野菜の種まき・収穫時期・難易度の一覧。家庭菜園の代表的な野菜

2021年3月19日野菜・果物家庭菜園,野菜

最近は野菜の値段が高くなり、家庭菜園をし始める人もいるかと思います。

しかし「何が育てられるのかわからない」なんて人もいるでしょう。

特に種まきから栽培する場合だと、適した季節でなければ順調に育たないこともあります。

あるいは野菜によっては簡単に栽培できるものから、収穫までに手間がかかるものと多岐に渡ります。

そんな人の為に家庭菜園で代表的な野菜、種まき・収穫時期や栽培の難易度を簡単に紹介していきます。

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根野菜

人参や大根といった土の下で育つ野菜です。

収穫までの期間が長く1回こっきりなので、失敗するとロスが大きいです。

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎…易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○…普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△…少々難しい。育てる際に注意することがある。
×…かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
人参
大根
カブ
タマネギ
ジャガイモ
さつまいも
サトイモ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

根野菜は地面の下に伸びる・肥大化するので、土が固い・土の深さが無いと大きく育ちません。

そのためプランター栽培にあまり向いていない野菜が多いです。

市販品並みにの大きさにしたいなら、必ず畑地で栽培するようにしましょう。

収穫できるまでの期間も長いので、その間の管理が面倒に感じる人もいると思います。

ただプランターでも育てられる小さく育つ「ミニ大根」や「小カブ」といった品種もあります。

こちらは小さい代わりに収穫までの期間が短いため、早いペースで収穫できます。

人参

種まき時期…2~4月、7~8月
収穫時期…6~7月、10~2月

発芽してから茎が折れないようにする必要性があります。

人参はある程度育つまで、茎がものすごく細いです。

散水するだけでも折れかねないくらいです。

そのため発芽したら茎が折れないよう、土を寄せて固定する必要があります。

根を張る力もあまり強くなく、固い土ではまともに大きくなりません。

しっかり土を耕しましょう。

しかし小さいためプランター栽培もしやすく、畑が無くとも育てられるのがポイントです。

大根

種まき時期…4~5月、8~9月
収穫時期…6~7月、10~12月

根野菜でもかなり土深く伸びるので、深さが無いと大きくなりません。

もしプランターで栽培したいなら、かなり大きなものを使う。

あるいは、深さのある植木鉢で栽培する必要があります。

基本は1本を目安に栽培することになります。

人参ほど折れやすくはありませんが、土寄せしておけば折れる心配が少なくなります。

カブ

種まき時期…3~4月、9~10月
収穫時期…4~5月、10~11月

大根に比べるとあまり土の深さが必要なく、大型のプランターでも栽培できます。

実の大きさも大根ほどではないため種まきから2か月ほどの期間で収穫できるのもポイントです。

注意したいのがカブの葉が虫に食べられることがよくあります。

意外でしょうが、カブの葉はモンシロチョウの幼虫に食べられやすいです。

にバッタといった他の虫も食べに来るので、葉物野菜並みの防虫対策をした方がいいです。

タマネギ

種まき時期…8~9月
収穫時期…5~6月

タマネギは種からではなく、球根から育てると簡単に栽培できます。

種からでも育てられますが、非常に手間と時間がかかります。

しかし、球根からならほぼ確実に根付くので、2か月ほど栽培期間を短縮できます。

球根は30個前後入っているので、よほど大きな畑でもないと足りないことは無いと思います。

ジャガイモ

種まき時期…2~3月、8~9月
収穫時期…3~4月、11~12月

ジャガイモは収穫タイミングを逃さないようにしましょう。

収穫タイミングを逃すと芽が出てしまったり、栄養を取られてしまっています。

そのため葉っぱ以外の茎が出たら、すぐに収穫しましょう。

芽が出たジャガイモには毒があるので、絶対に食べないようにしましょう。

あとジャガイモが日に当たるのも避けましょう。

ジャガイモ本体に日が当たると、皮が固くなったり芽が出やすくなります。

土が固いとジャガイモが露出しやすいので、日頃から様子を見て土を被せるようにしましょう。

さつまいも

種まき時期…3~4月
収穫時期…10~11月

芋類でも栽培しやすいさつまいもですが、つるボケには注意しましょう。

土の栄養が多すぎるとつるばかり伸びてしまい、肝心のさつまいもが育ちません。

土の栄養を多すぎず、少なすぎずうまく調整する必要があります。

またツル部分から根が張らないようにもしましょう

さつまいもは根が張ると、その部分にも芋をつくり始めます。

ツルが伸びて地面に触れていると、こういうことが多くなります。

「芋が増えるんじゃ?」と思うでしょうが、栄養が分散されて全体の生育が悪くなります

栄養を根元の芋に一極集中させて、おおきなさつまいもを収穫しましょう。

サトイモ

種まき時期…4~5月
収穫時期…10~11月

個人的にですが、サトイモは根野菜でもダントツに栽培しやすいです。

栽培には畑や大型のプランターが必要になるものの、病気も虫食いもほぼありません

一度植えてしまえばあとは放置しても育ってくれます。

強いて挙げるなら、乾燥に注意しましょう。

土が乾燥するとうまく大きくなりません。

こまめな散水か、土寄せなどで乾燥しないようにしましょう。

あとは土の栄養と日光さえあればうまく育ってくれます。

ちなみにジャガイモと違いサトイモの芽に毒はありません。

サトイモ本体は植物の「茎」にあたり、他のイモ類とは少々勝手が違います。

茎自体も食べれるので興味のある方はどうぞ。

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実がなる野菜

トマトなどは実が鈴生り式にたくさん生るため、多くの収穫量が見込めます。

実が数か月生り続けるものも多く、継続的な収穫も可能です。

ただ種類によって栽培の難易度が極端になります。

野菜ごとの栽培方法には注意しましょう。

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎…易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○…普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△…少々難しい。育てる際に注意することがある。
×…かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
トマト
キュウリ
ナス
とうもろこし×
ピーマン
シシトウ
かぼちゃ×
スイカ×
ゴーヤ
枝豆
オクラ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

