サーバーをレンタルできる会社一覧。レンタル料・性能など自分に合ったサーバー探し

2024年3月25日ブログ作成サーバー,ブログ

基本的に自分でサイトを開設するには、サーバーとドメインのレンタルが必須です。

例外は無料ブログサイトで、その手のことを向こうが代わりにやってくれます。

ではサーバーをレンタルするにはどの会社を利用すればいいのか?

各会社ごとに特色があり、ドメインのレンタル・高性能サーバー・低コストでレンタルできるサーバーと色々あります。

自分が開設する予定のサイトに合ったサーバーを見つけてレンタルしましょう。

スポンサードリンク



サーバーレンタル会社一覧

まずはサーバーをレンタルできる会社を一覧にしてみました。

こちらの表のレンタル料は個人で開設する程度の性能のサーバーを、オプション無しで1ヶ月あたりの各プランの最低~最高金額になります。

法人用サーバーの料金などは後述で詳しく。

ただ1か月レンタルと12か月(1年)レンタルでは割引でかなり額が違ってくるため、1年レンタルでの1か月あたりの平均額を参照してます。

大抵はサーバーのスペックによって複数のプランとレンタル料があるので、自分が作りたいサイトに適したプラン(サーバーのスペック)を選ぶことになります。

会社名レンタル料/月ドメインレンタル備考
エックスサーバー
¥1000~¥4000標準自動バックアップ
wpX Speed¥1200~4800WordPress特化
ロリポップ!
¥250~¥2000無しムームードメインと提携
お名前.comレンタルサーバー
¥1000レンタルできるサーバーは1種類のみ
CPI
¥3800法人オススメ
mixhost
¥880~¥1780標準自動バックアップ
さくらのレンタルサーバ
¥524~¥15715つの細かいプラン有
Z.com
(Z.com Studio)¥760~¥2810
(Z.com WP)¥400~¥1900
(レンタルサーバー)¥300~¥1500
いくつか違う種類のサーバー有
スターサーバー
¥250~¥1500かなり安くサイトを開設できる
ヘテムル
¥900~¥1800無し標準自動バックアップ
グーペ
¥1000~¥3500※厳密にはサーバーレンタルではない

一概にサーバーをレンタルできる会社といっても、料金プランや性能といったものには違いが出ます。

ただサーバーの性能とレンタル料金の比率はどの会社でも似たようなものになるので、よほどの付加価値か性能差を求めてサーバーを選ぶことも多くなります。

それでは各会社ごとのサーバーの違いを紹介していくので、自分が開設予定のサイトをしっかりとつくれるスペックのサーバーを探しましょう。

スポンサードリンク

各サーバーレンタル会社の特徴

エックスサーバー

レンタル料個人:¥1000~¥4000/月
法人:\3420~\72000/月
ドメインレンタル
初期費用個人:¥3000
法人:無料
(専用サーバー:\100000~\200000)
容量個人:200~400GB
法人:200GB~1TB
転送量個人・法人:150~200GB/日
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポートメール・電話対応

レンタルできるサーバーの中で高性能と呼ばれることも多いのがエックスサーバーになります。

個人でも安く高性能なサーバーをレンタルしたいならエックスサーバーがオススメです。

サイトのページを表示する際の読み込み速度は、サーバーのスペックに依存することがほとんどです。

そのため、より快適に読者にサイトを見てもらいたいならサーバーの性能は重要になってきます。

上記のサーバースペックは個人向けのものですが、法人でも通用するサーバーをレンタルできるプランもあります。

法人用サーバーなら200GB~1TBの容量のサーバーをレンタルできるため、よほどの規模のサイトでもなければ十分に対応が可能です。

法人サーバーでもかなり安いサーバーから高性能な専用サーバーまで揃えているので、サイトの予定規模に合ったサーバーを選ぶこともできます。

他のレンタル会社でも同様ですが、12ヶ月(1年)契約より長い24ヶ月・36ヶ月契約なら上記のレンタル料より最大1割ほど安くなるので、長期でサイト運営したい人は利用しましょう。

