アドセンス広告トップクラスの「Google AdSense」に登録するまでの作業の流れ。必要な情報やすべきこと
ブログで広告収入を得るための「アドセンス」ですが、アドセンスを配信しているASPはたくさんあります。
その中でも「Google AdSense(グーグルアドセンス)」は高単価の広告を取り扱っており、登録がそこまで難しくないのも相まって、アドセンス広告を取り扱う会社の中でもトップクラスの人気を誇ります。
そのため基本的にネット上で「アドセンス」と書かれるとGoolge AdSenseのことを指していることが多いほどです。
ではそのGoogle AdSenseに登録するのに必要なことは? 登録作業の流れなどを紹介していきます。
簡単な流れ
最初に簡潔ながら、Google AdSenseを利用するための手順を書いていきます。
↓
②審査できるブログ・記事の作成
↓
③審査申し込み
↓
④審査合格!
こんな流れです。
ではそれぞれ詳しく解説していきます。
①まずはGoogleアカウントを取得
Google AdSenseを利用するには、まずGoogleアカウントを取得するところから始まります。
すでに持っている人は次の項目に進んでもらって大丈夫です。
どこでもいいのでGoogleアカウントを取得できるサイトを開きます。
ここの場合は「Google AdSense」などと検索して出てきたサイトでOKです。
Googleアカウント自体は必要事項さえ入力すれば無料・無審査で登録できるので、取得するのはさほど難しくありません。
・メールアドレス
・生年月日
・設定するパスワード
・性別
・電話番号
・住んでる国
登録に必要な項目は、こんな当たり障りのない項目しかありません。
ただ登録の際に入力する電話番号は自宅の市外局番ではダメです。携帯・スマホの電話番号しか受け付けていないので注意してください。
これは後述する確認コード送信のために必要になってくるからです。
あとここの部分をキチンと入力しているのに、なぜか受け付けてくれないことがあるそうです。
この場合あなたからの入力をGoogle側がスパムなどと誤認している可能性があるからだそうです。
そんなときは一度ルーターの電源を切るなどして、パソコンのIPアドレスを変更すると受け付けてくれるようになるそうです。
②-1:ブログ・サイトの審査
ではさっそく広告を貼るブログの登録に移りたいと思いますが、その前に大事なことがいくつかあるので個別に説明します。
登録できるのは独自ドメインでつくったブログアドレスじゃないとダメ
では登録作業に移りたいと思いますが、その前に大事なことを。
それは基本的に独自ドメインでないとGoogle AdSenseに登録できないということです。
無料ブログサイトでブログを開設した人の場合、そもそも規約でGoogle AdSenseなどのASPを利用できなかったり、無料版のままだとサイトの登録ができなかったりします。
そんなときは無料版から有料版に切り替えることで、大抵はGoogle AdSenseを始めとしたASPに登録できるようになります。
最初からドメインレンタル会社と契約して、自分でブログアドレスをレンタルしている人ならそのアドレスを登録すれば大丈夫です。
ある程度成長したブログじゃないと合格は難しい
ブログアドレスを登録する前にかならず記事を書いてブログを成長させておきましょう。
Google AdSenseのサービス元であるGoogleを始めとした多くのASPは、成長する見込みのあるブログでしか広告を貼ることを許可していません。
広告を貼るというのは、ブログを見てくれる読者の目に留まってもらいたいからです。
しかし成長する見込みの無い、あるいは続きそうもないブログでは広告を貼る許可を出す意味があまり無いといえます。
そのためGoogle AdSenseに合格するには、最低でも10記事以上ブログに掲載されている状態で申し込みをしましょう。
「私はこれからもブログを続けていきます!」という意思表示が出来ていれば、最低限の審査はしてもらえます。
ブログのトップ画面しかないような状態で申し込みしても、ほぼ間違いなく不合格になるので注意しましょう。
あとあまりに内容が薄いような記事ばかりでも不合格になる可能性は高いです。
内容が無い記事は読者が読みたがらないため、広告が読者の目に入ることがないのと一緒だからです。
最低でも2000文字くらいはある記事を書いて、ブログに掲載しておきましょう。
品位のある記事を書く
最低限10記事以上掲載するように書きましたが、最低限の品位を持った記事を書きましょう。
あまりにモラルがない記事や、アダルト・犯罪に関わるような記事を書いていると、Googleに嫌われてしまいます。
