プランター栽培ができる「ミニ野菜」。家庭菜園が苦手な人におすすめの野菜

2021年3月18日野菜・果物家庭菜園,野菜

しかたなくプランターで栽培する人も多いでしょう。

が、野菜が大きくならないことってあると思います。

プランター栽培では土が少なく、普通のサイズの野菜はまず育ちません。

あるいは、そんなに大きくなくても、確実に収穫したい人もいると思います。

そんな人は初心者でも成功しやすい「ミニ野菜」がおすすめ。

ついでにミニ野菜と同じように収穫しやすい野菜も紹介します。

ミニ野菜とは

ミニ野菜とはその名の通り、収穫できるサイズを小さく品種改良した野菜のことです。

「ミニ」と聞いて思い浮かべるのは「ミニトマト」が代表的です。

他にも「ミニ大根」「ミニキャロット」「小カブ」といった種類もあります。

ミニ野菜では、土が深くないと育ちにくい根野菜を小さくした野菜も多いです。

詳しくは後述しますが、一番のメリットは初心者でもしっかり収穫できるのがミニ野菜の特徴です。

ホームセンターなどで普通の野菜のタネと一緒に販売している所も多く、誰でも簡単に入手できます。

ミニ野菜の種類

代表的なミニ野菜は以下のもの。

・ミニ大根
・ミニ人参
・小カブ
・小ネギ
・ミニトマト
・ミニキュウリ
・ミニキャベツ
・ミニ白菜
・ミニカボチャ
・ミニチンゲン菜
etc

このようにミニ野菜には多くの種類があります。

大抵のものはホームセンターで購入できます。

一般的な野菜を小さくしたものも多く、普段の食事で食べたりするものも多いです。

こうした料理に使う機会が多い野菜なら栽培するメリットも多いんじゃないかと。

ミニ野菜のメリット

ミニ野菜は、家庭菜園初心者でもばっちり収穫できる要素が多いです。

・プランターで栽培可能
・実の出来が良い
・収穫が早い
・密集栽培可能
・虫食いが少ない
・食べるときに収穫

手間がかからず、失敗のリスクが少ないのが最大のメリット。

そのため、野菜を収穫できる状態まで栽培できます。

やたらと家庭菜園で失敗しやすい人におすすめです。

プランターでも収穫できる

土が少なくても育つため、プランターでも栽培・収穫しやすいです。

また野菜そのものが小さいため、狭い場所でも栽培できます。

ベランダのような空き空間しかない人でも家庭菜園が可能です。

「畑がないから家庭菜園はムリ!」と思っている人ほどミニ野菜は向いていると思います。

しっかりした実になりやすい

サイズが小さいため、栄養が少なくでもしっかりした実になりやすいです。

家庭菜園での失敗原因は「実が生らない」「実が小さいまま」の場合が多いです。

しかしミニ野菜では、栽培に必要な栄養の量が少なく済みます。

そのため栄養が少ないと感じても、野菜の出来が良くなります。

ミニ野菜なら土の深さが10~20cmほどしか無くても育ちます

ある程度放置してもしっかり育つので、栽培の難易度はグッと低くなります。

「植えたはいいけど、細かく世話してるヒマがない」。

あるいは「どうやって育てたらいいのかイマイチわからない」なんて人。

しっかり収穫できるサイズまで育ってくれるミニ野菜はオススメです。

収穫までの期間が短い

サイズが小さいため成長速度が早く、収穫できるまでの時間がかかりません。

例えば大玉のトマトだと、実が膨らみ初めてから収穫できるまで、2~3週間はかかります。

しかしミニトマトなら1週間くらいで実が成長します

他にも普通の大根なら種まきから収穫まで3ヶ月は軽くかかりますが、ミニ大根なら1ヶ月くらいで収穫可能

収穫までの期間が短いため、うまくいけば一年に何回も育てられることも多いです。

ある程度密集して植えても育つ

植えた野菜同士の間隔が通常サイズの野菜サイズより狭くても育ちます

例えば普通の大根なら間隔を20cmくらい離して植えないといけません。

これは栄養の取り合いが起きないようにするためです。

しかし、ミニ大根なら10cmくらいの間隔で植えても大丈夫です。

小カブや小ネギになってくると間隔が1cmくらいでも育ちます。

…ぶっちゃけ小カブなら適当に種をばら撒いて栽培してます。

収穫期間が短く、年に数度植えられることも含めれば、サイズが小さくてもそれなりの収穫量になります。

