オニプレートトカゲの飼育方法。トカゲ然とした姿・初心者向け

ペット飼育ペット飼育,爬虫類

sペットで爬虫類、とりわけトカゲを飼おうと思うと一般的なのは「フトアゴヒゲトカゲ」というトカゲ。

ただ日本に生息しているトカゲをイメージしている人ではイマイチに感じる人もいるでしょう。

そこで日本のトカゲをそのまま大きくしたようなトカゲを飼いたいなら、「オニプレートトカゲ」がオススメです。

かなり頑丈なトカゲらしく初心者でも飼育が簡単なので、興味がある人はどうぞ。

オニプレートトカゲとは

写真:ヒガシオニプレートトカゲ

種類

オニプレートトカゲには「ニシオニプレートトカゲ」と「ヒガシオニプレートトカゲ」の2種類がいます。

一番の大きな違いは鱗の色です。

ニシオニプレートトカゲは黒っぽい濃い鱗をしていますが、体色は薄い肌色っぽいので、斑点模様に見えます。

逆にヒガシオニプレートトカゲは薄い褐色に近く、体色にムラがありません。

ある程度個体差は出るようですが、大本の体色はこうなります。

姿

写真の通り、オニプレートトカゲはニホントカゲやカナヘビをそのまま大きくしたような姿です。

上から見るとこんな感じ。

その辺で捕まえられるトカゲに満足できない人にはピッタリでしょう。

フトアゴヒゲトカゲのような尖ったトゲのようなものもなく、スマートに「トカゲ」といった姿をしています。

このためシンプルな姿をしたトカゲを飼いたい人に人気が出ているそうです。

サイズ

生体のサイズとしては40~50cmほどと中型のトカゲです。

まあトカゲの例に漏れず、体長の半分は尻尾の長さになるため、胴体の大きさは20~30cmとなります。

そのためサイズの割にあまり大きく見えなかったりします。

それでも幼い頃にカナヘビやニホントカゲを飼っていた人にとってはかなり巨大に見えるでしょう。

食性

雑食性のため、虫や肉類・バナナといったフルーツ等も食べます。

さすがに魚類は食べませんが、一般的なトカゲと比べると餌に困ることは少ないです。

中型のトカゲのため、多少大きな虫でも食べます。

他のトカゲ同様に1週間に2~3回も与えれば十分です。

人工飼料も食べてくれるので、フトアゴヒゲトカゲ用のフードやイグアナフードでも食べます。

ただ個体差もあるので、お腹が空いていそうな時に与えてみてダメなら他の餌に切り替えましょう。

生息域

生息している場所はサバンナといった熱帯地域。

そのため乾燥気味な環境でも育ってくれます。

しかし水分が苦手というわけでものないので、梅雨のジメジメした時期でも問題ありません。

床材は砂・ヤシガラマット・人工床材となんでもござれ。

自分が扱いやすい床材を選びましょう。

昼行性

オニプレートトカゲは昼行性のトカゲのため、朝になると棲み処から出てきて日光浴などをするようになります。

ヒョウモントカゲモドキのような夜行性のトカゲと違い「トカゲを飼ったはいいが、あまり姿を見ることができない」なんてことも無いです。

棲み処から出てきたら観察してみましょう。

寿命

検索してみると寿命は「平均10年」と出ることが多いですが、飼い方次第ではもっと伸びます。

現に私が飼育しているオニプレートトカゲは野生の個体(数年間野生で過ごす)+10年以上飼育してますが、まだ元気です。

爬虫類というのはどれも長命なので、個人的には20年は生きるんじゃないかと思ってます。

エサの与えすぎによる肥満が寿命を短くする原因と考えられているので、エサの与えすぎには注意。

とりあえず10年以上は飼育する前提で考えましょう。

値段

オニプレートトカゲの値段ですが、おおむね5000円ほどから販売しています。

レプタイルショーといった即売会ならもっと安いこともあります。

私が購入した時には1匹3000円、オスメスのセットなら5000円で販売していました。

