普通の野菜より小さくプランター栽培でもOKな「ミニ野菜」の種類。野菜づくりに失敗する・野菜が大きすぎる人におすすめ

畑が無いためしかたなくプランターで栽培する人も多いでしょうが、野菜が大きくならないことってあると思います。

あるいはそもそもそんなに大きくなくても、確実に収穫したいという人もいると思います。

そんな人は初心者でも成功しやすい「ミニ野菜」について紹介します。




ミニ野菜とは

ミニ野菜とはその名の通り、収穫できるサイズを小さく品種改良した野菜のことです。

「ミニ」と聞いて思い浮かべるのは「ミニトマト」が代表的でしょうが、他にも「ミニ大根」「ミニキャロット」「小カブ」といった土が深くないと育ちにくい根野菜を小さくした野菜もあります。

詳しくは後述しますが、一番いいのは初心者でもしっかり収穫できる野菜を栽培しやすいのがミニ野菜の特徴です。

ホームセンターなどで普通の野菜のタネと一緒に販売している所も多く、誰でも簡単に入手できます。

ミニ野菜の種類

ミニ野菜の代表的なものは以下のものになります。

・ミニ大根
・ミニ人参
・小カブ
・小ネギ
・ミニトマト
・ミニキュウリ
・ミニキャベツ
・ミニ白菜
・ミニカボチャ
・ミニチンゲン菜
etc

このようにミニ野菜には多くの種類があり、ホームセンターなどで購入できます。

一般的な野菜を小さくしたものも多く、普段の食事で食べたりするものも多いです。

こうした料理する機会が多い野菜なら、栽培するメリットも多いんじゃないかと。

ミニ野菜のメリット

プランターでも収穫できる

畑のように土が多くなくでも育つため、プランターでも栽培・収穫しやすいです。

野菜そのものが小さいためあまり土地を必要とせず、また土(栄養)が少なくでも育つため、狭い場所でも育てられます。

ベランダのような空き空間しかない人でも家庭菜園ができるようになるので、どんな人でも野菜を育てて収穫することができるようになります。

「畑がないから家庭菜園はムリ!」と思っている人ほどミニ野菜は向いていると思います。

しっかりした実になりやすい

収穫できるサイズが小さいため、栄養が少なくでもしっかりした実になりやすいです。

プランターで収穫できる説明でも少し触れましたが、収穫できるサイズが小さいためあまり土(栄養)を必要とせずに収穫できるサイズまで育ちます。

特に大根といった大きな野菜は畑のように土が多く・深くないとうまく育たないため、プランター栽培では野菜が大きくならずに失敗してしまうことも多いです。

そうしたことを防ぐために土づくりや追肥などをするのですが、手間がかかって嫌な人もいると思います。

大根をプランターで育てようと思うと最低でも深さが30cm以上あるプランターでないとまともなサイズに育ちません。(それでも市販されているサイズより小さいくらいです)

しかしミニ野菜なら深さがその半分の10~20cmほどしか無くても育ちますし、ある程度放置してもしっかり育つので、栽培に失敗することも起きにくく難易度はグッと低くなります。

「植えたはいいけど、細かく世話してるヒマがない」「どうやって育てたらいいのかイマイチわからない」なんて人でも、収穫できるサイズまで育ってくれるミニ野菜はオススメです。

収穫までの期間が短い

サイズが小さいため成長速度も早く、収穫できるまでの時間がかかりません。

例えば大玉のトマトだと、実が膨らみ初めてから収穫できるまでに2~3週間くらいかかることも多いです。

しかしミニトマトなら1週間くらいで実が赤くなり食べれるまで成長します。

他にも普通の大根なら種まきから収穫まで3ヶ月くらい軽くかかりますが、ミニ大根なら1ヶ月くらいで収穫できます。

収穫までの期間が短いため、うまくいけば一年に何回も育てられることも多いです。

ある程度密集して植えても育つ

植えた野菜同士の間隔が通常サイズの野菜サイズより狭くても育ちます。

例えば大根なら間隔を20cmくらい離して植えないといけませんが、ミニ大根なら10cmくらいの間隔で植えても大丈夫です。
そのためサイズが小さくてもそれなりに収穫量を増やすことができます。
小カブや小ネギになってくると間隔が1cmくらいでも育ったりします。

