植木鉢(ポット)やプランターの「○号」や「×型」の意味。サイズの大きさや入る土の量

2021年3月17日園芸知識園芸,家庭菜園

植木鉢やプランターは「8号ポット」「650型プランター」等とサイズ表記がされています。

野菜や果物の苗の栽培方法でも「○号以上のポット推奨」なんてサイズ紹介もされます。

これを見て「結局どれを使えばいいの?」と思った人もいると思います。

そこで「号」や「型」によるサイズの解説をしていきます。

「号」と「型」の違い

植木鉢やプランターのサイズは「号」や「型」という単位が使われています。

明確な違いがあるのでそれぞれ紹介します。

「号」は主に植木鉢で使われる単位です。

丸い植木鉢なら直径、四角い植木鉢なら一辺の長さを指します。

「1号」は「1寸(3cm)」となり、直径あるいは一辺の長さが3cmとなります。

図のように8号ポットの場合なら、円柱型のポットなら直径24cm。

四角いポットなら一辺24cmの大きさになります。

面倒なのが、ポットの深さには言及されていないという点。

そのため、同じ号8号ポットでも微妙に入る土の量が増減します。

まあ、ほとんどはそのサイズに合った深さになっていますが…。

一方「型」はポット・プランターで使われています。

この場合は「ポット・プランターの一辺の長さ」を指します。

 

図のように「65型」、あるいは「650型」のプランターなら、長い部分の一辺が65cm(650mm)となります。

「号」と違って直接長さを表示しているのでわかりやすいと思います。

しかし、こちらはポット同様に深さに加えて、短い辺の長さにも言及されていません。

そのため製品によっては、ポットよりも入る土の量の増減が大きいです。

「号」「型」ごとに入る土の量

では各サイズのポットやプランターで、どれくらいの量の土が入るのか?

市販されている大きい土の袋では、15~20リットルの量になります。

その辺を考えてイメージしてください。

ただポットの「高さ」、プランターの「幅」によっては多少量が上下します。

大体これくらいだと思ってください。

ポット

サイズ入る土の量(リットル)
3号0.5L
5号2L
8号6L
10号13L
13号21L

ポットでは号数が増えるたびに、入る土の量が大幅に増えていくのが特徴です。

1号(3cm)違うだけで、数リットル上下するのなんてザラです。

そのため、多くの土が必要な果樹栽培では、たくさん土が入るポットがおすすめ。

プランター

サイズ入る土の量(リットル)
30(300)型3L
50(500)型10L
65(650)型14L
90(900)型40L

大体このあたりのサイズがよく店頭に並んでいます。

注意したいのが、型が同じでも「高さ」や「幅」の違いが大きく、入る土の量の変動が激しい点です。

例えば500型(50cm)のプランターの場合。

ホームセンターと百円ショップで販売しているものとでは、「高さ」や「幅」がかなり違います。

そのため同じ型であっても入る土は数リットルも違いが出てきます

ポットでも同じですが、同じ型=同じサイズとは限らないのでしっかり確認しましょう。

野菜や果樹で使えるサイズの目安

ここからどのサイズの「号」や「型」で、どんな野菜や果樹を育てられるかの紹介をします。

ただ、やはりサイズが大きければ育ちがいいのは事実。

「最低限使いたいサイズ」の目安と思ってください。

実のなる野菜・果樹なら

例えば「トマト」「ナス」といった大きめの実が生る野菜。

ポットなら10号、プランターなら500型以上で高さがあるものを使いましょう。

実のなる野菜や果樹だと栄養が多く必要かつ、根を広く張る必要があります。

そのため小さいサイズでは栄養が足りず、根の張りも悪くなり、なかなか実がつきません。

トウモロコシといった、かなり大きい野菜ではさらにたくさんの土が必要です。

できればこれ以上のサイズが推奨されます。

実が小さければ8号くらいでも大丈夫

ミニトマトやブルーベリーといったものなら、ギリギリ8号くらいのポットでも栽培できます。

生る実が小さいので、栄養がそこまで必要じゃないのが理由になります。

しかし「ギリギリ」と書いたとおり、このくらいのサイズじゃないと少しの実もつけてくれません。

これより小さいサイズで栽培するのは控えましょう。

3号くらいは植え変え前提

3号ポットといった極小のポット。

これはハーブ系の野菜か、苗の植え変え前提でしか使えません。

バジルといった、少量のハーブ系。

あるいは実をつけない小さめの観葉植物。

こういった植物なら育てられます。

ちなみに、植え替えで使う場合の植え替えタイミング。

ポットの下から根が出てくるようになったら、一回り(1号)以上大きいポットに植え変えましょう。

バランスのよいサイズ

家庭菜園をしていると、結構多用するポットやプランターがいくつもあります。

特に10号ポット・650型プランターが多いです。

よほど大きな野菜でもなければ、大抵はこれで栽培できます。

ミニトマト・ピーマンといった野菜や、人参やジャガイモも栽培可能です。

流石にトウモロコシや大根といった大きな野菜はムリですが、小ぶりな野菜なら十分収穫可能です。

例えばピーマンなら15リットルも土があれば、30~40個は収穫できます。

ブルーベリーなどの小さい果物なら10号ポットあたりで栽培してます。

…まあ追肥することは前提ですが。

もし迷っているなら、このあたりのポット・プランターから使ってみてください。

オマケ:百円ショップのポッドのサイズ

百円ショップだと、どのくらいのサイズのポットやプランターを取り扱っているのか?

結論としてはポットなら7号くらいまでのサイズ。

プランターなら500型くらいまでのサイズを購入できます。

それ以上のサイズのものは販売していません。

もしあっても8~9号くらいのサイズで「200円」「400円」といった値段になります。

ただ、モノによってはホームセンターよりは安い場合も。

10号や650型といった大型サイズでは百円ショップでの取り扱いは無くなります。

素直にホームセンターなどで購入しましょう。