【悲報】「○○に効く!」なんてサプリメントほど効果が無い疑惑…
「○○に効く!」なんて謳い文句の健康サプリメントは結構あります。
…が、中にはほとんど効果がないサプリメントもあるのをご存じでしょうか?
「成分的には謳い文句通りでも、諸事情で効果が発揮されない」なんてサプリメントがあったりします。
サプリメントの基本的な目的
サプリメントの目的は基本的…というか元々「不足しがちな、必要な栄養素を補給する」というもの。
要は栄養不足で不健康になった身体を健康にして症状を緩和する、ということのために使われます。
その延長上で健康目的のサプリメントがいくつか作られてるだけです。
この「不足しがちな栄養素」の分類が「マルチビタミン」「鉄分」といった基本的なサプリメント。
「健康目的」というのが「コラーゲン」や「ナットウキナーゼ」「DHA」といった、特定の食品から得られるサプリメント。
ただここで注意したいのが成分によってはそのまま体内に吸収されるもとの、されないものがある、という点。
これが理解できていないと、言い方は悪いですが騙されたのと同じような結果になることもあります。
効果が薄いサプリメントの特徴
効果があるかどうか微妙なサプリメントの特徴として「特定の食品から取られる」「普段摂取しないような成分」のものが挙げられます。
まず前提として、サプリメントに書かれている効果は実際にあるものと思ってもらって良いです。
ただしそれがしっかり効果を持った状態で体内に吸収されるかは別の話です。
もっと細かく言えば「その成分が、そのまま腸から吸収されるか」という点。
具体的には胃酸で溶けて謳い文句の効果を発揮しなくなる、あるいは腸から吸収されない、なんて場合。
例えば「乳酸菌」「コラーゲン」「ナットウキナーゼ」を例にして解説します。
乳酸菌
ヨーグルトなどの発酵食品に含まれる乳酸菌。
善玉菌として腸内で増えることで、相対的に悪玉菌の食べ物を横取りして増殖を抑える効果があります。
しかしすべての種類の乳酸菌がその効果を発揮するわけではありません。
理由は胃酸で乳酸菌が死んでしまうから。
乳酸菌は生き物であり、生きた状態で腸にたどり着いて増えていってくれなければ効果を発揮しません。
しかし乳酸菌の中には胃酸に耐えられずに死んでしまう種類も多く、胃酸に耐性があっても弱ってしまいます。
そのため乳酸菌を腸内で増やすには、胃酸の影響を受けにくいような状態で摂取することが前提になります。
よく考えずにヨーグルトなどを食べても腸内環境を改善してくれないケースも多いため、「これさえあれば腸内環境が良くなる!」なんて謳い文句の商品では、どういった理屈で効果を発揮するかの確認が必要と言えます。
コラーゲン
美肌効果として有名なコラーゲンで、サプリメントとしても販売されています。
コラーゲンはたんぱく質でできており、人体には必須の栄養素です。
ただ「肌がプルプルになる」なんてよく言われますが、コラーゲンを経口摂取しても胃酸で溶けてアミノ酸に変化するため、「コラーゲン」として吸収はされなくなります。
これだと牛乳などを飲むのと一緒で、実際には劇的に美肌になることはありません。
ただアミノ酸としての効果「(皮膚といった肌を含む)細胞を作る」はあるので、全部が全部ウソというわけでもないです。
しかし美肌目的のためにコラーゲンを摂取した人からしたら、騙されたという感覚が強いかと思われます。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼは謳い文句通り、実際に血流中の血栓を溶かす効果は確認されています。
しかし、この効果はナットウキナーゼを直接血管に注射した場合。
血栓を溶かすには、ナットウキナーゼがそのままの状態で血管に入ることが前提。
しかしナットウキナーゼもコラーゲン同様に胃酸で溶かされてしまい、ナットウキナーゼのまま体内(血管)に入ることはない、という意見も出ています。
そもそもナットウキナーゼは腸の栄養素を吸収するための穴よりも大きいため、腸から吸収されないという点も。
少量が吸収される可能性は否定しきれないものの、それでどこまで効果が出るのかは未知数なんだとか。
詐欺じゃないの?
上で挙げた例のように「謳い文句の効果はあるが、経口摂取では意味がない」なんてサプリメントは意外にあります。
「学術的に効果は立証されていても、その手段については言及していない」なんてものが多いです。
ここで疑問になるであろう「効果がないなら詐欺じゃない?」というもの。
ただ、サプリメントの表記や紹介ページなどをよーく読んでみてください。
「このサプリメントを飲めば必ずこのような効果が得られます」なんてどこにも書いてないです。
迂遠な言い回しで「このサプリに配合されてる成分にはこういう効果があります」「このサプリを飲み始めてからこうなった」なんて紹介は結構されてます。
しかしこれはサプリメントが直接及ぼす影響とは必ずしもいえない、と捉えられる言い回しでもあります。
配合されてる成分の効果は本物でも、「このサプリを飲めばこうなります」とは書いてません。
「このサプリを飲んでからは調子が良い」なんて感想があっても、それは医学的根拠にはなりません。
特殊なサプリメントを使い始める理由で「こういう効果があると聞いた」という人が多いかと思います。
が、それが先入観となって「このサプリにはこういった効果がある」と思い込んで購入することも多いかと。
効果のあるサプリメントの見分け方。
そのサプリメントが実際に効果があるか確かめるには、その成分がしっかりそのまま体内に吸収されるか調べるのが肝心。
そこで役立つのが「○○ 胃酸」と、キーワード検索に成分名に「胃酸」という単語を混ぜて検索すること。
これでその成分が胃酸に溶けてしまうかどうかを調べられるので、しっかり吸収されるかどうか確認できます。
特に学術的な論文などだと確度が高くなるので、そういった記事などを読んでみましょう。
基本的に効果のあるサプリメントの指標としては明確に「このサプリはこういった症状に効きます」という表記があるもの。
あとはビタミン・ミネラル・鉄分といった、成分の大きさが最小単位となっている栄養素のサプリメント。
こうした栄養素は胃酸で溶けた結果できる成分なので、それ以上溶けて分解されることも無いです。
そのまま体内に吸収されるため、額面通りの効果が得られやすいです。
画期的な効果をもたらすサプリメントは往々にして高値で販売されていることが多いです。
ネットや口コミの情報を鵜吞みにせず、まずは少し調べてみて、信用できそうなら購入・使用するようにしましょう。