実を大きくするため栄養がたくさんある土に植えましょう。

これらの野菜はしっかりした実をつけるのにかなり多くの栄養分が必要です。

そのた畑などに植えて栽培するのが基本です。

しかし、ミニトマトのような小さい実をつける野菜ならプランター栽培でも十分に収穫できます。

それでも追肥などが必須。

また、実にかなりの水分が必要なので、水不足だと実が萎んでしまうことがあります。

収穫時期が夏場の熱い時期に集中しているので、毎日散水して土が乾かないようにしましょう。

トマト

種まき時期…2~3月
収穫時期…6~9月

大・中・小といったサイズの品種があり、それぞれ栽培可能な方法に違いがあります。

大玉なら畑植えが基本。

中玉なら畑植え、あるいは土が多く入るプランターで栽培。

小玉ならプランター栽培でもOKと、実の大きさによって必要な土(栄養)の量も違ってきます。

実が大きくなると収穫できるまでの時間も延びるます。

毎日収穫したいなら小~中玉のトマトがオススメです。

キュウリ

種まき時期…3~4月
収穫時期…6~8月

きゅうりの栽培で特に注意したいのが絶対に水不足にしないことです。

キュウリが育つには大量の水分が必要です。

そのため水不足になるとすぐに萎びたり、最悪枯れることもあります。

水や土を多く含めないプランター栽培では失敗しやすいです。

畑に植えるか、深さが40cm以上あるようなプランターや植木鉢を使いましょう。

ナス

種まき時期…2~3月
収穫時期…6~11月

ナスは収穫期間も長く、栄養さえ足りていればたくさんの実をつけてくれます

しかし栽培途中でナスの実が葉や茎に触れないようにしましょう

ナスの実は刺激に弱く葉や茎に触れて刺激が加わるとすぐに傷つき固くなってしまいます

実を保護せず放置すると「亀裂が固まったような」ナスになりやすいです。

実が大きくなり始めたら、実に触れそうな葉は取り除くようにしましょう。

とうもろこし

種まき時期…4~5月
収穫時期…6~7月

家庭菜園でも代表的なとうもろこしですが、栽培の前に2つ注意したい事があります。

・安定して実をつけたいなら人口受粉する
・スーパーに並ぶような実は1つしかならない

とうもろこしはたくさんの粒で構成されており、自然受粉ではしっかり受粉しない粒が多くなります。

とうもろこし全体の粒を受粉したいなら自分の手で受粉させたほうがいいです。

あと、とうもろこしは3つ実をつけますが、大きくなるのは1つだけです。

とうもろこしは茎の3カ所に生りますが、最初にできるとうもろこしが最も大きくなります。

次点で2番目のとうもろこしが。

ギリギリ食べられるかどうかのサイズになるのが、てっぺんに生る3番目といったところです。

基本的に食用に適しているのは、1番目と2番目のとうもろこしです。

3番目のとうもろこしを切ってしまい、栄養を集中させる方法もあります。

ピーマン

種まき時期…3~4月
収穫時期…6~10月

誰でも簡単に、どこでも栽培できる初心者オススメの野菜がピーマンです。

収穫できる期間も長く、栄養さえ足りていればピーマン一株から通算50個以上の実が採れます

虫食いなども起きにくく、かなり放置気味にしても安定して育ちます。

プランターでも栽培できるので、家庭菜園に慣れていない人でも安心して育てられます。

実際、毎年プランターで3か月間もの間、何十個ものピーマンを収穫してます。

ちなみにピーマンは熟すと赤くなりますが、ビタミン類が多く苦みも無くなります。

赤いピーマンは見慣れない人もいるでしょうが、問題なく食べられます。

シシトウ

種まき時期…3~4月
収穫時期…6~10月

シシトウの正式名称は「シシトウガラシ(獅子唐辛子)」。

トウガラシの辛くないものを品種改良してできた野菜です。

シシトウはピーマンと同じように虫食いも少なく、たくさん実をつけてくれるため、初心者でも栽培しやすいです。

ピーマンと似たような栽培でOK。

ピーマンよりも実が小さいため収穫までの時間も短く済み、1株から数十個は簡単に採れます。

ただ注意したいのが偶にトウガラシに先祖返りする奴が居ることです。

刺激を受け続けると辛くなりやすく感じます。

そのため、夏場の暑さや水不足などの刺激でトウガラシ並に辛くなる実が出てきます。

しかもどれが辛い実なのか区別がつきにくいので、いざ食べてみたら「辛ッ!」となることもあります。

なるべく辛くしたくないなら、夏場は直射日光は控えめにして水をたくさん与えましょう

かぼちゃ・スイカ


かぼちゃ
種まき時期…3~4月
収穫時期…7~8月

スイカ
種まき時期…3月
収穫時期…7~8月

かぼちゃやスイカといった特大の野菜は実が落ちることが多いです。

せっかく実がなっても、実自身の重さで茎から取れてしまうことが多発します。

そのため実が取れないようにする工夫が必要になります。

実が地面についてしまうので、ワラなどを敷いて土と直接触れないようにする必要もあります。

かなりの栄養を必要で、土が多い大型のプランターで栽培しても1・2玉採るのが限界です。

複数の実を収穫したいなら畑で栽培しましょう。

ゴーヤ(ツルレイシ)

種まき時期…4月
収穫時期…7~9月

ゴーヤのようにツタを伸ばして実をつける野菜はツタを絡ませる網や支柱が多く必要になります

ゴーヤは伸びたツタに実をつけます。

そのためツタが何かに巻きついていないと実を支えられません。

アサガオなどを育てるときと同じように、網状にした支柱を用意して栽培する必要があります。

逆にツルが伸びないと実が生りにくいです。

できるだけツルが伸びやすい環境にしましょう。

ちなみにゴーヤは完熟するとものすごく柔らかくなります。

ゴーヤの歯ごたえを残したいなら、実が黄色になる前に収穫しましょう。

枝豆

 