かなり安価で購入できるため、こうした面でも初心者向けのトカゲと言われています。

かなり頑丈なトカゲ

オニプレートトカゲが初心者向けと言われる理由ですが、とにかく頑丈という点です。

かなり雑な飼育方法でも生存できるそうで、私が購入した際にはダンボールに新聞紙を入れておくだけでも生きてると言われたほどです。

体長がそこまで大きくならないのも相まって、中には衣装ケースを改造して飼育している人もいるそうです。

私はそういった飼育方法は取ってませんが、他のトカゲに比べて不足があってもカバーできます。

雑食性なためエサにも困りませんし、餌と水さえ与えておけば問題なく生存できます。

特殊な飼育方法でもないので、デリケートなトカゲよりも遥かに飼育しやすいかと思います。

飼育方法

では飼育方法ですが、私がオニプレートトカゲを飼育するのに使っている機材はこちら。

・70cmケース
・棲み処
・水入れ
・人工床材
・(太陽光ライト)

このように一般的なトカゲでの飼育環境を整えてます。

ケースは窓際に置き、日中は少しでも明るい場所にしています。(…直射日光は来てませんが…)

ただ太陽光ライトはあまり使っておらず、雨の日など太陽が出ていない時に使っています。

日が差す場所にケースを置くなら不要でしょう。

床材は臭いを吸収したり、おしっこやフンを固めてくれる特殊な物を使用。

水分を吸収すると粉末状になるため「使用済み」とわかりやすく、まだ使えるものとの分別も簡単にできます。

このくらいの大きさのケースなら1袋あれば十分な量でした。

ただ床材が固いとトカゲが嫌がるようなそぶりも見せたため、部分的に水を吹きかけて柔らかくしてます。

そして与えている主なエサはこちら。

コオロギ
卵焼き
カルシウム剤
ビタミン剤
・バッタ
・コガネムシなどの幼虫
・ハムなどの肉
・人工飼料

黄色くなっているのは特に良く与えているエサになります。

与える頻度は2~3日に一回。

慣れてくるとタイミングが分かりやすく、お腹が空いているとケースに近づくだけで棲み処から出てきます

カルシウム剤はエサに、ビタミン剤は水に溶かして与え、これで足りない栄養を補っています。

他にも家庭菜園などでよく見るバッタやコガネムシの幼虫も与えています。

時期的なものなので常に与えているわけではありませんが、それでもよくパクついています。

エサ代の節約にもなるので、虫類を捕まえられそうなら与えてみましょう。

警戒心

オニプレートトカゲも他のトカゲ…というか爬虫類の例に漏れず、「慣れ」はします。

最初は棲み処に隠れっぱなしが数週間~数か月続きますが、環境に慣れれば部屋にいても棲み処から出てくるようになります。

ただその状態でも警戒心は失っておらず、急に動いたりケースに近づくと隠れてしまいます。

しかし1年も飼っていると完全に慣れるのか、飼い主が何をしても平然としてます。

エサを手に持ったまま食べさせられますし、至近距離から観察することも可能です。

…ただまあ掴まれたりするのは変わらず苦手のままなので、手に持とうとすると少し暴れるので注意。

飼育し始めて10年以上

オニプレートトカゲ

学生時代にレプタイルショーでオニプレートトカゲを購入してから10年以上経ちますが、弱った様子もなく元気に走り回ってます。

飼育方法で書いたペットショップ店員の「ダンボールでも飼える」の言葉通り、かなり頑丈な部類のトカゲかと思います。

全体的にほっそりして、かつまっすぐ尖ったような「トカゲ然」としたトカゲは意外と少なく、中型・安価で購入できるのはオニプレートトカゲくらいだと思います。

飼育にあまり手間もかからず、かつ頑丈ともなれば初心者向けと言われるのも納得です。

もしオニプレートトカゲを気に入ったなら、是非ともオススメしたいトカゲです。