視力が悪くなったときに使う「メガネ」と「コンタクト」、使うならどっち? 買い方や利点・欠点なども紹介!

視力が悪くなると「メガネ」か「コンタクトレンズ」のどちらかを使うことになります。

しかし両者には異なった利点・欠点があり、安全面や利便性などに違いが出てきます。

使う人の置かれた環境によっては一方は適していて、もう一方は使いにくいなんてこともあります。

これからどちらかを使う予定の人、あるいは今使っているものから替える予定の人にそれぞれの利点と欠点を紹介したいと思います。




早見表

詳しい説明はあとにして、まずはメガネとコンタクト両方の特徴を一覧にしました。

メガネコンタクトレンズ
モノを見る際の利便性
購入の手間
手入れなどの手間
イメチェン×
眼病のリスク
修理や予備
扱いやすさ

個人的な主観もありますが、大雑把にまとめるとこうなりました。

特性が同じような部分もあれば全く異なっている部分もあります。

これから詳しく利点や欠点を紹介していきます。

メガネ

では初めはメガネの方から紹介していきます。

メガネの買い方

まずはメガネを使ったことの無い人にどうやってメガネを購入するかを説明します。

メガネはメガネ専門店などで購入することになります。

①まずは自分が気に入ったフレーム(メガネの枠)を選ぶ
②その場で自分の視力に合ったメガネのレンズの度数を調べる
③数日~1週間ほどでメガネができるので受け取りに行く

どんな販売店でメガネを購入しても、大抵はこのような流れになります。

販売店での検査や相談でも1時間くらいで済んでしまうので、けっこう気軽に購入できます。

あとは店舗によってはレンズに紫外線対策などを施したりすることもできますが、ただ視力回復のためのメガネならこの手順で購入できます。

メガネの利点

つけはずしがラク

メガネを拭いたりするときや、寝たりする前に外すのがラクです。

どんなときでもすぐさまつけ外しができるので、いちいち時間を取られることがありません。

そういったことで時間を取られたくないならメガネを使うほうが効率がいいです。

オシャレ

デザインを選べばメガネでオシャレを演出できます。

メガネには何百種類ものデザインがあり、フレームの形状・色など自分の好みで選べます。

どんな店舗でもかなりの種類のフレームが常備されており、じっくり選ぶことができます。

手入れや管理がラク

コンタクトレンズに比べて手入れや管理が遥かにラクです。

柔らかめの布など手入れに使う布の性質は選びますが、基本拭くだけて手入れができます。

洗浄したりする必要もないので、手入れの手間や時間がほとんどかかりません。

フレームの素材によってはそれなりに頑丈なつくりになっており、踏んだりしなければケースに入れなくても大丈夫なので、ズボラな性格の人でも扱いやすいです。

眼そのものに害がない

メガネは外付けするものなので、つけていて眼を傷つけたりする恐れはありません。

メガネをつけているからといって、眼の中に汚れが溜まったり、使い方を間違えてキズがつくなんてデリケートな問題が発生しにくいので、そうしたことを気にせずに使い続けることができます。