また自動バックアップ機能が標準で搭載されており、過去14日間のデータを復元できるため突発的なデータ消失がおきても対応できます。

ただデータの復元には別途料金が必要なので注意してください。

ドメインレンタルもページ上部の「ドメイン取得・管理」から行ける「Xdomain」でレンタルできます。

大規模なサイトを作りたいならかなりのサーバー容量が必要になるので、エックスサーバーのように大容量のサーバーが必要になります。

そういったサイトにする予定ならエックスサーバーでドメインと一緒にレンタルしてしまいましょう。

wpXSpeed

レンタル料個人:¥1200~4800/月
法人:¥10000~¥80000/月
ドメインレンタル
初期費用¥0
容量個人:200~400GB
法人:500GB~1TB
転送量個人:80~120GB/日(2.5~3.5TB/月)
法人:130~180(4~5.5TB/月)
WordPress可(特化)
FTPソフト
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポートメール・電話対応

wpXSpeedはエックスサーバーと同じ会社が運営しているレンタルサーバーです。

このサーバーはWordPressでサイトを作ることに特化して設計されています

そのため同スペックのデータ容量のサーバーより転送量が少なく見えますが、高速で表示できるようになっています。

個人でサイトを開設するならw1~w3のプランあたりが料金的にも丁度良いですが、もっと性能が良いサーバーを選びたいならw4~w7までプランがあります。

最高品質のw6・w7プランなら容量が1TBのサーバーをレンタルすることができます。

以前は「wpXレンタルサーバー」という名前だったのですが、システムの大幅な改定によってサーバーのスペックが上がったため「wpXSpeed」と改名してレンタルしています。

エックスサーバーと同じく自動バックアップ機能やメール・電話対応もついています。

WordPressで作ったサイトを複数設置できるので、WordPress設計のサイトを運営したい人なら選択肢のひとつとして覚えておきましょう。

また以前と違って初期費用が無料になっているのもポイント。

純粋に月々のレンタル料のみになるので、余計な出費も抑えられます。

ロリポップ!

レンタル料¥250~¥2000/月
初期費用¥1500~¥3000
ドメインレンタル無し
容量100GB~1TB
転送量100~400GB/日
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン50個~無制限
独自SSL無料
サポート電話対応

ロリポップ!はどのプランでもサーバーのレンタル料が安く、初心者でもレンタルしやすいのが特徴です。

いくつかレンタルプランがあり、安いと250円/月でブログを開設できるサーバーをレンタルできます

ただこれだと容量が少なすぎるので、安く・それなりのブログを開設したいなら「スタンダートプラン」がオススメ。

スタンダートプランは500円/月でレンタルでき、容量も150GBと最低限クラスはクリアしています。

最もスペックが高いサーバーをレンタルできる「エンタープライズ」プランでは他社の高品質サーバーとそん色ない性能を持ってます。

容量は1TB・転送速度は400GB/日で、エックスサーバーなどの高性能サーバーと同じ性能です。

レンタル料金も他の会社の1TBサーバーに比べればかなり安く、個人でもレンタルしやすくなっています。

ただこのプランだけ初期費用が3000円かかるので覚えておきましょう。

最終的に10年といった期間・規模でブログを続けると容量不足になりかねないので、そのあたりも踏まえてレンタルプランを選びましょう。

お名前.COM レンタルサーバー

レンタル料¥1000/月
初期費用無料
ドメインレンタル
容量250GB
転送量200GB/日(6TB/月)
WordPress
FTPソフト無し
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポート電話対応

