社会に出て働くことの意味。労働とは何なのか?

仕事・会社仕事

「あなたは何のために働くのか?」。

該当インタビューでされそうな質問ですが、実際どのように考えていますか?

「お金」「地位」「社会への貢献」「会社の発展」「やりがい」…個人で色々と理由は違うかもしれませんが、原点となるものは一緒です。

労働に対して悩んでいるなら、この記事を参考にするか、再確認に使ってください。

労働とは「お金」

働くことの意味なんて、お金を得る以上に大事なことはそうそうありません。

「社会への貢献」なんて意見も聞いたりしますが、それにしたって自分の生活基盤が無ければどうしようもありません。

ボランティア活動している人だって別に収入源がある場合がほとんどです。

意外に思うかもしれませんが、ボランティア団体として有名なNPO(非営利団体)も給料が出ています。

給料は団体によってピンキリでほぼ無給のところもあるそうですが、平均すると一般的な生活ができるくらいの給料は出てるそうです。

この給料の出所は寄付金だそうですが、貰う側からすれば普通の会社で働くのと大差ありません。

「無償での労働」を謳うボランティアでさえこうなので、世の中の大半はお金で回ってます。

逆に言えば労働に対する一番手っ取り早い対価がお金ともいえます。

今の世界は「拝金主義」で回ってます。

資本主義にしろ社会主義にしろ、お金が大事なのは同じです。

「お金が無いのは、首が無いのと一緒」という言葉があります。

直訳すれば「無一文なら死んだも同然」という意味で、最もわかりやすい言葉でしょう。

お金がなければ済む場所どころか、食べるものさえ得るのが困難なのが今の世の中です。

社会貢献?

やりがい?

まともな食事も食べれない状況で、そんなことを口にする余裕がありますか?

お金が必要なくなることなんて、世紀末か無人島での生活が訪れないとありえないでしょう。

「地位」の獲得

労働のもう一つの対価として、「社会的地位」の獲得というのがあります。

これは「継続的にお金を得る手段がある」という証明となるため、ここでもお金が関わってたりします。

社会的地位と小難しく感じますが、かみ砕けば「他人からのイメージ」「評判」と言い換えることもできます。

当然ながら働いていること自体が一種のステータスとなっており、社会的に見ると最低限持ってないといけないものです。

未成年ならいざ知らず、大人になっても無職だと白い目で見られるのは周知の事実。

宝くじで大金持ちになったとしても、働いていなければほとんど変わりません。

よく聞く例として「宝くじで金持ちになっても、無職だと銀行はお金を貸してくれない」というもの。

考えてみれば当然で、お金を借りる段階でお金を持ってないと自白してるも同然で、この時点で銀行は「ただの無職」と同列の扱いになります。

例え残金で2億円持っていても、3億円のマンションを買いたいといっても貸してはくれません。

さきほど労働とはお金を得る手段と書きましたが、他にも働いてでもお金を得る気概があるという証明にもなります。

こうした信用性を得るためにも、働いているという事実は重要です。

残念なことに現在の社会では最低限の社会的地位が無いと、言い方は悪いですが見下されたり、最悪つま弾きにされることも。

「働く」ということ自体が最低限のステータスとしても見られるので、他者の目を気にするなら働かざるを得ません。

「夢」や「やりがい」で働いている人は少数

小さい頃の夢や、自分が好きでやっていられる仕事についている人なんて中々いません。

もちろん自分の望んだ仕事についている人が大半ですが、その内のどれだけが「よりマシな仕事だから」という理由を持っているでしょうか?

現在の日本の労働者数は約6000万人。

その内の多くの比率を占めているのが「製造業」「小売り業」「医療・福祉」です。

この3種の業種だけで約3000万人、日本全体の労働者の半数がこれらのどれかの職に従事しています。

ちなみに4位はサービス業の約400万人。

しかしこれらの仕事をしている人で、どれだけの人がやりがいを持っているでしょうか?

基本的に終わりの無いベルトコンベアのような流れ仕事の工場やスーパー勤務、人手不足が深刻な介護業界など。

これだけに限りませんが、幸福を感じながら仕事をしている人が周りにどれくらいいますか?

働いている人全体としてみれば、それなりに妥協や要領よく仕事をしている人がほとんどでしょう。

スポーツマンだって働いてる

オリンピックに出るようなスポーツマンだって働いています。

ケースとしては「会社に勤めながら、空いた時間で鍛える人」「スポンサー契約をしている人」「団体に所属している人」など。

自分で働きながらトレーニングしている人は、どちらかというと会社勤めが本業でしょう。

何かしらの会社とスポンサー契約をしている人なら、その契約金を得るという労働をしています。

団体に所属している場合が一番わかりやすく、例えば野球やサッカーなら、試合などの興行収入から給与が出ます。

マラソンランナーのような、一見するとどうやってお金を稼いでいるか分からない人でも、こうやって今の生活を維持しています。

生活するためにお金が必要な以上、どんな人でも何らかの方法によって金銭を得ているものです。

言い方は悪いですが、ヒモや親のスネかじりでもない限りは、ただ夢を追うだけでも働く必要があるものです。

必要無い職業は「無い」

世の中には必要の無い仕事なんて存在しません。

そもそも誰にも需要の無い職業などお金を稼げず淘汰され、とっくの昔に無くなってます。

時々「ケーキにイチゴを乗せるだけの仕事」なんて類の仕事を例えに出されますが、そういった誰でもできる簡単な仕事だとしても、無ければ困るから求人が出されます。

あるいは警備員のように一日中立っているだけの仕事に見えても、いなければ犯罪を助長させたり、未然に防ぐこともできません。

一見必要されないような仕事だとしても、ごく一部でも需要があり、かつ稼ぎが発生するのであれば立派な仕事です。

実際の所、簡単な単純作業ほど流れ作業になることが多く、1日中付きっ切りでやらないといけないものが多いです。

お金を稼げている以上はそれは立派な職業です。

どんな職業であれ、誰もやらなくなれば社会から見ても困る事態になるのは確かです。

看護の世界なんていい例でしょう。

例えアルバイトだとしても、それが従業員の主力の業種なんてたくさんありますし、未成年でも働きたい人の受け皿でもあります。

…まあ長く続けるとなると敬遠されるのがアルバイト・パートという形態ではありますが。

ともかく、働いている以上はどんな職業であれ、社会・あるいは誰かに必要とされている仕事というのは確かです。

自分の仕事に自身が無い人や、働くことに疑問を持っている人は、これらの意見を参考にしてください。