ブログの過去記事を定期的に更新。ブログ全体の評価を上げる

2021年12月25日ブログ作成ブログ

ブログをしていればおのずと出てくる「過去記事」。

そんな過去記事ですが、過去記事を放置しっぱなしだとブログの評価が下がったりしてしまいます。

定期的に過去記事を、特に古すぎて現在ではアテにならない記事だとブログの評価を下げる原因にもなったりします。

今回は過去記事を更新するメリットなどを解説します。

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更新するメリット

過去記事を更新する理由は、軒並みサイトの品質の維持・向上につながってきます。

特にブログ開設初期に書いたような記事や、よく情報が更新されるようなジャンルの記事では重要になります。

評価の低い記事をなくす

過去記事を更新してSEO評価が下がらないようにしましょう

記事のボリュームが少なかったりする記事を放置すると、その記事に足を引っ張られる形でブログの評価が下がってしまいます

ブログの評価は投稿された記事の数やボリュームなどの平均評価で決まってきます。

「とにかくたくさん記事を書く」といったことに注力しすぎて内容が疎かな状態だと、評価が上がらないどころか記事が増えれば増えるほど下がる結果になりかねません。

ブログの評価を保つためにも、定期的に過去記事を見直すことは大事です。

記事のボリュームを増やしてアクセスUP

過去記事に文章を追加して記事のボリュームを増やしましょう

記事を書くのがまだ不慣れだった頃だと、文字数などが少ない記事もあるでしょう。

そういった記事のボリュームが増えれば、その分読み応えも増えるので読者も増えやすくなります。

特に自分が得意としているジャンルや、趣味をメインにした記事。

そういった記事は経験を重ねるごとに情報量も増えるため、記事を書いた当初よりも書ける内容も増えているでしょう。

書ける内容が増えたなら、その分記事に書き足していきましょう。

キーワードを見直してアクセスUP

過去に書いた文章の単語や言い回しを改善して、記事をより見やすくしましょう

記事を書き慣れてくると、記事タイトルや見出しなどのキーワードを考えやすくなってくるでしょう。

そうなってきたときに過去記事を見直すと「もっといいタイトルがある」「こうしたほうがもっと読者が読みやすくなる」といった記事が出ることもあります。

特にブログを始めたての人なら尚更です。

Googleなどの検索結果に自分の書いた記事を出すには、記事タイトルなどに含まれるキーワードが重要になります。

場合によってはタイトルに含むキーワード(単語)も変えたりして、より読者の目に止まるようなタイトルにすることも可能です。

読者の目に留まるキーワードが含まれていれば、集客力も上がるため改善の余地は多くあります。

最新の情報を発信する

SEO評価にも関わりますが、記事の内容を新しいものにして評価が下がらないようにしましょう

少し前までは常識だったものが、数年経って違うものとして認識されることは多々あります。

そんな間違った認識で書いた記事だと「このブログ正しくないなぁ」と思われやすく、評価も下がってしまいます。

過去記事を見て明らかに間違っているような箇所は書き直しましょう。

より読みやすい記事に

読みやすい・見やすい記事にすれば評価も上がり、PVも増えやすくなります。

ブログを始めたての人だと書き方がまだ不安定で、最初の頃に書いた記事ほど読みにくい状態になってることが多いです。

これでは記事のボリュームがあっても記事を最後まで読んでくれる人が減ってしまうこともあります。

そのため文章を読みやすくまとめたり改善することでその記事の評価を上げることが可能です。

あと写真や画像を使えば興味を引く記事になることもあります。

開設当初では機能の把握や記事を書くのに手いっぱいで、記事中の写真やサムネイル画像などを設定する暇もないと思います。

しかし記事を書くのに慣れてくれば自然と画像や写真を使いたくなってきます。

画像を使えばよりイメージができる内容の記事になることも多く、サムネイル画像だけでも興味を引く記事にすることも可能です。

過去記事の文章構成を見直したり、画像を使った賑やかな記事にしていきましょう。

「今」の自分の記事の書き方にする

ブログの記事の形式を自分に合ったものに書き直しましょう