お名前.COMのメインはドメインのレンタルですが、サーバーのレンタルもしています。

ただサーバーレンタルはメインの事業ではないのか、レンタルできるサーバーは1種類しかありません。

レンタルできるサーバーのスペックとしては標準的で、料金も平均900円/月ほどでレンタルできるので初めての人でもとっつきやすいです。

オトクな部分として同社でサーバーとドメインを同時にレンタルするとドメインの1年目のレンタル料金が1円になります。

他にもドメインの更新料金が無料になったりと、お名前.comでサーバーとドメインを同時レンタルすることで料金割引系のサービスキャンペーンをすることが多いです。

サーバー自体は一般的なスペックは備えているので、ドメインのレンタル料を安くしたい人は一度検討してみましょう。

CPI

レンタル料個人:¥3800/月
法人:¥2250~4750/月
初期費用個人:12ヶ月契約の場合 無料
法人:¥92000~¥140000
ドメインレンタル
容量個人:300GB
法人:480GB~2.8TB
転送量無制限/日
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポート電話・メール対応

CPIはKDDIグループが提供しているレンタルサーバーになります。

CPIでレンタルできるサーバーは法人(ビジネス)がメインで利用しているそうです。

法人向けのサーバーということもあり、バックアップ・セキュリティ・サイト表示などの接続速度・安定性といった部分に特に力を入れており、ビジネスメインのサイトを運用できるサーバーがレンタルできます。

もちろん個人向けサーバーもレンタルしており、1種類しかないものの高性能かつ転送量が無制限という高速表示ができるサーバーになります。

サポートも充実しており標準で電話やメールでの対応しており、これらを365日対応(この場合は有料)できます。

サーバーを移転する際の代行サービスもしており、こうした細かい部分もサポートしてくれます。

個人サーバーの場合は初期費用は12ヶ月契約だと無料、それ以外だと20000円かかってしまうので注意してください。

個人でレンタルするには少々大がかりかもしれませんが、サーバーに万一も不備が出てほしくないならオススメのサーバーです。

MixHost

レンタル料個人:¥880~¥1780
法人:\3500~¥14300
初期費用無料
ドメインレンタル
容量個人:250~350GB
法人:450~650GB
転送量個人:150~180GB/日(4.5~5.5TB/月)
法人:200~330GB/日(6~10TB/月)
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポート電話対応

クラウド型のレンタルサーバーを提供しているのがMixHostになります。

個人からビジネス目的の人でも利用できるよういくつかのプランに分かれています。

オススメされているのは「プレミアム」プランのサーバーで、月額1780円で250GBのサーバーをレンタルできます。

オマケにどのプランを選んでも初期費用は無料なので、レンタル料金は純粋に月額料金のみになります。

エックスサーバー同様自動バックアップ機能も標準で搭載されていますが、過去14日間のデータを無料で復元できます。

基本サーバー容量とデータ転送量以外はプラン別で変化しないので、どのプランでも安定してサイト運用ができるのも特徴。

ドメインもレンタルできるため、エックスサーバーのようにMixHostだけで高性能サーバーとドメインを同時にレンタルできます。

さくらのレンタルサーバー

レンタル料個人:¥524~¥1571
法人:¥2619~¥13200
初期費用¥1048~¥49500
ドメインレンタル
容量個人:100~200GB
法人:300~700GB
転送量個人:160~200GB/日
法人:230~260GB/日
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン200個~無制限
独自SSL無料
サポート電話・メール対応

さくらのレンタルサーバーではサイトを開設できるサーバーが5つのスペック(プラン)があるため、細かいニーズに対応しやすいです。

軽めなサイトでも作れる「スタンダートプラン」から、サーバー1台まるごと専有できる「マネージドプラン」と、幅広いスペックのサーバーをレンタルできます。

個人でブログを開設するなら「スタンダートプラン」~「ビジネスプラン」でも充分なので、「マネージドプラン」くらいのプランは法人で使うサイトを開設するのに必要なサーバーでしょう。

ドメインのレンタルもできるようになったため、サーバーとドメインの一括管理もできます。

注意したいのがここには載せていない「ライトプラン」で、このプランではWordPressのインストールができません

WordPressがインストールできるのは「スタンダートプラン」からなので、WordPressでサイトを開設したい人は注意しましょう。

Z.com

Z.com studioZ.com WPレンタルサーバー
レンタル料¥760~¥2810¥400~¥1900¥300~¥1500
初期費用無料¥1000~¥3000無料
ドメインレンタル
容量無制限10~100GB10GB~無制限
転送量?15~200GB/日?
WordPress不可
FTPソフト無し
マルチドメイン無しWordPress追加分1個~無制限
独自SSL有料有料無し
サポート電話・メール対応

