ブログで収入を得るために必要なものと手順。「アドセンス」と「アフィリエイト」の登録と注意すべきポイント
「ブログでおこづかいを稼ごう!」や「不労所得を得よう!」といったことを聞いたことがあると思います。
しかしどうやったら収入が得られるのかや、その仕組みを知らない人も多いと思います。
今回はブログで収入を得るために重要な「広告」と、それをブログに貼る際に必要なことを紹介します。
ブログで収入を得る方法
ブログで収入を得る方法は大きく分けて2つあります。
②商品の直売による利益
これらがブログでお金を稼ぐ主要な方法になってきます。
ただし②の方法は完全に商売の話になってくるので、多くの人は手軽にできるアドセンス広告とアフィリエイト広告を利用していくことになると思います。
今回はこの「広告収入」に重点を置いて紹介していきます。
広告収入とは
広告収入の仕組み
広告収入とはブログに貼ってある広告をクリックするorクリックした先で商品を購入してもらうことによって、「紹介料」「仲介料」としてブログ主に料金が入るという仕組みです。
いろんなブログを見て回っていると、「○○で痩せる!」なんて商品を紹介している広告を見たことがあると思います。
「アドセンス広告」と呼ばれる広告はクリックしてもらうだけで。
「アフィリエイト広告」と呼ばれる広告はクリックした先のページで商品を購入してもらうことで、それぞれ広告収入が発生するようになっています。
かなり数は少ないですが、「広告が表示される」だけで料金が払われるタイプの広告もあります。(ほんとーに少ないですが)
アドセンス広告とは
特徴
アドセンス広告とは「広告がクリックされる」「広告が表示される」ことによって、ブログ主に紹介料が入る仕組みです。
一般的に「クリック報酬型」といわれてます。
1クリックで報酬が得られることから、広告収入を目指す人でも手軽に利用できるのがアドセンス広告の特徴になります。
またサイトを訪れている人が求めている広告を自動で表示してくれるという機能もあるため、1種類の広告を貼るだけで済みます。
アドセンス広告にもいろいろ会社がありますが、一番優先して提携しておきたいのが「Google Adsence」です。
登録の際の審査が少々厳しいですが1クリックの単価が高いということで有名です。
あとは審査なしに即日登録できる「忍者Admax」という会社もあります。
こちらは仮にブログにひとつも記事がなくても登録できるサイトで、ブログを始めたばかりの人でも簡単に利用できます。
アダルトサイトでも利用可能と規約が緩いですが、1クリックの料金はかなり安いのが欠点になります。
利益率
アドセンス広告は「簡単に収益を得られる機会は多いが、利益は少ない」というイメージがあります。
先ほど紹介したGoogle Adsenceですが、1クリックの平均単価が20~30円といわれています。
うまくいけば100~200PVで1クリックというのが現状なので、あまりアクセス数が稼げないとお小遣いレベルの金額でも難しいです。
こうしかことからアドセンス広告の収入で「月10万円!」なんて人はなかなかいないというのが現状です。
それこそ「月100万PV!」なんて強豪サイトでもないと。
しかし後述するアフィリエイト広告のように「商品紹介の必要がない」「商品を購入してもらう必要がない」といったことがあるので、やはり利用率は高くなります。
アフィリエイト広告とは
特徴
アフィリエイト広告は、「広告がクリックされた先の購入画面で商品が購入される」ことによってブログ主に仲介料が入る仕組みです。
ごく稀にクリックされても料金(1~2円くらい)が入る広告もありますが、基本は「商品が購入される」ことで料金が発生します。
こちらは「成果報酬型」と呼ばれてます。
仮に購入画面で利用者が離脱してしまっても、決まった期間内(長いと30~60日以内くらい)に再訪問して購入してくれればブログ主に報酬が入ります。(ただし利用者が別のブログで広告をクリックしてしまうと、履歴が更新され報酬は発生しません)
取り扱っている会社ではいろんな種類の広告がある「A8net」などが有名です。
「A8net」は記事をブログに載せてなくても登録できます。(ただ一部の広告では、発行してもらう際に審査が入ります。)
これをメインにしているブロガーもいるようで、実際かなりの種類をカバーできます。
あとは「amazon」や「楽天」と提携もできる「もしもアフィリエイト」。
高利益率で「yahoo!ショッピング」と提携できる「バリューコマーズ」があります。
こちらはそれぞれの会社で取り扱っている広告と、amazonなどと提携して販売している商品を広告として貼ることができ、膨大な種類の商品をカバーできます。
利益率
ひとつ商品が売れれば数千円ほど収益が出るものもザラで、利益率は高いのがアフィリエイトの特徴です。
ただamazonなどの広告では商品が売れても、収益は販売額の数%とかなり低いです。(10000円で1000円いかない…)
自分で商品を選べる分利益率は低いので「薄利多売」をしないと利益が出づらいと思います。
まとまった収益を得たいのなら、アフィリエイト広告をメインにするしかないと思います。
登録は無料!