それは「Googleはこんな品位のないブログのスポンサーになっている」みたいに見られるのを避けるためです。
不祥事を起こした俳優や芸人を起用してる番組にスポンサーがクレームを入れるのと一緒です。
審査に合格するには最低限Google AdSenseの規約を守っていないといけませんし、仮に審査に合格しても合格後に規約に引っかかると広告配信が停止されます。
用心のために一度はどんな規約があるのか確認しておいたほうがいいです。
報酬額が高いアドセンス「Google Adsense」でやっていいこと・悪いこと。規約違反にならない広告の使い方とコンテンツ内容
再審査には期間を置く
もし審査で不合格になってしまっても、再審査の申請は期間を置きましょう。
極端な話、不合格通知の翌日に再審査の申し込みをしてもGoogleからは「こんな短期間で修正できるワケない」と見なされ、審査自体からはじかれてしまいます。
聞くところによると2週間ほど期間を置けばしっかり再審査してくれるようになるそうなので、その間に掲載した記事の修正を行いましょう。
②-2:ブログ・サイトの登録作業
審査に合格できるようなブログ・サイトの準備ができたら、ようやく登録作業に移ります。
登録する際にいくつか工程があるので、順番に紹介していきます。
工程1:Google AdSense申し込みページで必要事項を入力
まずはGoogle AdSenseの申し込みページで必要になる情報を入力します。
この申し込みページに入るために先ほど取得したGoogleアカウントが必要になります。
申し込みのページでは以下の項目を入力します。
・メールアドレス
・上記のメールアドレスへの情報の送信の有無・国(使用する言語)
・アカウントの種類・氏名
・住所
・電話番号
「アカウントの種類」はブログ・サイトの運営を誰がしているかなので、個人でやっているなら「個人」でOKです。
また電話番号はアカウント取得のときと同じく、携帯・スマホの番号じゃないと受け付けていないのでご注意を。
工程2:届いたメールの確認コードを入力
工程1が済むと登録に必要な「確認コード」の入力画面に映ります。画面はそのままで。
少しすると6桁の確認コードが書かれたメールが届くので、入力欄にコードを入力しましょう。
無事確認が済むと次の工程で必要な「アドセンスコード」が配信されます。
工程3:ブログに「アドセンスコード」を貼って審査開始
工程2で得たアドセンスコードをブログのHTMLの「ヘッダー」に貼り付ける作業に入ります。
HTMLに馴染みのない人に簡単に説明すると、「ヘッダー」とはブログやその記事が開かれると最初に読み込まれるプログラムのことです。
どんなブログのテーマ(ブログデザイン)を使っていても大抵は「header.php」となっているファイルの中に貼り付けることになります。
WordPressを使っている人はまず「ダッシュボード」→「外観」→「テーマ編集」で自分の使っているテーマの「header.php」を開きます。
他のツールを使っている人、例えば無料ブログサイトでブログを開設した人は同じように「ブログのテーマ」や「HTML」、「phpファイル」なんて、ブログを構成するプログラムファイルにつながりそうな項目内で「header.php」を探してください。
では「header.php」のプログラム内の貼る場所ですが、中を読んでいると<head>と</head>と書かれていると思います。
この<head>~</head>のどこかに貼ればOKです。
<head>
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: "-----------------------",
enable_page_level_ads: true
});
</script>
~~~~~~~~~~~~
省略
~~~~~~~~~~~~
</head>
こんな感じで<head>の直下にでも貼り付けておけば大丈夫です。
これでGoogle側が審査をしてくれます。
審査自体にかかる期間には個人差があるで、早ければ1日ほどで終わるようです。
遅くとも数日で終わるので焦らずのんびり待ちましょう。
最後に
これでGoogle AdSenseに登録するための手順の紹介を終わります。
Google AdSenseは審査や規約が厳しい、なんて話を聞きますが、ごく一般的な記事を書いている限り早々規約に引っかかることはないと思います。
とりあえず不安なら「子供の教育上問題が無いか?」に注目して記事を書くといいです。
こういった記事なら規約に引っかかるような内容にはなりづらいです。
もし不合格になってしまっても、期間を置けばまたチャンスは巡ってきます。
一回落ちたからといって諦めずに、記事を修正してまたチャレンジしてみましょう。