Z.comでサーバーをレンタルする場合、いくつかの種類のサーバーの中からレンタルするプランを決めることになります。

それぞれで複数のプランがあるため、「サーバーの特徴ごとに」「自分に合ったプラン」を選ぶことになります。

Z.comではサーバーの種類に「Z.com studio」「Z.com WP」「レンタルサーバー」と、3種類のサーバーがあります。

Z.com studio

「Z.com studio」ではWordPressではなく独自のツールでサイトを作ることになります。

しかしそれでも100種類以上のデザインがあるため、自分にあったサイトデザインを選べます。

他のサーバー・プランと違って、どのプランでもディスク容量が無制限とかなり太っ腹な仕様になっているのもポイント。

ネットショップを開店することもできるので、視野に入れている人にオススメです。

Z.com WP

「Z.com WP」はWordPressを使うことを前提にしたサーバーで、高速化などWordPressでの運用に特化しています。

そのためディスク容量などが少なくてもページの読み込み速度が速くなっています。

サーバーレンタルと同時にWordPressが自動インストールされるので、わざわざインストルーする手間も省けます。

欠点を強いていうなら容量が少ないため画像や動画ファイルなどを大量に保存できないという点には注意しましょう。(それでも数千ファイルは許容できますが)

レンタルサーバー

「レンタルサーバー」はZ.comにおいて最適化されたサーバーで、とがった特徴は無いもののデータの高速処理を売りにしています。

性能や特徴を出していないためか他の種類のサーバーよりレンタル料金が安めに設定されています。

ディスク容量も最高プランの「Zeus プラン」なら無制限となるので、画像・動画専門サイトを安く開設できます。

WordPressなどもインストールできるので、「Z.com WP」より安くWordPressでサイトをつくりたいならこちらを選ぶことになると思います。

スターサーバー

レンタル料個人:¥250~¥1500
法人:¥4000
初期費用¥1500~¥5000
ドメインレンタル
容量個人:50~150GB
法人:200GB
転送量個人:100~200GB/日(1.5~6TB/月)
法人:200GB/日(6TB/月)
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン50個~無制限
独自SSL無料
サポート電話・メール対応

ロリポップと同じく、かなり安くブログを開設できるのがスターサーバーのサーバーになります。

初期費用は少々かかりますが、ブログを開設できるサーバーをレンタルする場合は月250円のライトプランからレンタルできます。

ここに書いていない「エコノミープラン」ではWordPressなどを使えないので注意。

特徴としては転送量が多いサーバーを安くレンタルできる点です。

転送量はページの表示速度に深く関わり、これが多いほどページの表示速度(読み込み速度)が早くなります。

サイトを開設できる一番安い「ライトプラン」でも転送量が100GB/日と、エックスサーバーといったサーバーと同程度のスペックを誇ります。

これが半分以下の値段でレンタルできます。

ディスク容量こそ少なめなものの、画像や動画といった保存容量を使うファイルを使わないサイトなら気になりません。

安い・容量の心配がない・高速表示をしたいといった人にオススメのサーバーになります。

ヘテムル

レンタル料¥900~¥1800
初期費用¥2000
ドメインレンタル無し
容量200~300GB
転送量160~200GB/月
WordPress
FTPソフト
マルチドメイン無制限
独自SSL無料
サポート電話・メール対応、移転代行

ヘテムルはレンタルできるサーバーの種類は少ないですが、サポート体制が充実しています。

レンタルできるサーバーは「ベーシック」「プラス」の2種類しかありませんが、どちらも個人でサイトを開設できるスペックのサーバーをレンタルできます。

無料でバックアップ・復元ができ、電話サポートやサイトの移転代行も行っているため初心者でもサイト運営の相談をしやすいです。




まずは15日間【無料】お試し利用から!大容量200GB~レンタルサーバー『HETEML

グーペ

レンタル料¥1000~¥3500
初期費用¥2000
ドメインレンタル
容量1~50GB
転送量
WordPress不可
FTPソフト無し
マルチドメイン無し
独自SSL無料
サポート電話(予約制)・メール対応