どの広告会社でも登録作業は無料でやってくれます。
登録したあとも提携を継続する料金といったものはかかりません。
たくさんの会社と提携すると管理が大変になりますが、遠慮せずどんどん登録して自分に合った会社を見つけましょう。
広告会社に登録する際の注意点
ブログのボリューム
多くの広告会社ではブログとして成立していないと審査に合格できません。
会社側としても商品の紹介をしたいのですから、より優良なブログに広告を貼って宣伝してもらいたいのが普通です。
そのため最低限ブログの体を成しているか審査されます。
大体受かる基準は10~20記事ほどからで、確実に受かりたいならそれ以上の記事をアップしてから登録申請をしましょう。
もし審査に落ちてしまうと1~2週間は再審査の対象とされません。
逆にいえば期間を置けば何度でも審査してもらえるので、その期間は自分でブログや記事の改善をして待ちましょう。
ブログが規約に反していないか
広告を貼るには、広告会社が定めている規約に反していないのが前提です。
・暴力的
・他者を誹謗中傷する
・酒・タバコ・薬物(ワインなど例外あり)
・アダルト
・ギャンブル
会社によって多少違いますが、少なくともこれらの内容がブログに書かれていると、どれだけボリュームがあっても審査に不合格になります。
簡単にいうと「子供に見せても大丈夫な内容」かどうか。
会社にとっても「イメージ」というものがあるので、悪い印象のブログと提携していると見られるのは避けたいでしょう。
これは審査に合格したあとも当然守るべきものなので、広告を貼って収入を得たいなら最低限これらの内容の記事は外しましょう。
ただアダルトあたりは忍者Admaxのように規約がユルイ会社もあるので、そういった内容を取り扱うならまず規約を確かめましょう。
審査に合格しても
審査に合格しても広告の取り扱いには注意しましょう。
規約に反すると提携の取り消し・再登録不可など重い罰則が科せられる場合があります。
ここでは特に重い罰則になる可能性のある行為を紹介します。
アドセンス広告の禁止要項
アドセンス関係だとクリックに関することでの禁止されていることが多いです。
1クリックで報酬が発生する分、そのあたりの規約違反の罰則もキツイものになります。
自分でクリック
アドセンス広告で一番注意したいのが「自分で広告をクリックすること」。
アドセンス広告でこれをやってしまうとほぼ一発で提携取り消しになると思っておいたほうがいいです。
中には「しっかりリンクしているかの確認のためのクリック」は許容してくれる会社もあるみたいですが、リスクを考えるとやめたほうが無難です。
広告画像がしっかり表示されていれば大抵は大丈夫です。
「広告を貼ったのに表示されない」「色しか表示されない」なんて場合はしっかり貼れてないので、広告コードが違っていないか確認しましょう。
クリックの誘導
「ここをクリックしてね!」みたいにクリックを誘導するようなことも禁止です。
アドセンス広告は広告に興味を持った人がクリックしてもらわないと、リンク先での購入率も低くなります。
そのため広告に興味を持っていない人にクリックされてしまうと、報酬を払うアドセンス会社が一方的に損をしてしまいます。
自社に損益を出しているサイトに出資することなないので、自クリック同様に厳しい罰則が科せられます。
誤クリックを誘発
広告を誤ってクリックしてしまう配置にするとペナルティが来る場合があります。
例えば「次の記事へ」みたいなクリックする場所の極近く、それこそ1pxレベルで隣接するように広告を配置すると誤クリックする可能性も高くなります。
誤クリックした人はすぐに広告のリンク先から離脱するでしょうから、これも広告会社の利益になりません。
こうした広告配置をしていると警告が届くこともあるので、広告は完全に独立した形で配置するのが最善になります。
アフィリエイト広告の禁止要項
大抵のアフィリエイト広告はクリックしても大丈夫だったりしますが「自分で商品を購入する」ときは注意しましょう。
自分で広告をクリックして商品を購入できれば、広告の報酬分割り引きになるのと同じなので、やりたい人もいるでしょう。
しかし広告の登録の際に「本人購入OK」となっていないと、自分で購入すると規約違反になります。
(まあ単純に「報酬はナシ」だけで終わる場合もありますが…)
自分が貼った広告から購入した場合どうなるかの確認もしておきましょう。
あとごく稀にアドセンス広告と同じく「クリック型」も併用している広告があるので、そういった広告はアドセンス広告と同じく自分でクリックしないようにしましょう。
広告内容の改変
原則広告コードを弄ったりするのは禁止です。
テキスト型の広告では商品名が入っているテキスト部分の変更もダメです。
ただ「Google Adsence」などでは広告を読者に見てもらいやすくするため、ルールに沿った形でのコードの変更は認められていたりします。
コードを変更したいなら会社の規約を呼んで、もしOKならそれに沿った形で広告コードを弄りましょう。
広告のテキスト部分を変更したいなら「自由テキスト」という、自由にテキストを書ける広告を発行してもらいましょう。
登録してみて
最初は内心ビクビクしながら登録作業してましたが、今ではあまりストレスなく広告を利用してます。(もちろん規約は気にしながら)
「記事内容」と「広告を自分でクリック」さえ気をつけていれば、よほどのことが無い限り警告メールなどは届きません。
皆さんも広告収入を目指すなら気兼ねなく登録していきましょう!