種まき時期…4~6月
収穫時期…7~9月

枝豆も簡単に育てられる野菜の部類で、虫食いなども少なく安定して育てられます。

ただサヤに入った実の大きさが全体的に安定しにくいのが欠点。

あとから生った実では、収穫時に小さいことが多いです。

そのため収穫の際には大きい実と小さい実が混在するようになります。

が、あまりに収穫が遅いと最初に生った実がダメになってしまいます。

遅くに生った実は取捨選択するような気持ちで早めに収穫してしまいましょう。

オクラ

種まき時期…3~4月
収穫時期…7~10月

ピーマンのように鈴生りはしませんが、放置気味でも栽培できる野菜です。

一回のタイミングで数個しか生りませんが、その分実1つができる時間が短いです。

花が落ちてから1週間で7~10cmくらいに育ちます

茎が伸び続ければ実に生る花も出続けるので、うまく栽培できれば最終的に1株から20個以上は採れます。

ただ5cmくらいになったら早めに収穫しましょう

成長し過ぎるとすごく固くなるため、食べるのには適さなくなります。

小さい実なら柔らかく食べやすいため、少し成長したくらいで収穫するのがベストです。

葉物野菜

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎…易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○…普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△…少々難しい。育てる際に注意することがある。
×…かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
キャベツ×
レタス
白菜
チンゲン菜
ほうれん草
小松菜
水菜
ネギ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