そうした心配ごとがあるならメガネを使ったほうが無難です。

紫外線防止も

レンズを特殊なものにすれば、視力回復だけでなく紫外線を防ぐこともできます。

サングラスのように黒くなるわけではなく、普通のメガネのように透明なレンズのままなのでデザインや印象が損なわれることもありません。

メガネをかけているとサングラスがかけられないため、紫外線が気になる人は紫外線を通さないレンズを使うようにしましょう。

安定して使い続けられる

上記の利点を長い期間維持して使い続けられます。

視力が落ちたりメガネそのものが損傷してしまわない限り、何年でも使い続けることが可能です。

安く手に入る

店舗によっては数千円で購入することができます。

特殊な加工をレンズに施さない限り、メガネの値段の大半はフレームの素材費になります。

そのためフレームの素材を安価なものに変えれば簡単に値段を抑えることができます。

デザインなどの種類は少々少なくなりますが、単に視力を回復してそれを長い間維持したいならかなりお得です。

安いからといってレンズの質が落ちるわけでもないので安心してください。

※フレームの素材が柔らかかったり、安っぽかったり思う人もいると思うので、その辺は留意してください。

メガネの欠点

修理できない場合がある

メガネのフレームやレンズを損傷すると、丸ごと買い換えないとダメなパターンがあります。

メガネを修理できる場合は以下のような単純なものに限られます。

・レンズが外れる
・丁番(折りたためる箇所)が外れる

レンズが割れてもフレームが無事なら、新しいレンズを付け替えるだけで使えるようになります。

しかし次のような場合だと修理が困難になります。

・フレームそのものが折れる
・ツーポイントのレンズが割れる

ツーポイントとはフチなしメガネのタイプで、レンズに直接ツルをつけているものになります。

このツルを再度レンズにつけてフレームと一体化させる必要があるため、フレームそのものを変えないといけません。

修理できない場合は別のメガネに買い替える必要があるので一度の出費が多く、即日で対応しにくいです。

予備が無い・用意しづらい

もしメガネが壊れてしまうと最低でも数日間は困ることになります。

メガネの作成を頼んでも数日かかるのが普通なので、あらかじめ予備のメガネでも持っていないとメガネなしの生活を余儀なくされます。

特にメガネがないと日常生活を送れないほどの視力の人ほどマズイ事態になります。

以前に使っていたメガネを残していたり、「2点購入で○○円!」みたいに安く購入して予備になるメガネを用意しておいたほうがいいです。

鼻に負担がかかる

メガネの種類によっては鼻の付け根がへこんでしまいます。

メガネを支えるために鼻の付け根あたりに「支え」となる器具がついていますが、フレームと一体化しているタイプだと特に鼻に負担がかかりやすく、長期間使っているとへこんでしまいます。

悪化しすぎると痛みが出る場合もあるので、メガネのフレーム選びは慎重にしましょう。

ツルに締めつけられる

メガネをかけたときの幅が合っていないと、ツルに締めつけられる・耳が痛くなることがあります。

メガネのサイズは密着するようにつくられているため、サイズが合っていないと余計に肌に触れるため、締めつけられて圧迫感が出たり、肌が擦られるように感じることになります。

フレーム選びの際には、余計な圧迫感が無いものを選ぶか、少々余裕を持たせられないか尋ねてみましょう。

若干視界が限定される

メガネをかけた際に視界の外側がぼやけたままになります。

目線がレンズを通さないとしっかり見えないため、視界の上下・左右の隙間はぼやけたまま見えてしまいます。

このため目線だけを移動させても見えない場合があるため、顔ごと動かして見るような癖をつけないといけません。(まあ自然と身に付きますが…)

車などを運転する際に目線だけ動かして確認するとしっかり見えずに危ないので、目線だけで安全確認をよくする人は覚えておきましょう。

髪がうっとおしい

メガネのツルに髪が当たってうっとおしく感じたりもします。

特にもみあげあたりの髪がよく接触するので、人によってはメガネの付け外しの際に気になることが多いです。

特に重要な事柄ではありませんが髪を短くするくらいしか対処法がないので、これからメガネを使おうとしている人は気をつけてください。

コンタクトレンズ

次にコンタクトレンズの紹介をします。

メガネに比べて細かいことが多いです。

コンタクトレンズの買い方

安全なコンタクトレンズを使いたいなら、販売している店舗に行って購入したほうが確実です。

①販売店で購入の相談
②指定された眼科で検査
③コンタクトレンズ使用がOKなら即日購入!