ブログ初心者が記事を書けば書くほど、文章の書き方や表現の仕方が変わってきます。

まあ簡単に言うと最初の頃に書いた記事ほど書き方がブレていることが多いです。

かなり古い記事になるとそれが顕著になりなんだか自分の黒歴史を見てる感じにも。

自分から見ても「うわ、恥ずかしい…」と思えるような記事なら遠慮なく書き直しましょう。

自分で見てもダメな記事を無くせばSEO評価につながることにもなります。

読者としても記事ひとつひとつの文章の表現が違いすぎると、記事を読みにくくしてしまうこともあります。

記事の書き方が安定してきたなら、記事に統一性を持たせるためにも書き直していきましょう。

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過去記事を見直すタイミング

過去記事を書き直すといっても、毎日見返すには時間が足りません。

そこで過去記事を見返すタイミングというのを紹介します。

ブログを開設したばかりの人ほどタイミングが多くなるので覚えておきましょう。

20記事書いたら見直す

ブログを始めたばかりで記事を書くのが不慣れだった人は、ひとまず記事数が20くらいになったら一度見直してみましょう

そのくらい記事を書いていると、ある程度は自分の書き方というものができてきます。

書くのに不慣れだった頃に比べてスムーズな書き方や、分かりやすい書き方が身に付き始めていると思います。

過去記事を書き直す作業でも記事を書く練習になるので、ある程度記事を書いたら書き直しのほうも進めてみましょう。

新しい情報が入ったら更新

過去記事に新しく書ける箇所が増えたら更新するチャンスです。

単純に新しく書き足すこともあれば、過去の間違った部分の訂正もあります。

記事内容を書き足せばボリュームが上がり、間違った部分を訂正すればブログの信用度も上がります。

似たようなことで記事の更新日時を最近のものに保つという意味もあります。

更新日時が最近の記事なら、それだけで読み手にとっての信用度というのも高くなります。

いつの時代も変わらないやり方のジャンルならまだしも、年々新しくなるようなジャンルの記事だとこれが重要です。

例えば家電などの紹介で、更新日時が10年前の記事の信用度は如何ほどの物でしょう?

できるかぎり記事の内容を「最新」のものに近い状態で維持しましょう。

よく読まれてる記事を見直す

良く読まれている記事を改善してより集客できる記事にしましょう

ある程度PVが集まらないとわかりませんが、ブログを続けていると毎月一定の量のPVを確保している記事が出てきます。

そういった「よく読まれている記事」ほど間違った部分を放置したくありません。

よく読まれる記事は集客率が高い記事といえるので、そういった記事の質を高めればもっと読者を増やせます。

単純に記事のボリュームを増やしたりすれば滞在時間も長くなるので、広告などをクリックされる可能性も上がります。

読者が増えればSEO評価も上がるので、検索結果にも記事が載りやすくなります。

関連性の深い記事を書いた

以前書いた記事と関連性の深い記事を書いたら、その記事のリンクを貼るようにしましょう。

同ジャンルの記事を多く書いていると、関連性が深かったり併せて読んで欲しい記事などが出てくると思います。

例えば筋トレ系の記事なら、トレーニング方法の記事とそれをより活かせるトレーニング器具の記事などが挙げられます。

こうした記事は相互にリンクできることが多いです。

記事中にこうした記事のリンクを貼り付ければ記事下などにある「関連記事」よりも目につきやすいため、その記事を読んでもらえる可能性も上がります。

リンクした記事が同ジャンル・より関係性が深い記事ほど興味を引くので、リンクした記事を読んでもらいやすくなります。

またリンクした記事にまた別のリンク記事があればそれも読んでもらえる可能性もあり、読者1人でブログを回遊してくれることも可能です。

記事の見直しの最中に「あの記事、この記事に結構関係してるな」なんて感じる記事があったら、記事中にリンクを貼り付けておきましょう。

全く読まれない記事を見直す

使った労力の割に読まれていない記事があったら優先して書き直していきましょう

これもPVがそれなりに集まってないとわかりづらいですが、結構力を入れて書いたの読まれていない記事があったりしませんか?

