少ないPV数で広告収入を増やす方法。読者に広告を見てもらう最低限のポイント

2022年1月29日広告・アフィリエイトアドセンス,アフィリエイト,ブログ

「アドセンス広告では100PVで1クリックされれば良い方」と言われるほど、広告収入ではPV数が命といっても過言じゃありません。

しかしサイトを開設してなんとかASPなどの広告会社の審査に合格しても、開設したての頃はどうしてもPV数が少ない状態が続きます。

あるいはサイト開設から何か月・何年と経っていてもPV数が少ない人。

逆にPV数はかなりあるのに異様にクリック率が低いなんて人もいるかと思います。

そんな人でも何とかして広告のクリック率を上げたいときに最低限取りたい対処法を紹介します。

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広告をクリックしてもらうには

PV数が少ない中でも広告をクリックしてもらうには、最低でも読者に広告を目にしてもらう必要があります。

「そんなの当然だろ」と思う人もいるでしょうが、中には広告が映るまでページを読んでもらっていないなんて人もいます。

そんな状態になっていやすいサイトの特徴がこちら。

・ページの読み込み時間が遅い
・離脱率が高い
・ページの滞在時間が短い

こうした状態になっているサイトだと、そもそも広告を見てもらう段階にも達していない場合が多いです。

そのため収益性がかなり低い傾向にあります。

特にPV数は多いのにクリック率が異様に低いなんてサイトはこの傾向が顕著です。

「Google Analytics」などのPVカウンターはページの初めが読み込まれた瞬間にカウントされるため、「ページはまともに読んでもらってないのにPVはカウントされ続けている」といった状態に陥りやすいです。

