家庭菜園で栽培できる代表的な野菜の種まき・収穫時期や難易度の一覧

自宅で野菜を栽培したくても、「初めてだから何が育てられるのかわからない」なんて人もいると思います。
そんな人の為に家庭菜園で代表的な野菜を種まき・収穫時期や野菜の種類別の難易度などを簡単に紹介したいと思います。

根野菜

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎・・・易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○・・・普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△・・・少々難しい。育てる際に注意することがある。
×・・・かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
人参
大根
カブ
タマネギ
ジャガイモ
さつまいも
サトイモ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

根野菜を育てるときの注意点

全体的な注意点

根野菜は地面の下に伸びる・肥大化するので、土が固い・土の深さが無いと大きく育ちません。
そのためプランター栽培にあまり向いていない野菜が多いです。

スーパーで並ぶような大きさにしたいなら、必ず畑などで栽培するようにしましょう。
収穫できるまでの期間も長いので、その間の管理が面倒に感じる人もいると思います。

ただプランターでも育てられる小さく育つ「ミニ大根」や「小カブ」といった品種もあります。
こちらは小さい代わりに収穫までの期間が短いため、早いペースで収穫できます。

人参

発芽してから茎が折れないようにする必要性があります。

人参は根を張るまでの間、茎がものすごく細く折れやすいです。
散水するだけでも折れかねない細さです。
そのため発芽してからしばらくは茎が折れないよう土を寄せたりする必要があります。

根を張る力もあまり強くないので、固い土ではまともに大きくならないのでしっかり土を耕しましょう。

成長しきってもあまり大きくならないので、大き目のプランターなら数本ほど栽培できます。

大根

根野菜でもかなり土深く伸びるので、深さが無いと大きくなりません。

人参ほど折れやすくはありませんが、やはり土寄せしておく必要はあります。

カブ

カブの葉が虫に食べられることがよくあります。

意外でしょうがカブの葉はモンシロチョウの幼虫に食べられやすいです。
おまけにバッタといった他の虫も食べに来るので、葉物野菜並みの防虫対策をした方がいいです。

タマネギ

タマネギは種からではなく、球根から育てると簡単に栽培できます。

種から育てると手間と時間がかかりますが、球根からならほぼ確実に根付いてくれます。
ホームセンターなどで販売しているタマネギの球根は30個前後入っているので、よほど大きな畑でもないと足りないことは無いと思います。

ジャガイモ

ジャガイモは収穫タイミングを逃さないようにしましょう。

収穫タイミングを逃すと芽が出てしまったり、栄養を取られてしまっています。
芽が出たジャガイモには毒があるので、絶対に食べないようにしましょう。

あとジャガイモが日に当たるのも避けましょう。
ジャガイモ本体に日が当たると、皮が固くなったり芽が出やすくなります。

土が固いと土表面にジャガイモが露出しやすいので、日頃様子を見て土を被せるようにしましょう。

さつまいも

うまく根付けばよく育ってくれるさつまいもですが、つるボケには注意しましょう。

土の栄養が多すぎるとつるばかり伸びてしまい、肝心のさつまいもが育ちません。
土の栄養を多すぎず、少なすぎずうまく調整する必要があります。

サトイモ

サトイモを栽培するときは乾燥に注意しましょう。

土が乾燥してしまうと、サトイモはうまく大きくなりません。
土寄せしたりして、土の内部が乾燥しないように工夫しましょう。

あとは土の栄養と日光さえあればうまく育ってくれます。

ちなみにジャガイモと違いサトイモの芽に毒はありません。
サトイモ本体は植物の「茎」にあたり、他のイモ類とは少々勝手が違います。

芽が出てしまうと栄養が取られて少なくなりますが、そこまで神経質になる必要はありません。
茎自体も食べれるので興味のある方はどうぞ。

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実がなる野菜

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎・・・易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○・・・普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△・・・少々難しい。育てる際に注意することがある。
×・・・かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
トマト
キュウリ
ナス
とうもろこし×
ピーマン
シシトウ
かぼちゃ×
スイカ×
ゴーヤ
枝豆
オクラ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