葉物野菜は虫による食害が起きやすい野菜ばかりです

特に有名なのがモンシロチョウの幼虫による、キャベツの食害。

時点…というより、幼虫並みにヒドイのがバッタ類。

他にもナメクジの被害もあります。

もし1匹でも放置すると、1週間もあれば殆どの葉が食べられてしまいます

そのため不織布などの防虫ネットを張るのは当たり前。

虫の卵を産み付けられる可能性もあります。

水と日光があれば割と育ちやすい葉物野菜ですが、食害がダントツの野菜でもあります。

キャベツ

種まき時期…7~8月
収穫時期…10~12月

キャベツはモンシロチョウの幼虫が一番の敵です。

芽が出たばかりの葉でも卵を産みつけられます。

早い段階で卵・幼虫の除去をして防虫ネットを張りましょう。

大玉なので栄養も多く必要になります。

畑なら20cm以上の間隔を取って栽培。

大型のプランターなら1株のみ。

あとは水と日光をできるだけ多く与えましょう。

レタス

種まき時期…3~4月、8~9月
収穫時期…5~6月、10~12月

レタスはキャベツ同様に大玉の野菜ですが、育つのが早く年に2回栽培できます

しかし畑などでの栽培が推奨されるのは同じ。

できるだけ土が多い状態で栽培しましょう。

早いと3月くらいから栽培できます。

が、収穫時期に虫が出てくるので、防虫対策をしっかりしましょう。

白菜

種まき時期…8~9月
収穫時期…11~2月

キャベツなどと種まきや注意点は同じですが、白菜の方が少々収穫時期は遅くなります。

11月には虫も出なくなるので、それまで食害を防げればあとは安心して栽培できます

冬の間放置しても平気だったりします。

むしろ寒い環境で育てると甘味が増します。

これは野菜の中の炭水化物が、不凍性の糖質に変わるため。

焦らずしっかり栽培しましょう。

チンゲン菜

種まき時期…4~5月、9~10月
収穫時期…5~7月、10~12月

キャベツなどと比べると小ぶりですが、成長も早く年に2回栽培できる機会があります。

肉厚な葉ですが、栄養さえあれば密集して栽培しても大きく育ちます。

5cmほどの間隔で1本育つように栽培すれば1株の大きさも良くなります。

ほうれん草

種まき時期…3~4月、9~10月
収穫時期…5月、10~4月

チンゲン菜と同じく、年に2回栽培・収穫できる機会があります

しかもチンゲン菜に比べると耐寒性があり、10月までに種まきすれば冬を通して育ってくれます。

11月にもなれば虫もほぼいなくなるため、食害を気にせず栽培できます。

チンゲン菜と同じく5cm間隔で1本育つように間引き・栽培しましょう。

小松菜

種まき時期…2~10月
収穫時期…4~12月

小松菜はほぼ年中いつでも栽培・収穫できる野菜です。

いつでも・どこでも育つため、葉物野菜の中でも栽培が容易です。

収穫までの期間も短く、続けざまに植えることで最終的な収穫量を増やせます。

間引き間隔はチンゲン菜などと同じく5cmほどになります。

水菜

種まき時期…8~10月
収穫時期…11~3月

水菜は夏~秋の内に種まきして栽培します。

ほうれん草と比べてもかなり大きくなりやすく、収穫量は見込めます。

