薬が効かない頭痛にはコーヒーが効く?

2022年7月18日人体・病気人体,病気

頭痛になったとき、まず市販薬で済ませる人も多いでしょう。

しかし偶にいくら頭痛薬を飲んでも、量を増やしても、薬を変えても効果が無い人がいます。

そんな人は市販の頭痛薬だと、どれを使っても効果が無い可能性があります。

私も頭痛の改善にいくつか市販の頭痛薬を試したり、処方された薬を飲んでみましたが、まるで効果がありませんでした。

そんなときに大きめの病院で処方された薬で頭痛が緩和されました。

その薬に含まれる成分や、効果がある食品などを書いていきたいと思います。

注意

前提としてまずは病院で診察してもらうのが一番です。

自分の判断のみで治療モドキをすると、逆に悪化する場合もあるため、完全に自己責任の範疇になります。

市販薬での治療もそうですが、自分で判断するときはその薬や成分を調べたりして、リスクをしっかり把握しましょう。

今回紹介する頭痛の緩和方法ですが、結局「私の場合はこうだった」という側面が強いです。

そのリスクについてもページ最後あたりに書いておくので、この方法を試すときはしっかり読んでおいてください。

市販薬の成分はどれも一緒

薬

まず「市販薬を飲んでも頭痛が治らない」なんていう場合。

基本的に市販の頭痛薬はどれも成分が一緒なため、原因にマッチしないとどの薬でも効果がありません

精々その成分の量が違うだけで、どれかの薬で効果があった場合でしか意味がないです。

そのため2~3種類の薬をそれぞれ数日試して効果がなければ、まったく別の薬を使ったほうが良いでしょう。

そこで重要なのが薬に含まれる成分です。

例えば頭痛薬として有名な「ロキソプロフェン」「ロキソニンS」「バファリン」「イブ」といった薬の成分はどうなのか?

それぞれの薬で頭痛に効果がある成分として配合してあるのが以下の成分。

・ロキソプロフェン…ロキソプロフェン ナトリウム水和物
・ロキソニンS…ロキソプロフェン ナトリウム水和物
・バファリン…イブプロフェン
・イブ…イブプロフェン

どの薬も「~プロフェン」という成分が配合されています。

この成分は炎症によって起きた痛みを緩和する鎮痛剤になります。

なんらかの原因で脳内に炎症が起きた時の頭痛に対して使われる成分で、量の違いはあれど病院で処方される頭痛薬と同じ成分です。

しかしこの成分、当然ながら炎症が原因ではない頭痛にはまったく効果がありません

これは「炎症を抑えて」痛みの原因を無くす成分で、それ以外に原因があると効果はかなり低くなります。

そしてどの薬も同じ成分ということは、どれかで少しでも効果が無ければどれを使っても効果は薄い、ということ。

この場合はまったく別の系統の成分を使わなければ改善は難しいといえます。

カフェインで頭痛改善

市販薬・処方薬では「~プロフェン」といった成分が主流なので気づきにくいですが、カフェインも頭痛を緩和できるケースがあります。

それが血管の膨張が原因の頭痛の場合。

なんらかの原因で脳内の血管が膨張(拡張)してしまうと、直接脳内を圧迫してしまいます。

脳は頭蓋骨で密閉されているため、少しでも血管の膨張で脳が圧迫されると、頭を締め付けられるような痛みや、部分的に刺されるような痛みが出ます。

私もこのケースでした。

この場合は炎症を抑える「~プロフェン」の薬ではまったく効果が無いです。

経験則として、市販薬を数種類・病院での処方薬(強めの薬も込み)も効果が無かったので確かです。

この場合新たに処方された「安息香酸ナトリウムカフェイン」を服用した途端に頭痛が緩和されました。

「カフェイン」と書いてある通り、あのカフェインになります。

略称で「アンナカ」とも呼ばれているので、こちらで聞き覚えがある人もいるかと。

この成分はコーヒーなどにも含まれる「カフェイン」を水に溶けやすく・粉末状にしたもので、主要な効果はカフェインと大差ありません。

カフェインの効果がこちら。

血管の膨張を緩和
・心拍数の増加
・解熱効果
・鎮痛効果
・利尿作用
・眠気の改善

カフェインというと「眠気が飛ぶ」というイメージが強いでしょうが、他にもこういった作用があります。

特に血管の膨張による頭痛に対しても効果がある点。

市販薬では「無水カフェイン」という成分で配合されていることもあり、市販の頭痛薬では「イブ」に80ミリグラムほど配合されています。

純粋なカフェインの適量は成人なら一日300~400ミリグラムとなります。

コーヒーの抽出方法によっては量が増減しますが、一般的なコーヒー1杯(150ミリリットル)で約90ミリグラムのカフェインが含まれます。

病院で処方される「安息香酸ナトリウムカフェイン」だと一度に数百グラム飲むことになりますが、これは保存料の「安息香酸ナトリウム」がかなり多いためで、実際のカフェイン量は少なくなります。