虫食いの被害が起きにくい

地味にいいのか虫食いの被害を抑えられます。

収穫までの期間が短いことで、虫に食べられる前に収穫しやすくなります。

まだ実が熟してないのに、虫に食われていた、なんて経験があると思います。

私では食べられない青い状態の実でも、虫にとっては充分食べられる野菜は多いです。

ただ完全に虫食いを防げるわけではありません。

「比較的抑えられる」くらいに思っておいてください。

新鮮な状態で食べる量を調節できる

小さいサイズの野菜を複数収穫することになるので、一度に食べる量を調節しやすいです。

例えば一人暮らしなどをしている人。

大根や白菜を使い切るのはなかなか時間がかかります。

しかし冷蔵庫で保存していても鮮度が落ちてしまいます。

しかしミニ野菜は食べきりサイズで収穫可能

必要なときに必要な分収穫すればいいので、いつでも新鮮な状態で食べることができます。

栽培した野菜を食べきるのに苦労している人は、いっそのことミニ野菜に切り替えてみましょう。

唯一の欠点:サイズが小さい

メリットが多いミニ野菜ですが、名称の通りどうしたってサイズは小さくなります。

ミニ大根なら10cm~15cmくらいの大きさくらいにしかなりません。

普通の大根と比べると大きさは半分以下・量は2~3割くらいになります。

単純に食べれる量も少なく、おでんなどの野菜を丸ごと使った料理だとなかなか使えません。

皮むきなどの作業も少々やりづらくもなったりします。

こうした手間があったりするのがミニ野菜の数少ない欠点になります。

ミニ野菜の栽培のしかた

ミニ野菜はプランターでも、もちろん畑でも栽培OKです。

野菜の種類によって使えるプランターも変わるので、別々に紹介します。

根野菜なら

土の下で育つ野菜ならプランターのサイズは幅が10cm以上・深さが20cm以上がおすすめ。

ミニ大根・ミニ人参といった根野菜なら、間隔を5~10cm以上離して植えれば成長しやすいです。

長さが60cmくらいの細長いプランターなら、一度に4~5本は植えることができます。

もちろんプランターが大きければ成長度合いも高くなります。

自分が扱える限界くらいの大きさのプランターで育ててもいいでしょう。

実が生る野菜なら

ミニトマトといった実が生る野菜ならプランター一つに一本だけ植えるようにしましょう。

推奨されるのは長さ60cmくらのプランターや、それ以上土の入る底が深いプランター。

いくら実のサイズが小さくても、たくさん生るので栄養も多めに必要になります。

一つのプランターに2本以上植えると、栄養の取り合いが起きやて収穫量が減りやすいです。

大きめのプランターのほうが成長しやすく、収穫できる期間も長くなるので収穫量も多く見込めます。

追肥や土づくりが面倒な人は一つのプランターに1本だけ植えたほうが無難です。

葉物野菜なら

ミニ白菜やミニチンゲン菜などの葉物野菜なら、ミニ大根などと同じく普通のサイズよりも早くに収穫できます。

栽培できる期間中に2~3回植え直せることも多く、年に何度か収穫を経験できたりします。

日光によく当てればかなりの速さで成長します

日当たりに良い場所ならその分収穫できるタイミングも早くなります。

ただバッタなどの虫による食害の被害も大きいです。

虫よけネットなどを被せて栽培しましょう。

ミニ野菜と同じように育てられる野菜

ミニ野菜、特にミニトマトと同じように(あるいはそれより簡単に)栽培できる野菜もあります。

・ピーマン
・シシトウ
・オクラ

こういった実が小さめの野菜は、ミニ野菜と同じ要領で栽培できます。

また長期に渡って実をつけ続けてくれるので、必要なときにその都度収穫できます。

これらの野菜は虫による食害なども少なく、他の野菜より失敗しにくい品種です。

使える料理も多いので、興味があるなら一度育ててみましょう。

最後に

以上で簡単にですがミニ野菜の紹介を終わります。

ミニ野菜のいいところは、初心者でも相応に収穫が見込める野菜だというところ。

「普通に栽培しても収穫できない」なんて人は、どこかしら適切な方法を取ってないことが多いです。

ミニ野菜では多少いい加減に栽培しても収穫までこぎつけられます。

家庭菜園で失敗しやすい人は、まずはミニ野菜でノウハウを磨きましょう。