グーペは厳密にいえばサーバーレンタル会社ではありませんが、サイトを作れるという点では一緒です。

注意点として、グーペではWordPressなどのツールを使わず、独自のツールでサイト設計をします

そのためWordPressでの設計を前提にしている人は要注意。

ただサイトのテーマが複数用意されていたり、プログラムの仕方などはWordPressと一緒なので、同じ要領でサイト設計ができます。

もちろんプログラムの知識といったものがなくてもサイトを作るのに不自由しないので初心者でも大丈夫です。

特徴的なのが別途料金が必要ながらネットショップを開店できる点です。

飲食・施設・ビジネス・美容といった店舗のホームページデザインが多くあるため、店舗開店のためにサイトを開設したい人にオススメです。

商品を扱うことを前提としたサイトを作りたいなら、サーバーやドメインをレンタルしてWordPressで自分で設計して…といった手間をかけずにネットショップを作れます。

注意したいのが他のサーバーをレンタルするのとは違うので、機能自体が異なる場合が多いです。

WordPressが使えないのもそうですが、FTPソフトによるデータのやり取りやインストール自体ができないこともあります。




グーペ】デザインを4000パターン以上から選べるHP作成サービス

サーバーをレンタルする際に気をつけたい部分

ここではサーバーをレンタルする際、サーバーの機能・スペックで最低限確認しておきたい部分です。

初めてサーバーをレンタルする人は特に注意しておきましょう。

WordPressをインストールできるか

サイト作りを初心者でも簡単にできるようにするツール「WordPress」がインストールできるか確認しましょう。

まあ大抵のサーバーならインストールできますが、料金が安いプランだとインストールできない場合が多いです。

上記のサーバー紹介ではあえてWordPressをインストールできないプランは除外しましたが、例えばロリポップなら一番安い「エコノミー」というプランだとWordPressを使えません。

安いからといって安易にレンタルせず、キチンと確認するようにしてください。

保存できるデータ容量

データ容量が多ければ多いほどかなりの量のデータを保存できるので、サーバーを選ぶ際の基準のひとつになります。

サーバーの容量はプランを変更しない限り増えることはないので、初めにしっかり調べておきたいポイントです。

サイトのデザイン(テーマ)・写真や画像・動画・記事のテキストデータなど、サイトを構成するあらゆるデータがサーバーに保存されます。

文章のみで構成されたページならあまりデータ量はありませんが、写真や画像、動画などのデータは多くのデータ量を取ります。

そうしたものを多く使う予定なら多めの容量のサーバーにした方がいいです。

少しでも写真や動画を使う予定なら、余裕を持って最低でも100GBくらいの容量は欲しいところです。

データ転送量

データ転送量が多ければサイトのページの読み込み時間が短くなります

ページの読み込みに5秒や10秒といった長い時間がかかると、多くの読者は待ち切れずに「戻る」などでそのページから離れてしまいます。

せっかく書いたページを読んでほしいなら、理想は3秒以内にページが表示されることが最初の条件だそうです。

最終的に月10万PVといった大量の読者に読まれることを目標にするなら、可能な限りデータ転送量が多いサーバーを選びましょう。

初期費用があることを忘れずに

初めてサーバーをレンタルする人の場合、レンタル料とは別に初期費用が必要になります。

中には無料でやってくれる会社もありますが、大抵は安くても2000~3000円ほどかかります。

個人用サーバーではそこまでかかりませんが、高性能なサーバーや法人用サーバーなどだと万単位の初期費用がかかることも多いです。

最初の契約期間が切れて、またレンタルを継続するときには必要ないので、本当に最初のときだけ必要になります。

会社側が新しくサーバーを用意する手間賃みたいなものです。

レンタルするサーバーのプランによっても額が変動したりするので、レンタルに必要な料金が気になる人はしっかり確認しておきましょう。

長期契約ならレンタル料は安くなる

レンタルする期間が長いほどひと月あたりのレンタル料も安くなります

大抵のサーバーは1~3ヶ月からのレンタルをしていますが、これが6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月と長くなればなるほどレンタル料が安くなっていきます。(上の表の料金では12ヶ月レンタルを基準にしてます)