ただ早くに植えるとモンシロチョウが卵を植え付けやすいです。

おまけに葉が密集しやすく、幼虫などが見つけにくくなりやすいです。

10月頃に植えるとモンシロチョウも少なくなるので、食害を防ぐなら遅めに栽培を始めましょう。

ただ正月のお雑煮などに使いたい場合、葉が成長しきらないこともあります、

最低でも10月中旬までには栽培を開始したいところ。

プランターでも簡単に栽培できます。

かなり密集しても育つため、種をばら撒いて栽培しましょう。

ネギ

種まき時期…3~4月
収穫時期…10~2月

ネギは虫による食害も少なく、放置気味でも育ちます

ネギは種植えよりも、苗を植えて育てるのが一般的です。

特に小さいネギは根元付近の茎を残して収穫すれば、また新しいネギが生えてきます

こうすれば長い期間収穫できます。

根ごと収穫せず、茎を残して収穫するようにしましょう。

収穫したネギから再度収穫する方法も記事にしてあるので、興味のある方はどうぞ。

スーパーで買ったネギを再利用して栽培。株分け・栽培するポイントなどを写真付きで解説

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初心者でも安心して育てられる野菜

上記で紹介した野菜から、家庭菜園に慣れてない人でも簡単に育てられる野菜を選びました。

ジャガイモ・サトイモ

ジャガイモとサトイモは実が多くなりやすく、「食べられる部分」を安定して育てられます

小さいものでも、来年用の種イモにできたりと無駄なく活用できます。

バッタなどによる食害もありません。

水さえ与えれば枯らすことなく栽培しやすいです。

トマト(小~中)

小~中玉のトマトなら実が生りやすく、収穫しやすいです。

大玉トマトだと熟すのに時間がかかり、その間に虫に食われることが多くなります。

小~中玉のトマトなら実が熟す時間も短いため、早めに収穫できます。

鈴生り状にたくさん実をつくりたいなら小玉トマトを。

ある程度肉厚なトマトなら中玉トマトを栽培しましょう。

ピーマン・シシトウ・オクラ

上記で紹介した通り、これらの野菜はとにかく簡単に栽培できます

あまり栽培中に手間をかけることもなく、半ば放置して育ててもたくさん実をつけるほど。

虫による食害も少なく、雑草を除去するくらいで育ちます。

しっかり追肥すれば3ヶ月くらいの長い期間は収穫し続けられるのも特徴。

家庭菜園での収穫量を多くしたいならオススメの野菜です。

ネギ

料理のメインにはできませんが、ピーマンなどと同じく手間いらずで長く収穫できる野菜です。

植え付けも簡単だったり、小さめのネギならプランターでも栽培できます。

冬場でも育つので、必要なときに収穫すれば管理もラクなのもいいです。

最後に

これで家庭菜園で育てられる代表的な野菜の紹介を終わります。

初めて家庭菜園を始める人の参考用にと、育てやすさなどに重点を置いて一覧にしてみました。

どんな野菜があるか分からなかったり、栽培の注意点を知りたいは参考にしてください。

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