現在販売されているヨーグルトメーカーの種類。種類ごとにつくれるものや特徴・機能を紹介

ヨーグルトをつくる際必要になってくる「ヨーグルトメーカー」ですが、いろいろな製品が販売されおり「安全性」や「機能」「できたヨーグルトの管理の仕方」など、多少特色が違ったりしているものもあります。

今回はヨーグルトメーカー別にどんな機能の違いがあるのか紹介します。




大まかなヨーグルトメーカーの種類

ヨーグルトメーカーには大まかに以下の種類に分けられます。

牛乳パックでつくるメーカー
標準機能のメーカー
高機能なメーカー
小分けしてつくれるメーカー

同じ種類のヨーグルトメーカーでも少しの機能差は出ますが、これらのタイプに分けられて販売されています。

この中から自分に合ったヨーグルトメーカーを選ぶことになります。

牛乳パックを使うメーカー

牛乳パックをそのまま使ってヨーグルトをつくれるタイプのヨーグルトメーカーです。

ただ後述する「標準タイプ」のヨーグルトメーカーにも牛乳パックでつくれるものもあるので、できればそちらを購入したほうがいいかと。

メリット:安全性が高い

牛乳パックをそのまま使うことで、雑菌の混入の可能性を減らすことができます。

ヨーグルトをつくる際に一番気を付けないといけない点がヨーグルトに雑菌が入り込むことですが、その雑菌が入る可能性が一番高いのが牛乳を別の容器に移すことです。

ヨーグルトメーカーの専用の容器に牛乳を移す際に、容器の消毒が不十分だったりホコリが入ったりすると雑菌が繁殖してヨーグルトがダメになってしまいます。

しかし未開封の牛乳パックはしっかり殺菌された状態で牛乳が入っているので、牛乳パックに直接種菌を入れてヨーグルトメーカーにセットすれば、雑菌の混入の可能性をかなり減らせます。

それと容器の消毒をしなくて済むので熱湯を沸かす時間や消毒、容器を洗うなどの手間を減らせます。

ヨーグルトをつくる際の手間を減らしたいならこのタイプのヨーグルトメーカーがいいでしょう。

500mlのパックにも対応しているので、1Lが多すぎる人ならそちらを選んで作れます。

デメリット1:量の調整が難しい

つくれるヨーグルトの量が牛乳パックの大きさに依存するため、最低でも500mlのヨーグルトをつくることになります

市販の大きい容器のプレーンヨーグルトが400mlなので、それより少し多い量になります。

複数人ならともかく、デザートなどで一人で食べようと思うと一度に食べきるのはキツイでしょう。

数回にわたって食べることもできますが、一度開封すると雑菌が入りやすく日が経ちすぎると繁殖しやすくなるため、2~3日以内には食べきることが推奨されます。

衛生管理がしにくい自宅でつくるのだから尚更です。

牛乳パックからいくらか牛乳を抜いて量の調整もできますが少々面倒ですし、そのときに雑菌が入る可能性も少しあります。

すでに開封済みの牛乳パックを使うと雑菌が混入してる可能性が高くなるので、量の調節は難しいといえます。

デメリット2:ヨーグルトしかつくれない場合がある

牛乳パックを使うことを前提としているため、ヨーグルトしかつくれないタイプの製品があります。

甘酒といったものをつくりたいなら、必ず専用の容器が付いている製品を選びましょう。

専用容器でつくる標準タイプのメーカー

牛乳パックではなく専用の容器に牛乳を入れてヨーグルトをつくります。

最近は牛乳パック・専用容器の両方でつくれるヨーグルトメーカーも増えてきているので、大抵はこちらの商品を目にすることが多いかと。

後述しますが高機能のヨーグルトメーカーはこのタイプに機能を追加したものです。(その変わり牛乳パックでつくれなくなってたりしますが…)