実がなる野菜を育てるときの注意点

全体的な注意点

実を大きくするため栄養がたくさんある土に植えましょう。

これらの野菜は、しっかりした実をつけるのにかなり多くの栄養分が必要になります。
そのため小ぶりの実をつける野菜でもなければ、畑などに植えて栽培するのが基本です。

水不足になると実に水分が送られなくなり、すぐに萎んでしまいます。
収穫時期が夏場の熱い時期に集中しているので、毎日散水して土が乾かないようにしましょう。

トマト

大・中・小といったサイズの品種があり、それぞれ栽培可能な方法に違いがあります。

大玉なら畑植え。
中玉も畑植え、あるいは土が多く入るプランター。
小玉ならプランター栽培でもOKと、実の大きさによって必要な土(栄養)の量も違ってきます。

実が大きくなると収穫できるまでの時間も延びるので、毎日収穫したいなら小~中玉のトマトがオススメです。

キュウリ

絶対に水不足にしないよう注意してください。

キュウリは水分を多量に含んで大きくなるので、水が不足すると全く育たなくなります。
そのため土が少なく水を多く含めないプランターでは失敗しやすくなります。

畑に植えるか、深さが40cm以上あるようなプランターや植木鉢を使いましょう。

ナス

ナスは収穫期間も長く、栄養さえ足りていればたくさんの実をつけてくれます。

しかし実が葉や茎に触れないようにしましょう。

ナスの実は刺激に弱く、葉や茎に触れて刺激が加わるとすぐに傷つき固くなってしまいます。
実を保護せず放置すると「亀裂が固まったような」ナスになってしまいます。

実が大きくなり始めたら実に触れそうな葉は取り除くようにしましょう。

とうもろこし

とうもろこしを収穫する前に2つ注意したい事があります。

・安定して実をつけたいなら人口受粉する
・スーパーに並ぶような実は1つしかならない

とうもろこしはたくさんの粒で構成されています。
そのため自然受粉ではしっかり受粉しない粒が出てくることが多くなります。
粒全体を受粉したいなら自分の手で受粉させたほうがいいです。

あととうもろこしは3つ実をつけますが、大きくなるのは1つだけです。
ギリギリ食べられるサイズになるのがあと1つといったところです。
それを念頭において栽培しましょう。

ピーマン

誰でも簡単に、どこでも栽培できる初心者オススメの野菜です。

収穫できる期間も長く、栄養さえ足りていればピーマン一株から通算50個以上の実が採れます。
虫食いなども起きにくく、かなり放置気味にしても安定して育ってくれます。

プランターでも上記のように栽培できるので、家庭菜園に慣れていない人でも安心して育てられます。

シシトウ

ピーマンと同じように虫食いも少なく、簡単に育ってくれます。

ただ注意したいのが偶にトウガラシに先祖返りする奴が居ることです。

シシトウはトウガラシの辛くないものを品種改良してできた野菜です。
しかし夏場の暑さや水不足などの刺激でトウガラシ並に辛くなる実があります。

しかもどれが辛い実なのか区別がつきにくいので、いざ食べてみたら「辛ッ!」となることもあります。
なるべく辛くしたくないなら、夏場は直射日光は控えめにして水をたくさん与えましょう。

かぼちゃ・スイカ

かぼちゃやスイカといった特大の野菜は実が落ちることが多いです。

せっかく実がなっても、実自身の重さで茎から取れてしまうことが多発します。
そのため実が取れないように調整したりする作業が必要になります。

地面に実がついてしまうので、ワラなどを敷いて土と直接触れないようにする必要もあります。

かなりの栄養を必要とするため、土が多いプランターで栽培しても1・2玉採るのが限界です。
複数実を収穫したいなら畑で栽培しましょう。

ゴーヤ

ツタを絡ませる網や支柱が多く必要になります。

ゴーヤはトマトのようにメインの茎から枝分かれして実をつけず、伸びたツタに実をつけます。
そのためツタが何かに巻きついていないと実を支えられません。

アサガオなどを育てるときと同じように、網状にした支柱を用意して栽培する必要があります。

あとゴーヤは完熟するとものすごく柔らかくなります。
ゴーヤの歯ごたえを残したいなら、実が黄色になる前に収穫しましょう。

枝豆

ピーマンなどと同じく簡単に育てられる野菜の部類です。
虫食いなども少ないので安定して育てられます。

ただサヤに入った実の大きさが全体的に安定しにくいので、あとから生った実ではかなり小さくなることが多いです。

オクラ

ピーマンのように鈴生りはしませんが、放置気味でも栽培できる野菜です。

一気に何十も生りませんが、その分実1つができる時間が短いです。
花が落ちてから1週間で7~10cmくらいに育ちます。

一株に一度に生る実の数は数個ですが、何回も早くに収穫できる野菜です。

葉物野菜

栽培・収穫時期一覧表

難易度
◎・・・易しい。放置気味でもどこでも育ってくれる。
○・・・普通。ある程度気にかけて育てる必要がある。
△・・・少々難しい。育てる際に注意することがある。
×・・・かなり難しい。手間がかかったり、畑限定で育てること推奨。

種まき時期
収穫時期
野菜難易度1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
キャベツ×
レタス
白菜
チンゲン菜
ほうれん草
小松菜
水菜
ネギ
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

葉物野菜を育てるときの注意点

全体的な注意点

<葉物野菜は虫による食害が起きやすい野菜ばかりです。

モンシロチョウの幼虫による食害が有名なキャベツだけでなく、バッタ・ナメクジといった虫により葉が食べられてしまいます。
もし1匹でも放置すると、1週間もあれば殆どの葉が食べられてダメになってしまいます。