例えばエックスサーバーなら、3ヶ月レンタルだと1200円/月ですが、36ヶ月レンタルだと900円/月と1年あたり3600円ほど安くなります。

長期でサイト運営をしていくなら、なるべく長期プランでレンタルしたほうがコストが少なく済みます。

サイト運営をしていけるか不安な人は、最初は6ヶ月くらいでレンタルして、更新する場合は12ヶ月・24ヶ月といった長期プランでレンタルするようにしていけばいいでしょう。

スポンサードリンク

サーバーにあると便利な機能など

ここはサーバーにあらかじめついていると便利な機能の紹介をします。

あとからインストールしたり有料で追加できたりしますが、標準でついているサーバーもあるため、あらかじめ確認しておくとチョット得をします。

FTP(FTPS)ソフトがついているか

FTPソフトがついていればサーバーのデータ内容の確認がしやすくなります

FTPとはファイル トランスファー プロトコルの略称で、サーバーにユーザーがアクセスするのに必要になるソフトです。

このソフトが無いとサーバー内のデータを削除したり、追加したりすることができません。(WordOressなら画像などは削除できたりしますが)

例えばダウンロードしたサイトのテーマや、追加したphpファイルなど。

こうしたサイトの構成そのものに直結しているデータの削除は、FTPファイルが無いと行えません。

FTPソフトは後からソフトのみ別にインストールすることもできますが、初心者だとしっかりインストールできるか・使えるか不安でしょう。

レンタルしたサーバーに初めから機能としてついていれば、やり方などの説明もされているので初心者でも使いやすくなります。

FTP「S」ソフトならデータを暗号化した上でやり取りできるので、セキュリティ能力も上がります。

WordPressなどならサイトデザインのテーマや写真といったデータをサーバーにコピーするのは容易です。

が、一部のデータの削除や追加といったことをするのに必ずFTPソフトが必要になるので、できれば標準でついていたほうが便利です。

SSL・無料

SSLが無料で発行できるサーバーなら多少オトクです。

SSLとはデータを暗号化して、個人情報などの重要なデータが第三者にわかりにくくする機能のことです。

アドレスの最初に「http」とあると思いますが、これが「https」となっているアドレスを見ることがあると思います。(このブログもそうなってます)

これがSSL化(暗号化)されている証拠で、データの流出を抑える処置がされていることになります。

よくGoogleなどで検索をしてサイトをクリックすると「このサイト(アドレス)は暗号化されていません」なんて表示されることがあると思います。

この表示が出るサイトの場合「暗号化がされてないので、情報の安全性が確保されていない」と見なされ、Googleなどの検索順位が低くなったりとペナルティを受ける場合があります。

ネットショップや相談などで個人情報のやり取りをするサイトを作るなら必ず必要になる機能なので、無料でしてくれるサーバーならその分お得です。

しかし高度なSSL化には料金が必要になることも多いので、自分のサイトでの情報のやり取りの度合いに応じてSSL化の程度を変えましょう。

サイトスペック = サーバースペック

これでサーバーレンタル会社の紹介を終わりますが、いかがだったでしょうか?

ドメインと違い、サイトというのはサーバーのスペックで基本性能が決まることが多いです。

特にデータの保存容量と転送速度が重視され、ここでサイトの快適さが決まってきます。

趣味レベルでなら低スペックのサーバーでもやっていけますが、趣味を越えた大規模サイトや法人で使うサイトなら高スペックのサーバーにするのが無難です。

いずれにせよ自分が理想とするサイトするには、上に書いた最低限気をつけるべきことを考えてサーバーをレンタルしましょう。

スポンサードリンク