適量さえ守れば問題は少ないのでご心配なく。

…ただカフェインは摂り過ぎで中毒を起こすこともあるので、次の項目をよく読んで、リスクを理解してから飲用してください。

カフェインの危険性

市販薬でもそうですが、カフェインも摂り過ぎると危険な物質です。

特に中毒を起こすと命の危険も出てきます。

「500ミリリットルペットボトルのコーヒーを一気飲みしたら吐きそうになった」なんて経験がある人も。

コーヒー(カフェイン)で頭痛を何とかしてしようとしている人は、以下のことをしっかり守ってください。

1日で効果が無いならやめる

頭痛の改善のように特定の目的があってコーヒーを飲む場合、1日経っても、長くても2日試して効果が無いなら飲むのをやめましょう

冒頭の薬の部分で少し書いた通り、頭痛は様々な要因でなるため、原因と解決法がマッチしなければ効果はほぼありません。

そのため数日経っても改善されないなら、カフェインで改善できる頭痛ではない、ということになります。

素人考えで量を増やしたり、頻度を増やしても後述する依存症や中毒のリスクを上げるだけです。

効果が見られないならスッパリとやめて、他の方法を模索しましょう。

中毒と依存症

カフェインはタバコのニコチンのような依存性・中毒性の成分です。

そのため日常的にコーヒーを飲んでいると依存症になり、大量に摂り過ぎると中毒になります。

依存症になりたくないなら1日で5杯以下…まあ余裕を持って1食に1回くらいの頻度に抑えましょう。

やる人はいないでしょうが、1時間以内に10杯飲むと急性カフェイン中毒、40杯で致死量になるので、絶対に飲み過ぎないように。

カフェイン特有のリスク

例え頭痛に効果があったとしても、決してコーヒーを過信しないように注意。

依存症や中毒以前に、カフェインには以下の効果があります。

・利尿作用
・覚醒効果
・強心効果
・血管の縮小
・めまい
・吐き気

利尿作用でトイレの頻度が多くなることもあるため、頻尿気味の人だと拍車をかけることがあります。

眠気を改善してくれるカフェインですが、摂り過ぎや就寝前の接種で不眠症になることも。

カフェイン無しでも不眠気味の人は注意。

また心筋(心臓)の働きを強くして心拍数を上げる効果もあるため、摂り過ぎると心筋や血流関係の症状が出る恐れも。

そして頭痛の改善にもなる血管の縮小効果ですが、糖尿病の人は要注意

血管が狭まるとその分血液が詰まりやすくなるため、ドロドロの血液だと血栓の原因になり得ます。

重度の糖尿病の人だと心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなりかねないので、接種しないか、しても慎重にするようにしましょう。

健常な人が飲み過ぎると、血管の収縮による血液不足でめまいや吐き気などを併発することも。

まあ個人差もあるでしょうが、1日1杯くらいなら上記の症状はほとんど出なかったです。

適量なら問題無いので、頭痛に悩むなら「試しに1杯」といった感じで飲んでみましょう。

確実なのは病院へ

ここまで私が経験した頭痛の緩和方法を紹介しましたが、これは一例です。

何回か書いていますが、頭痛の原因は千差万別で確実に「これだ!」と断定できるものではありません。

実際私が診断を受けた時には「炎症による頭痛」「筋肉などのストレス性頭痛」「血管の拡張による頭痛」と複数の診断を受けています。

素人だとどれが原因なのかの判断は難しく、試す方法にもリスクが伴います。

もう一度書きますが一番確実なのは病院で実際に診断してもらうことです。

医者なら複数の原因・治療法の判断もできますし、その方法の効果や安全性・リスクなどの説明もしてくれます。

ただ、最初はかかりつけの医院に診断しに行くと思いますが、1週間経っても治療に効果が無いなら大手の病院への紹介状を書いてもらいましょう。

多少偏見も入りますが、小さな規模の医院だと経験が少ない場合もあります。

私の場合は何回診断してもらっても同じ薬しか処方されず、何の効果もないまま1か月頭痛に苦しみました。

しかし大手の病院で診てもらった日に処方された薬で、即日でかなり頭痛が緩和されました。

複数の医者の視点から診断してもらうことは、かなり有意義だと感じたことでもあります。

もし脳に異常があった場合には、重篤な症状や後遺症が出る可能性が高いです、

小さな医院ではCTやMRIといった詳細な診断もできない所も多いでしょうが、頭痛といった脳に関する診断にはそういった機材が不可欠。

「もうすぐ良くなるだろう」とダラダラと通い続けるより、確実性の高い方法に切り替えましょう。