頑張りと集客率が比例しないのは結構ありますが、極端なまでに読まれていないと記事そのものに問題がある可能性があります。

古すぎて間違った情報をそのままにしておいたり、あるいは文法が変だったりして読みづらい記事などが挙げられます。

そういった記事は総じて評価も低いので、放置しているとブログの評価も連鎖的に下がりかねません。

しっかり書き直すなどして記事の評価が上がるようにしましょう。

どうしてもダメそうなら、惜しいですが記事の削除も視野に入れましょう。

いっそ記事を削除してマイナスからゼロに戻すだけでも効果があります。

ただ後述する「記事の統合」に使える可能性もあるので、テキストなどに記事本文くらいの簡易バックアップはしておきましょう。

似た記事を統合

同じジャンルの記事を書いていると、たまに同じような内容の記事になることがあります。

そういった記事が多いならいっそ記事同士を統合してしまいましょう。

内容が同じ記事ばかりでは各記事の集客性は薄くなり、PV数やSEOにも影響が出ます。

そんな記事ばかりなら一つにまとめて内容の濃い記事にしてしまいましょう。

こうすれば記事のボリュームなども増えますし、PV数も増えやすくなります。

「各記事でPVを得られれば問題ないんじゃ?」と思うかもしれませんが、それが通用するのは検索トップの記事の場合。

似た記事というのはGoogleなどの検索エンジンで比べられ、より質の良い記事が上位になるのが通例です。

しかし、そもそもトップになれる記事というのはごく稀といえるレベル。

同ブログ内の似た記事全てが検索トップになれると思うのは安易な考えですし、却って各記事の順位を下げる要因になりかねません。

それならいっそ記事同士を統合して質を良くし、検索トップになれる記事に近づけた方が良いでしょう。

自分ルールを作る

自分で「1か月に1回、過去記事を軽く見直す」みたいなルールを作って、過去の記事を見直す機会を作ってみましょう

例え軽くでも過去記事に目を通しておけば、どの過去記事を更新すべきかわかります。

ただ記事を読み直すのならたいした時間はかかりません。

最悪別の日に更新作業をするにしても、書き直したい記事を把握するのは大事です。

記事数が多いなら「このジャンルを見直す」「いつからいつまでの記事を見直す」みたいなルールでも構いません。

自分にやりやすいルールで過去記事を見直してみましょう。

記事を書き直す時間が無い人

記事のボリュームによりますが書き直す時間が少なく、記事を中途半端にしか更新できない人もいると思います。

しかし中途半端に書き直した記事を公開するのはイヤでしょうし、そもそも一度「公開」した記事を「編集」状態に戻せないテーマもあります。

そんな人には「WP Post Branches」というプラグインを使いましょう。

機能は簡単で既に公開した記事を公開したままで再度「下書き」ができるようになります。

下書きで保存すれば書き直した部分は公開されず、書き直す前の記事がそのまま公開され続けます。

完全に記事を書き直すまでは「下書き」の状態で保存し、書き終わったら公開できるようになるので、少しの時間でも少しずつ書き直せるようになります。

記事を書き直す時間が少ない人は「WP Post Branches」を導入してみましょう。

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記事の見直しでSEO評価を上げる

過去記事を書き直すことは、総じてSEO評価を上げることに集約されることになります。

ボリューム・情報の信頼性・読みやすさなど、SEOはこれらを重視して記事を評価しています。

逆に過去記事を放置したままだと、いくら記事を書いていても評価が上がらない事態になりかねません。

ブログ初心者では「記事を書くのに注力する!」「毎日更新!」が評価につながることがPV数アップにつながりやすいのは事実です。

しかし質の悪い・内容の薄い記事を量産しても意味がありませんし、あとあとになって評価やPV数が上がらない原因になります。

広告収入のためにASPに審査申請している人は特に重要です。

たくさん記事を書いているのになかなか評価が上がらない人は、一度過去記事を見直してみましょう。

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