そこで大切になるのがページを訪れてくれた読者をページに引き留める工夫になります。

単純にページをよく読んでもらっていれば広告を目にする機会も多くなりますし、その分クリック率も上がります。

そのため今回紹介する方法は読者1人あたりのクリック率を引き上げるために最低限しておきたいことになります。

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ページの表示時間を早くする

まずはページの表示時間を早くして離脱者を減らしましょう

読者というのは最初にページ画面が表示されるのが遅いほど離脱率が高くなります。

ページを読み込んでいる時間が長いと、読み込んでいる途中で「戻る」などで読むのを諦めてしまった経験があると思います。

個人差がありますが3秒経つと離脱する可能性がハネ上がるという情報もあり、10秒以上も待っている人は稀だと思います。

理想とされるのはページをクリックして1秒以内、遅くとも2秒前後でページが表示・操作可能になるのが推奨されています。

サイトのページ表示時間の調べ方。読み込み時間の秒数や改善点がわかるサイト

ここで重要なのがこれらを自主的に改善しないと表示速度が遅いままになっていることが多いという点。

WordPressなどでテーマをインストールして使っていても、初めからページを高速表示できる処置がされているのは稀です。

大抵は自分で最善の状態にカスタムする必要があります。

ページの表示を早くする要素はいくつかあり、その中でも効果が高い・改善しやすいものを挙げていきます。

スクリプトの遅延読み込み

ページを表示する際には「Java Script」というプログラムが使われており、これが遅延の原因になっていることが多いです。

特に処置がされていないとページを読み込んだ直後に実行されるため、作業が完了するまでページが表示されません。

そこでJava Scriptをあとで読み込むようにすることで、とりあえずページ画面を表示させてしまうという方法。

ページを表示するのに大切なプログラムではあるのですが、ページを読み進める上で必要ないことも実行しているため、それが余分に時間を取ってしまっています。

遅延読み込みをするには「Scripts to Footer」といった、スクリプトの読み込むタイミングを操作できるプラグインなどを使います。

これはスクリプトによる表示遅延を緩和するというものです。

画像の最適化

もしページに画像などを貼っている場合は画像データを最適化するようにしましょう。

画像データが大きいほど読み込むのに時間がかかるため、いかに画像データを小さくするかが大切になります。

最低でも記事スペース幅より大きな画像は使わないこと。

こうした文章が表示される記事スペースは、何カラムかにもよりますが、大体900~1200ピクセル前後だと思います。

このくらいの横幅しか無いページに2000ピクセルといった巨大なサイズの画像を貼っても、自動的に記事スペースに収まるようにサイズが縮小されます。

しかしサイズが縮小されるにも関わらず、画像データまでは縮小されないので読み込む時間は遅いままです。

読み込み時間が遅くなるわ、サーバーの容量を圧迫するわで、意味が無いどころか逆効果です。

画像を使うことが多いなら、しっかり画面幅に収まるようにサイズ調整する癖をつけましょう。

画像の遅延読み込み

画像データを少なくしても、多かれ少なかれ表示するのには時間がかかります。

そのため画像の表示を遅延して行うようにすれば、最低限ページの文章だけでも表示されます。

画像の遅延読み込みとは、ページが読み込まれた瞬間に全ての画像を表示するのではなく、その画像がある場所まで読み進めたら表示するようにします。

こうすれば画像の表示時間の分散化ができるので、ページを読み込んだ瞬間でのページ速度は速くなります。

「Lazy Load」とついたプラグインなどがこれにあたり、サイトのテーマによっては標準搭載されているものもあります。

自分の使っているテーマに搭載されているか、なければプラグインなどをインストールして有効化しましょう。

読者の滞在時間を伸ばす

読者をページに留めておければ自然と広告自体を目にする機会も増やせます。

上記のページの高速表示もその一環で、読者が早期にページを離脱しないための処置になります。

最低限のボーダーラインは広告のある場所まで読んでもらうことです。

自分が広告を配置した場所まで読んでもらわなければ意味がありません。

理想形は読者が離脱しやすいタイミングになる記事中間~下部あたりに広告を配置し、離脱ついでに広告をクリックしてもらうこと。

そのため広告のクリック率が上がる記事中間以降までは読んでもらうくらいでないといけません。

滞在時間を長くする一番の方法は上質な記事を書くことですが、こればかりは経験やセンスがものをいうので、誰でもできるかというと難易度が高いです。

そこで比較的簡単に文章を読みやすくする・映えた記事にするなどの方法が挙げられます。

文字サイズ

記事の文章に使う文字サイズですが、おおむね18px前後を使っているところが多いです。

文字が小さすぎると単純に読みにくいですし、逆に大きすぎると1度に読める文字数が減ってしまい、文章スペースも多くなるためスクロールする回数が増えることにもつながります

特にスマホなどのモバイル端末でスクロール作業が多くなると、読むのが億劫なって離脱に繋がることも。

特にやたらとスクロールしないと読めない記事だと広告が画面に映ってもスルーされることが多くなります

大抵は18px前後サイズになっていることが多いですが、一応どのくらいのサイズになっているか確認してみましょう。

行間

あまり気にしない人もいるでしょうが行間が近すぎると文章が読みにくくなることがあります。

複数の文章がまとまっていると文字が次々と目に入ってくるため、読むのに疲れやすくなります。

モバイルだと特に顕著で、いくらスクロールしても文章が途切れない、なんてことも。

そのため文章は1文ごとに改行して完結させ、最低でも1行分ほど少し間を空けておくと読みやすくなることが多いです。

ただ共通して使える行間ははっきりしておらず、サイトによっては数行分の行間を空けていることも。

情報をまとめて表示したいなら行間を狭めに、読者の目に疲れを持たせたくないなら行間を広めに取るなどの調整の仕方はあります。

自分で記事を読んでみて読みにくいと思ったら、読みやすいと思えるくらいまで調整してみましょう。

画像を使う

記事に画像を貼るとそれだけで「映える」ため、読者の目にも留まりやすくなります。

何かの説明に図解などとして使うこともできるため、読者に理解してもらいやすくなるといったメリットもあります。

画像を使うまでもない記事でもない限り画像を使ってみると効果的です。

ただ先ほども書きましたが画像サイズには注意しましょう。

ページを高速表示するには画像データは少ないほうが良いため、大きすぎる画像の最適化は必要になります。

広告を記事冒頭に持ってくる

広告を記事の最初の方に貼っておけば、ページが表示されれば自然と広告が目に留まるようになります。

ただ欠点が2つ。

それが「ページの表示速度に影響が出る」「そもそも記事冒頭で広告をクリックするか?」という問題です。

広告というのは画像同様に表示するために読み込み時間を取るため、ページが表示されると同時に広告も表示されるようにするとページの表示時間がその分遅くなります。

そして「記事を読むことより広告を優先するか?」とも思う通り、一定の効果もあるようですが劇的な効果があるかどうかは微妙です。

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目指すはクリック率1%

以上がサイト運営を始めたての人でもできる広告のクリック率を上げる方法になります。

広告収入、特にアドセンス広告で収入を得ようと思うとクリック率1%(100PVで1クリック)以上を目指すことになります。

特に意識して対策していないと、クリック率というのは200~300PVでようやく1回(0.5%以下)といったことも多いです。

少ないPV数で収益を上げようと思うとこんなに読者が来るのを待っていられません。

どうにかして読者1人あたりのクリック率を上げる方が現実的になります。

ただ1記事内にいくつ広告を貼るかでも変わってくるため、複数の広告を貼っている場合は数百回広告が表示されてようやく1回クリックされるといった状態にもなります。

少ないPV数しかないサイトでは、たった1人の読者でもよく記事を読んでもらえるようにする必要があります。

サイト運営を始めたての人が対象の方法が多いですが、中々広告がクリックされなくて悩んでいる人はこれらのことを参考にしてください。

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