上記の収穫期間が短く年に数度植えられることも含めれば、サイズが小さいからといってかならずしも収穫量が少ないとは限らないでしょう。

虫食いの被害が起きにくい

地味にいいのか虫食いの被害を抑えられます。

上記の収穫期間にも関わりますがミニ野菜は収穫までの期間が短く、実が熟すまで待つ時間が少ないため虫に食べられる前に収穫しやすくなります。

私たちにとってはまだ食べられない青い状態の実でも、虫にとっては充分食べられる実の場合は多いです。

そのためトマトといった野菜を育てていたら実がまだ青いのに虫に食べられてしまった経験がある人もいると思います。

ただ完全に虫食いを防げるわけではないので、「比較的抑えられる」くらいに思っておいてください。

新鮮な状態で食べる量を調節できる

小さいサイズの野菜を複数収穫することになるので、一度に食べる量を調節しやすいです。

例えば一人暮らしなどをしている人では、大根をまるまる一本使い切るのはなかなか時間がかかります。

それが長い期間だと冷蔵庫で保存していても鮮度が落ちてしまいます。

しかしミニ野菜は食べきりサイズで収穫できるので、必要なときに必要な分収穫すればいいので、いつでも新鮮な状態で食べることができます。

普通サイズの野菜を育てても食べきるのに苦労している人は、いっそのことミニ野菜の栽培に切り替えてみましょう。

唯一の欠点:サイズが小さい

メリットが多いミニ野菜ですが、名称の通りどうしたってサイズは小さくなります。

ミニ大根なら10cm~15cmくらいの大きさくらいにしかならず、普通の大根と比べると大きさは半分以下・量はよくて2~3割くらいになってしまいます。

単純に一度に食べれる量も少なくなりますし、おでんなどの野菜を丸ごと使った料理だとなかなか使えません。

普通のサイズの野菜に比べて小さいため、皮むきなどの作業が少々やりづらくもなったりします。

こうした手間があったりするのがミニ野菜の数少ない欠点になります。

ミニ野菜の栽培のしかた

ミニ野菜はプランターでも育てられますし、ちろん畑でも栽培OKです。

野菜の種類によって使えるプランターも変わるので、別々に紹介します。

根野菜なら

土の下で育つ野菜ならプランターのサイズは幅が10cm以上・深さが20cm以上あれば充分育てられます。

ミニ大根・ミニ人参といった根野菜なら、間隔を5~10cm以上離して植えれば大きく成長しやすいです。

長さが60cmくらいある細長いプランターなら、一度に4~5本くらいは植えることができので収穫量も増えます。

もちろんプランターが大きければその分栄養を吸収できるので、自分が扱える限界くらいの大きさのプランターで育ててもいいでしょう。

実が生る野菜なら

ミニトマトといった実がなる野菜ならプランター一つに一本だけ植えるようにしましょう。

推奨されるのは長さ60cmくらのプランターや、それ以上土の入る底が深いプランターが望ましいです。

いくら実のサイズが小さいといっても、数珠のようにたくさん生るので栄養も多めに必要になります。

一つのプランターに2つ以上植えても育つには育ちますが、栄養の取り合いが起きやすくなるため収穫量が減ったりすることが多くなります。

できるなら大きめのプランターを使ったほうが成長しやすく。収穫できる期間も長くなるので収穫量も多く見込めるようになります。

追肥や土づくりが面倒な人は一つのプランターに一本だけ植えたほうが無難です。

葉物野菜なら

ミニ白菜やミニチンゲン菜などの葉物野菜なら、ミニ大根などと同じく普通のサイズよりも早くに収穫できます。

栽培できる期間中に2~3回植え直せることも多いため、何度か収穫を経験できたりします。

日光によく当てればかなりの速さで成長するので、日当たりに良い場所ならその分収穫できるタイミングも早くなります。

ただバッタなどの虫による食害の被害も大きいので、虫よけのネットなどを被せて栽培しましょう。

ミニ野菜と同じように育てられる野菜

「ミニ」と表記されている訳ではありませんがミニ野菜、特にミニトマトと同じように(あるいはそれより簡単に)栽培できる野菜もあります。

・ピーマン
・シシトウ
・オクラ

こういった実が小さめの野菜はミニ野菜と同じ要領で栽培できます。

ミニトマトのように一度植えてしまえば長期に渡って実をつけ続けてくれるので、必要なときにその都度収穫できます。

これらの野菜は虫による食害なども少ないため、他の野菜よりは失敗しにくい品種でもあります。

使える料理も多いので、興味があるなら一度育ててみましょう。

最後に

以上で簡単にですがミニ野菜の紹介を終わります。

ミニ野菜のいいところは初心者でも相応に収穫が見込める野菜だというところでしょう。

普通に野菜を育てていても実が大きくならない・育ちが悪いといった経験が多い人は一度ミニ野菜を育てて収穫の達成感を味わいましょう!