自宅で簡単につくれる土、腐葉土! 効果や作り方を紹介

園芸で必要不可欠なもののひとつ、それが土です。

今回は土の一種、「腐葉土」とはどういったものなのか。

その解説と簡単な作り方を紹介します。

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そもそも腐葉土って?

腐葉土とは読んで字のごとく「腐った葉」のことですが、朽ちた枝や茎も混じっているため「朽ちた植物」ともいえます。

「腐った」といってもハエがたかるような腐り方ではなく、日がたってボロボロになる腐り方なのでキツイにおいはせず不快な感じはしません。

また腐葉「土」となっていますが、まだ葉や枝の原型を留めているものが多く、どちらかといえば「土になる一歩手前」な状態です。

腐葉土で植物が育ちやすい土に

腐葉土は土のバランスを整える「土壌改良材」のひとつとして使えます。

土壌改良材とは、栄養などが無い・土が硬いなどの植物の栽培に適さない土を、植物の育ちやすい土に戻す効果のあるもののことです。

土壌改良材を使う事で、ひとつの場所で何度でも作物を育てることが可能になります。

プランター栽培だけでなく、畑などを使って家庭菜園などをしている場合でも必要になります。

植物が育てる栄養のある土に戻す

地球上の植物は

植物が育つ → 枯れる →土(腐葉土)になる → そこからまた植物が育つ → 以下ループ

こんなサイクルが繰り返されています。

つまり腐葉土は植物が育つために必要な栄養を最低限持っているということです。

それにより栄養の無くなった土を元に戻すことができます。

ただ腐葉土は堆肥の一種にも数えられますが、栄養を大量に含んでいる「家畜フン」や「生ゴミ堆肥」に比べると栄養量はいささか劣ります。

実の大きい作物になると栄養が不足してくるので注意しましょう。

土の水分の保水と排水ができる

腐葉土を混ぜ込んだ土は「保水性」と「排水性」を兼ね揃えた土になります。

植物は土の中の水分が足りないと枯れてしまい、多すぎると根腐れをおこしてしまいます。

そのため土に含まれる水分量を考えて散水しないといけないため、地味に面倒です。

腐葉土は適度な保水力を持ちながら、混ぜ込むことによって土の中に隙間をつくり排水性をよくします。

このような土なら水を与えすぎても、自動で余分な水を排水してくれるようになります。

こうすることにより、土の中の水分量を植物の生育に適した状態に維持してくれます。

根を張りやすい土に

腐葉土を混ぜ込むことで根を張りやすい土になってくれます。

根を張らなければ植物は育ちません。

しかし土が固すぎると根を張ることができません。

腐葉土を混ぜ込んでしまえば、例え固い土でも隙間ができて根を張るスペースができます。

混ぜ込む腐葉土の量を増やせばその分隙間もできるので、固い土を再利用したい場合は腐葉土を混ぜ込んで植物が根を張りやすい土につくりかえましょう。

腐葉土の作り方

では自宅でできる簡単な腐葉土の作り方を説明します。

落ち葉・枯れ草を集めて放置

腐葉土の作り方は簡単です。

①落ち葉など腐葉土の元になるものを集める
②一か所にまとめる

これだけです。
あとはそのまま半年以上放置しておくだけで腐葉土ができあがります。

秋に落ち葉を集めてまとめておけば、翌年の種まきの頃には出来上がっているということです。

まとめる方法は2つあります。

・地面に直接置いておく
・ケースに入れておく

専用のケースもありますが、代用品として使うならプランターが最適です。

大容量・軽い・丈夫で、排水用の穴も空いているため管理もラクです。

あとは踏み固めたりして隙間をなくして微生物が活動しやすくし、ケースを直射日光や雨水が入らない場所に保管しておきましょう。

発泡スチロールも使えますが、しっかり排水用の穴を開けましょう

もし水が溜まってしまうと、集めた落葉が「腐敗」してしまいます。

そこまで強い臭いはしませんが、小バエが寄ってくるようになります。

米ぬかなどで生成を促進

腐葉土の生成を早める方法として、米ぬかのように発酵を促進するものを使います。

「発酵促進剤」というトウモロコシの粉を原料とした専用の商品もあります。

ただこの方法は若干手間や面倒があります。

まず集めたものを 落ち葉→米ぬか→落ち葉→米ぬか の順に層になるようにすること。

そして米ぬかの量は薄くかけるようにすることです。

米ぬかをダマになるくらい入れてしまうと腐ってしまい、腐臭を放つようになってしまいます。

おまけにハエがたかるようになり非常に不快です。

かける量はふりかけをかける要領で薄く、落ち葉8~9:米ぬか1~2くらいでいいでしょう。

そして可能ならケースにフタをするようにしましょう。

フタをして臭い漏れを防ぎ、ハエが寄らないようにします。

雨水もふせげるので、水分過剰による腐敗も防げます。

フタがないのならシートなどで覆ってしまうのも手です。

最後に

以上で腐葉土の解説を終わります。

腐葉土は土壌改良材としても、土そのものとしても用途が幅広く、土づくりに最適なものです。

つくるのに手間もあまりかからないので、余裕がある人は作ってみて土代を節約しましょう!