初めてコンタクトレンズを購入する場合、トラブル回避・安全に配慮するなら基本はこの流れになります。

通販やネットでコンタクトレンズを購入することもできますが、度数が合わない・レンズの形状が合わない・輸送中に破損するなどの可能性があります。

これらは後述するコンタクトレンズの欠点の原因にもなります。

こうしたことを防ぐにはメガネと同じように店舗で見て、検査して、購入するといった手順を踏むのが無難になります。

購入後のトラブルも減らせるので、店舗以外でコンタクトレズを購入するのはオススメしません。

コンタクトレンズの利点

視界が開ける

メガネと違ってぼやけて見える箇所が存在しません。

コンタクトは眼球全体を覆うようにつけるため、目線すべてがレンズを通して見えるようになります。

このため目線だけを動かしても、上下左右しっかり見ることができます。

メガネをつけるようなうっとうしさがない

メガネをかけた際の鼻に跡ができる・髪がかかってうっとおしいといったことがありません。

日常生活においてこうしたうっとおしさが恒常的に続くのは結構面倒なので、そういったことを払しょくしたいならコンタクトレンズは有用です。

顔の印象を変えにくい

顔に目立った変化がないため、普段と同じ印象のまま生活できます。

メガネをつけるとどうしてもメガネそのものの印象が加わるため、良くも悪くも別人のような印象に変わってしまうこともあります。

しかしコンタクトレンズならつける前と後とで印象が変わりません。

どうしてもまわりの人の自分に対する印象を気にするなら、コンタクトレンズで印象を変えずに視力を回復させましょう。

代えを用意しやすい

コンタクトレンズは数枚~数十枚単位をストックして使うので、もし破損してしまってもすぐに対応できます。

メガネの場合破損してしまうと、新しいメガネを数日~1週間といった長い期間かけないと用意できません。

しかしコンタクトレンズは数枚を洗浄・交換しながら使うので、すぐに別のものに変えられます。

即日で対応できるため、眼が見えない状態が長続きしません。

「使い捨て」タイプから「年単位」まで

メガネと違い「使い捨て」のコンタクトレンズもあります。

逆に洗浄を繰り返して1年といった長い期間使い続けることもできます。

使い捨てタイプだと高くつく場合もありますが、年単位で使えるコンタクトなら通算するとメガネと大差ない値段で購入できます。

コンタクトレンズの欠点

眼病の原因になる場合も

自分に合ったレンズを使わないと眼にキズがついたり、手入れをしないと眼病の原因になる可能性があります。

・サイズが合ったレンズでないと眼に負担が出る
・眼の表面が乾燥しやすい
・汚れが溜まりやすい

コンタクトレンズを使う場合、以上のことに気をつけないといけません。

サイズの問題は販売店でしっかり見てもらえれば大丈夫ですが、ネットや通販で取り寄せる場合は注意が必要です。

またレンズをつけている間はレンズと眼の間に涙といった水分が入りにくいため乾燥しやすくなります。

そして涙で付着した汚れを洗い流せなくなるので、レンズの回りにホコリなどの汚れがついたりしてしまいます。

こうしたことを放置すると眼病の原因にもなりかねないので、目薬などで眼を洗浄して清潔に保つ必要があります。

レンズの手入れが手間

コンタクトレンズは洗浄しないと再使用できません。

洗浄してレンズについた汚れなどを取らないと、上記のように眼にキズがついたり眼病の原因になります。

洗浄している間は別のコンタクトレンズを使うので、

レンズを使用

洗浄

その間別のレンズを使用

洗浄

以下ループ

メガネと違って拭くだけで手入れができないので、そういった手間が増えます。

ただ基本は洗浄液につけておくだけなので、そこまで手間と感じない人もいるかと。

破損しやすい

レンズが薄いため、ふとしたことで破損してしまいます。

レンズを落としたくらいでは破損することも少ないですが、落としたとき・眼につけているときに固いものにぶつけると破損しやすいです。

眼につけている状態で破損すると眼にキズがつきやすいので日常生活内で注意するようにしましょう。

レンズを外すときも慎重に取り扱わないといけませんし、メガネに比べるとデリケートな扱いになります。

購入の際の手間

コンタクトレンズを購入する手順として、眼科などでの検査をはさむためとても手間です。

眼科では眼に病気が無いか、刺激に弱くないかなどのことを検査され、コンタクトレンズを使えるか確認します。

この際の検査料は有料になります。普通に眼科検診するのと一緒です。

眼科でOKがもらえれば即日でコンタクトレンズを購入できますが、販売店で相談→眼科→また販売店、といった流れなので少々手間がかかります。

もし度数が合ったレンズが無いと取り寄せる必要があるため、視力が悪すぎる人だとさらに手間がかかる場合も。

条件次第ではメガネの購入より早く済みますが、いっぺんに済ませられないのが面倒に感じます。

レンズ以外の備品での出費

洗浄液や目薬などを用意する必要があります。

メガネではそういったものを用意する必要はありませんが、コンタクトレンズでは上記で説明したようなことを防ぐため、最低限これらは用意しないといけません。

すぐに無くなるわけではありませんが、コンタクトレンズを使っている間は常にこれらの出費が出るものと考えてください。

最後に

これでメガネとコンタクトレンズの違いなどの紹介を終わります。

両方とも一長一短で、使う人の都合によってはかなり違いが出てきます。

個人的には、いちいち手間を取られたくないならメガネ、日常でより正確にモノを見たいならコンタクト、といった印象です。

視力が悪くなって仕方無くつけることになった人、これから別のものを使おうと思っている人は参考にしてください。