大抵は500ml~1L、多いと2Lくらいの大容量の容器が付属されています。

メリット1:量の調節が可能

専用の容器に牛乳を入れてヨーグルトをつくるため、つくられるヨーグルトの量を自分で調節できます。

そのため自分が食べきれるだけの量のヨーグルトをつくりやすくなっています。

逆に2L近い大容量の容器が付属されている場合もあり、かなりの量を一度につくれるようになります。

一度に大量にヨーグルトをつくりたいならこのタイプか後述の高機能のヨーグルトメーカーから選ぶことになります。

値段も牛乳パックのタイプとそう変わらないので、自分の好みの製品を選びましょう。

メリット2:牛乳パックでつくれる場合も

上記の牛乳パック専用ヨーグルトメーカーと同じように、牛乳パックでもつくれるようになっている場合もあります。

メリットもそちらと同じで安全管理がしやすいので、牛乳パックのみでつくるようなこだわりが無ければこちらの方を購入したほうがお得です。

購入予定のヨーグルトメーカーに複数候補があるなら、牛乳パックでもつくれるか確かめてみましょう。

デメリット:特になし

後述する高機能タイプのヨーグルトメーカーと比べるとつくれるものの種類は限られますが、「ヨーグルトをつくる」という一点に関しては機能として完成しています。

余分な機能が付いていない分、扱いやすい標準タイプのヨーグルトメーカーといえます。

甘酒などの簡単な発酵食品もつくれるものが多いので、特にこだわりがないのならこのタイプでも充分です。

しいていうならこのタイプのように容器を使うヨーグルトメーカーだと洗浄や消毒する手間が出てくる点でしょう。

ヨーグルト以外もつくれる高機能メーカー

前述の標準タイプのヨーグルトメーカーの機能を増やしたものです。

ヨーグルトのように乳酸菌を使ってつくれる食品にも対応したヨーグルトメーカーが多いです。

メリット1:他の食品もつくれる

・味噌
・納豆
・甘酒
・チーズ
・バター
・漬け物

といったヨーグルト以外の発酵食品を同じヨーグルトメーカーでつくれます。

特に日常で使いそうな味噌をつくれるのは大きいです。

厳密にいえば他のヨーグルトメーカーでもつくれなくは無いですが、味噌やチーズといった食品になると食品ごとに温度・時間などの環境設定が必要になってきます。

しかしこちらのメーカーはメニューからつくる食品の管理設定を選ぶだけなので、温度管理などの手間が省けます。

いろんな種類の発酵食品を簡単につくってみたいなら多機能のヨーグルトメーカーを使ってみましょう。

メリット2:水切り機能

地味に役立つのが水切りでヨーグルトをより固形化できる点です。

ヨーグルトが完成したあとに一番気になる点が、ホエイなどの水分によりヨーグルトが「飲むヨーグルト」並みの液体状になってしまうこと。

もちろんそれで害があるわけではありませんが、ヨーグルトの食感や容器から移すときの手間など気になる人は多いかと。

このヨーグルトメーカーでは回転式で水切りができるようになっているため、固形化したヨーグルトもつくりやすいです。

完成したヨーグルトの見た目なども気になる人にもおすすめのヨーグルトメーカーになります。

デメリット:値段が高い

機能が増える分、お値段も高くなる傾向にあります。

ヨーグルトオンリーの標準タイプのヨーグルトメーカーだと3000~4000円くらいが相場ですが、この高機能タイプだと高いと1万円を超えるものも珍しくありません。

しかし後々別の食品もつくりたくなった結果複数のヨーグルトメーカーを所持することになるのもアレなので、初めてヨーグルトメーカーを購入する人は少し考えてみましょう。

ヨーグルトを小分けでつくれるメーカー

ヨーグルトを専用の容器で少量ずつ、いっぺんにつくれるタイプのメーカーです。

「あまりヨーグルトの量は必要ない」という人は、このタイプのメーカーを選ぶと便利です。

メリット1:ヨーグルトの管理がラク

このタイプのメーカーは150mlくらいの容器を何本も同時につくるため、食べきりサイズのヨーグルトをいくつもつくれます。

大抵のメーカーは500mlといった大容量でつくるのが標準になってますが、これだと何回かに分けて食べたい場合、衛生面などが少々気になる人もいるでしょう。(例:何人かがスプーンを入れて共有する・期限内に食べきれないなど)

そういった悩みを一人につき一本として分けたりして解決してすれば、一つの容器を何人かで共有するより衛生的です。

ちなみに150mlというのは、4個パックで販売しているヨーグルト2個分と同じくらいの量なので簡単に食べきれます。

一本一本別で管理できるので、種菌の保存も安全かつ確実にできます。

大容量の容器も付属しているタイプの製品もあるので、ヨーグルトを多くつくりたいときも使い分けができます。

メリット2:大容量の容器がついてる

もちろん容量が多い容器もついてますが、1L以上つくれるものもあります。(私が使っているのは1.5L入ります)

このタイプのヨーグルトメーカーは複数の容器を収容できるように、他のヨーグルトメーカーより中の面積が広くなっていることが多いです。

そのため縦ではなく横に広くなっていて容器も大きくしやすいので、その分量を増やせるようになってます。

一度につくれる量を増やしたいならこのタイプのヨーグルトメーカーも見てみましょう。

メリット3:他の容器も使える

本来の用途ではありませんが、別の容器を使えることもあります。

前述したように中の面積が広めになっているので、他の容器を入れられるスペースはあります。

そのため普通のパックなら入ったりするので、付属の容器がイヤだったりしても容器を変えることができたりします。

単純につくれる量を増やすこともできるので、容器の不足が心配ならこのタイプのヨーグルトメーカーはオススメです。

デメリット1:手間が増える

少量でつくる場合一本ごとに消毒やヨーグルトの種菌を入れる作業が必要になります。

その分雑菌の混入に気をつける必要性が増えるので、そういった手間が増えることも知っておいてください。

容器が小さい分若干洗いづらいので、しっかり洗浄できているか確認しましょう。

デメリット2:しまう場所

他のヨーグルトメーカーより横に大きいため、地味にしまう場所に困ったりします。

おまけにメーカーの形が丸かったりするので上に何かを乗せることもできません。

ヨーグルトメーカー自体の機能には関係ありませんが、一応覚えておいてください。

最後に

これで各ヨーグルトメーカーの紹介を終わります。

基本はヨーグルトをつくる器具ですが、他にもいろいろな発酵食品をつくれます。

ヨーグルトだけをつくるのか、他の食品もつくりたいのかで適したヨーグルトメーカーも変わってきます。

自分の目的に適したヨーグルトメーカーを選んで、たくさんヨーグルトをつくりましょう!