苗の数だけ葉っぱを用意すればいいので、予定以上に苗をつくることにならないよう注意しましょう。

ちなみに葉っぱの大きさに関係なく発芽します。

2cmくらいの小さな葉からでも発芽するので、特に葉のえり好みする必要はあまりありません。

②発芽したら土に植える

グラパラリーフは発芽したらすぐに根を伸ばし始めます。

土の上に放置しても構いませんし、根本あたりが隠れるくらいに土をかぶせてもいいです。

土は若干サラサラして根つきがいいものを使うのがオススメです。

悩むなら「多肉植物の土」といった土も販売されているので、そういった土を購入して使いましょう。

③水は土の表面が乾いたら

グラパラリーフ(の原種)の原産地はメキシコとかなり暑い気候なので、サボテンと同じく乾燥にはかなり強いです。

そのため頻繁に水を与えなくても育ってくれます。

むしろ与えすぎると味が水っぽくなって薄まったりするくらいです。

土の表面がかなり乾いたころに水を与えればいいので、あまり構わずに世話していきましょう。

④待つ

ある程度成長するまで待ちます。すごく待ちます。

グラパラリーフは多肉植物の例に漏れず、成長がかなり遅いです。

3cmくらいの苗になるまで1~2か月かかるなんて普通にあります。

環境にもよるでしょうが、1年育ててようやく20~30cmくらいの大きさです。

育っている間は気長に待ちましょう。

⑤伸びてきたら支柱をつける

茎の部分がある程度の長さ、大体10cm以上になってきたら支柱をつけて倒れないようにしましょう。

グラパラリーフは葉っぱの部分に多くの水分をため込むので、茎が長くなると上の部分から重くなって傾きやすくなります。

自重で倒れてしまわないように、できれば2本くらいの支柱で支えるようにしましょう。

※グラパラリーフの葉っぱはかなり取れやすいので、支柱にくくりつける作業を含めて、触れるときは注意しましょう。

⑥収穫

葉っぱの大きさが3cm以上になってきたら収穫して食べられるようになります。

実際は1cm以下だろうと「葉っぱができた」時点で食べることができますが、それなりのボリュームや食べ応えが欲しいなら大きめの葉っぱに成長してからが望ましいです。

あと注意したいのが、収穫した葉の根元から新しい葉は生えてきません。

葉っぱを採れば採るほど少なくなり、苗そのものの成長を阻害してしまいかねないので、採りすぎに注意しましょう。

育てる際に特に注意したい点

グラパラリーフの栽培はかなり簡単にできますが、それでも特に注意したい点がいくつかあります。

これに注意して、しっかりしたグラパラリーフの葉を収穫しましょう。

苗は5~6本以上用意したほうが一度に多く収穫できる

グラパラリーフの葉を多く収穫したい場合、食べる頻度や量にもよりますが5本以上くらいは同時に栽培するのがオススメです。

単純に葉の量が増えるものそうですし、栽培の仕方でも触れましたがグラパラリーフの葉を収穫した部分から新しい葉は生えてきません。

そのため採ったら採った分だけ葉は減り続けるので、採りすぎると生育そのものに悪影響が出る可能性が出てきます。

そうなると収穫するのに躊躇する人も出てくると思うので、たくさんのグラパラリーフを同時に栽培するようにしましょう。

そうすれば例えグラパラリーフ1本から数枚の葉っぱを採ったとしても、複数の苗からかなりの数の葉っぱを収穫できるようになります。

低温に晒さない

グラパラリーフはメキシコのような熱帯気候が生息域なので、寒さへの耐性がありません。

そのため5℃以下といった低温の気温だと葉が痛んだりして成長が止まってしまい、最悪枯れてしまいます。

できれば冬の間は室内に取り込む・温室に移すなどの方法でグラパラリーフが枯れないよう保護しましょう。

ただある程度育ってしまえば冬の間放置しても無事翌年も育ってくれたので、かなり無精な人でも大丈夫かと。

水は与えすぎない

栽培の仕方でも触れましたが、水を与えすぎると食べたときの味が薄くなることが多いです。

多肉植物の「肉」の部分には大量の水が溜め込まれています。

これは雨などがほとんど降らない気候でも、一度の雨の際に多くの水分を確保するためです。

そのため熱帯気候の場所に生息している多肉植物には「吸水能力が高い」「水分が蒸発しにくい」といった特徴があります。

そういった特徴から普通の野菜のように頻繁に水を与えると必要以上に水を吸収してしまうため、食べたときに味が水分で薄まったりしてしまいます。

本当に忘れたころに水を与えるだけでも十分成長してくれるので、味の濃いグラパラリーフが食べたいなら水を与えすぎないよう注意しましょう。

まとめ

グラパラリーフを栽培する際のまとめですが、

・発芽率はほぼ100%
・低温でなければどこでも育つ
・水は与えすぎない

栽培する際に知りたいこと・注意したいことはこんな感じでしょうか。

味を考慮しないなら冬場の置き場に注意すれば誰でも栽培できるくらいの難易度です。

グラパラリーフの葉っぱ1枚あれば簡単に 苗→収穫 までこぎつけられるので、グラパラリーフの栽培に興味がある人は是非ともチャレンジしてみましょう!