そのため野菜を守るために不織布などの防虫ネットを張るのは当たり前で、虫の侵入を防ぐためにすることが多いです。

芽が出たての頃でも卵を植えつられることも多いので、防虫ネットを張っても定期的に中の様子を確認する必要があります。

水と日光があれば割と育ちやすい葉物野菜ですが、食害による栽培失敗がダントツの野菜でもあります。

キャベツ

食害はモンシロチョウの幼虫が一番の敵です。

芽が出たばかりの葉でも卵を産みつけるので、早い段階で卵・幼虫の除去をして防虫ネットを張る必要があります。

大玉なので栄養も多く必要になるので、水と日光込みで多く与えましょう。

レタス

大玉ですが育つのが早く、年に2回栽培できます。

早いと3月くらいから栽培できますが、収穫時期に虫が出てくるので食べられないようしっかり防虫ネットを張っておきましょう。

白菜

キャベツなどと同時期に種まきしますが、少々収穫時期は遅くなります。

11月にもなれば虫も出なくなるので、それまで食害を防げればあとは安心して栽培できるようになります。

冬の間放置しても平気だったりするので、焦らず収穫できるかを見ていきましょう。

チンゲン菜

キャベツなどと比べると小ぶりですが成長も早く、年に2回栽培できる機会があります。

肉厚のある葉になりますが、栄養さえあればかなり密集して栽培しても大きく育ってくれます。
5cm間隔で1本育つように間引き・栽培しましょう。

ほうれん草

チンゲン菜と同じく、年に2回栽培・収穫できる機会があります。

しかもチンゲン菜に比べると耐寒性があり、1o月までに種まきすれば冬を通して育ってくれます。
チンゲン菜と同じく5cm間隔で1本育つように間引き・栽培しましょう。

小松菜

ほぼ年中いつでも栽培・収穫できます。

いつでも、どこでも育つため葉物野菜の中でも簡単に栽培できます。
間引き間隔はチンゲン菜などと同じく5cmほどになります。

水菜

夏~秋の内に種まきして栽培します。

ただ葉が密集するためモンシロチョウの幼虫などが見つけにくくなりやすいです。
10月頃に植えるとモンシロチョウも少なくなるので、見逃しによる食害を防ぎたいならかなり遅めに栽培を始めましょう。

ただその場合、正月のお雑煮などに使いたい場合葉が成長しきらず小さい場合もあるので気をつけてください。

ネギ

葉物野菜の中でも虫による食害も少なく、放置気味でも育てられます。

ネギは種植えよりも苗を植えて育てるのが一般的です。

特に小さいネギは根元付近の茎を残して収穫すれば、また新しいネギが生えてきます。
こうすれば長い期間収穫できるので、根っこごと収穫せず茎を残して葉の部分だけをハサミなどで切って収穫するようにしましょう。

記事:ネギをホームセンターで買う必要はない? スーパーで買ったネギを再利用!

初心者でも安心して育てられる野菜

上記で紹介した野菜から、家庭菜園に慣れてない人でも簡単に育てられる野菜を選びました。
それがこちらになります。

ジャガイモ・サトイモ

ジャガイモとサトイモは実が多くなりやすく、「食べられる部分」を安定して育てられます。

そこまで大きめにならなかったものも、来年用の種イモにできたりと無駄なく活用できます。
葉が虫に食べられることも少ないので、水さえ与えれば枯らすことなく栽培しやすいです。

トマト(小~中)

小~中玉のトマトなら実が生りやすく、収穫しやすいです。

大玉トマトだと熟すのに時間がかかり、その間に虫に食われることが多くなります。

小~中玉のトマトなら実が熟す時間も短いため、早めに収穫できます。
鈴生り状にたくさん実をつくりたいなら小玉トマトを、ある程度肉厚なトマトを食べたいなら中玉トマトを栽培しましょう。

ピーマン・シシトウ・オクラ

上記で紹介した通り、これらの野菜はとにかく簡単に栽培できます。

あまり栽培中に手間をかけることもなく、半ば放置して育ててもたくさん実をつけてくれます。
虫による食害も少なく、雑草を除去するくらいでも育てられます。

しっかり追肥すれば3ヶ月くらいの長い期間収穫し続けられるので、初心者の人にオススメです。

ネギ

料理のメインにはできませんが、ピーマンなどと同じく手間いらずで長く収穫できる野菜です。

上記で説明した通り植え付けも簡単だったり、小さめのネギならプランターでも栽培できます。
冬場でも育つので、必要なときに収穫すれば管理もラクです。

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最後に

これで家庭菜園で育てられる代表的な野菜の紹介を終わります。
初めて家庭菜園を始める人の参考用にと、育てやすさなどに重点を置いて一覧にしてみました。
どんな野菜があるか分からなかったり、育てる前の注意点を知りたいは参考にしてください。


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